北海道の旅での快適化の反省
今回、北海道の旅に出る前に特に実施したことが3つある。
1. エンゲルの32リットルの冷凍庫(マイナス18度)を設置。
2. サブバッテリーを従来の300Ahから600Ahに能力増強。
3. BSアンテナをモーター化。
1. エンゲルの32リットルの冷凍庫(マイナス18度)を設置。
エンゲルの32リットルの冷凍庫(マイナス18度)を3rdシートに設置したが、後日、キャン友さんと食事するために運転席の助手席へ移動した。
どちらも、ブレーキ時に移動しないようにロープで固定した。
温度はマイナス18度に設定。
これは過去にZILに積載のWAECOの冷蔵庫に冷凍食品を入れたが、それを保持しようとすると電気をバカ食いするのと、容量増を狙った。
良い点としては、
① エンゲルの冷蔵庫は温度変化が少なく、マイナス10度設定でもほとんどの食品は大丈夫だった。
② マイナス18度では、あさりやしじみを生きたまま冷凍が可能だし、塩分の多い明太子もカチカチに凍る。
③ 鮭はマイナス18度で一日冷凍すれば、アニサキスがいても死んでしまうので刺身で食べられる。
④ 北海道は肉系の冷凍食品が多いので保存が可能。
⑤ アイスの買置きが出来る。(好きなときにアイスが食べられる)
⑥ ゆがいた野菜を冷凍して小出しに使える。
⑦ 庫内の温度が表示されているので一目瞭然。
⑧ WAECOの冷蔵庫と違って霜が付きにくい。77日間で一度も霜取りをしなくて済んだ。
反面、悪い点としては
① マイナス18度設定で電気を一日に30Ah程度消費する。
② 当然ながら置き場スペースの問題。
③ コンプレッサーが動くので騒音が発生する。(ボクは気にならなかった。)
結論として
一人旅のときにはあまり外食しないので、冷凍庫があるととても便利。
山の中にこもったりしても一週間や10日は買出しに出かけなくても済みそうだ。
来年、北海道に行くときには今回と同様に積んで行きたい。
2. サブバッテリーを従来の300Ahから600Ahに能力増強。
これは、冷凍庫を設置した為の能力増強だが、これまでの北海道の旅で、意外に雨が多かったので電気対策として実施した。
重量的にサブバッテリーが6個なので合計重量は180kgになる。
カムロードベースのキャンピングカーではこれくらいが限度ではないかと思う。
サブバッテリーはバンク別に分けている。
サブ1(サブバッテリー)とサブ2(サブサブバッテリー)と使い分けしている。
充電する場合は一緒のケースが多いが、満充電になるタイミングは各々違うので手動でコントロールする場合もある。
ただし、満充電後は各々を切り離して使うが、電子レンジやエアコン等の負荷を掛ける場合は、リレーでパラに接続する場合もある。
今回、冷凍庫の為にあえて600Ahとしたが、冷凍庫が無くても長旅でエアコンや冷蔵庫を安心して使うには、サブバッテリーとして500~600Ah程度は必要だと思っている。
1泊から2泊程度の旅では、一般的になりつつある300Ah程度でもOKと言いたいが、長旅で雨が続けばすぐに電気不足に陥る恐れがある。
今回の旅では雨が多くて、ソーラーも役に立たず発電機を何度か動かした。
こちらが駄目なら、次はこの方法でと逃げ道を作ることも大切だ。
3. 北海道専用のBSアンテナ
東北以西では自動追尾のBSアンテナを使っている。
雨が降った時に外に出でアンテナ調整するのがおっくうなので対策した。
九州でテストしたときは、全く問題無かったが、北海道の一部で仕様した時に不具合が生じた。
① ジャンクのローテーターを使ったので方向表示が壊れていてアンテナがどの方向を向いているのか分からない。
② ローテーターの不調?で回らないときがある。(ジャンク品だから仕方ないかも)
③ 車が傾いて止めた場合には電波を拾わないときがある。そのときには仰角調整が必要。
④ 根室等電波が弱い地域では、ローテーターの回転スピードが速くて電波を拾うタイミングが取れない。(少し回転スピードを遅くする必要あり)
これは九州での仰角設定。
もう一つの線は北海道での仰角だ。
車が傾いて止めた場合は仰角調整が必要。もう少し簡単に調整できないといけない。
大きさ的にもいい小型のローテーターだが、方向指示が出ないし、時々回らない。
交流モーターだから速度調整が出来ない。
さて、来年の北海道はどんなふうに対策しようか。
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