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60A 走行充電器の計画 その1

2018-09-23 |  走行充電器

先日、ZIL520の走行充電器の容量不足をブログにあげたが、今回は60Aの走行充電器の計画。

サブバッテリーを600Ahにして冷蔵庫と冷凍庫を積んだが、今年の北海道は雨ばかりでソーラーからの充電が思うように出来なかった。

走行充電器は30Aあるが冷凍庫、冷蔵庫を稼働しながらだと600Ahのサブを充電するには少ない。

この経験を元にして走行充電器を計画する。

 

これは、サブバッテリー用の14.4Vに設定した30A走行充電器。

15AのDC-DCを3パラで軽く使って30Aとしている。

サブサブバッテリーに充電する場合は、サブとリレーでパラに接続してこの充電器で充電している。

 

 

今回使用するのは、1ユニットで20A取れるDC-DCコンバーターを3パラで使う。

3パラで使うと 20A×3=60A取れる計画だ。

数字で示すと簡単だが、実際に大電流のユニットを組むのは色々注意が必要だ。

配線だけでなく、端子台、ビスの緩みなども簡単に発熱する。

 

 

一つで20A取る場合は、どの程度のファンが必要かをテストする必要がある。

さらにはユニットについているヒートシンクだけでいいかの検証も必要だ。

 

 

テーブルテストで動作させてみる。

ジルのオルタネーターの代わりに40Aのスイッチング電源を使用して、サブバッテリーの替わりに電子負荷を使用する。

配線は、実験なので手元にある適当な線を使用した。

 

 

10A出力ではヒートシンクの温度は40度を越えるが、ファンは無くても良さそう。

15Aではかなり発熱する。

 

 

 

実際にジルのサブバッテリーに接続してテストする。

サブとサブサブバッテリーはパラでつながった状態で、充電器の出力を20Aに調整する。

 

 

スイッチング電源の出力は22A程度。

 

充電器の出力は20.3A

 

スイッチング電源から充電器には22A流れている。

 

 

10分後のヒートシンクの温度は50.5度。さらに10分経過すると58度まで上昇。

 

 

少し大きい風量が倍くらいのファンに取替えたらヒートシンクは42度で収まった。

他に大きなアルミのヒートシンクを取付ける必要もなさそうだ。

 

 

簡単な測定では、このDC-DCの10A出力時の効率は95%程度で、20A出力時は93%程度だった。

基本的な事が決まったので、このユニットを3パラで使えばうまくいきそうだ。

 

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コメント (4)
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