東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

雨の北新地で酔う…

2009-07-01 15:26:25 | 日記
 知人のSMさんのお子さんがチーフとして頑張っている店が北新地にある。
鉄板焼&天ぷらの店「義」というお店だ。メインストリート新地本通りの北側、国道一号線に面してランドマーク的な「焼肉スエヒロ」のすぐそば。
北新地は東京で言えば銀座か。。。クラブやラウンジ、あらゆる種類の食べ物屋にアンテナショップがひしめく街だ。お姉さんたちもミナミよりツンツンしているイメージだが、昔ほどでもないらしい。もちろんお値段もピンキリで敷居の高いところもあれば、アットホームに寛げる場所もある。イメージ先行で滅多に行くことはないが、今回は知人の関係ということで、いそいそ出かけた。

 ビルの地下を下っていく。明るい色の木の扉を開くと店内はいかにも北新地!という洗練された造りになっている。玄関のような低い段があるので思わず靴を履いたままでいいのか聞いてしまう。スタッフは男女とも若いが皆よく訓練されている。
SMさんの長男であるチーフのSくんが個室へ案内してくれた。月曜日、しかも雨が降りしきる晩で、店はちょっと暇の様子。良いときに来たものだ。
単品で注文するよりコースがお得のようだ。鹿児島黒牛のステーキや活伊勢えび、アワビはそれだけで1万円前後するが、コースならそれに幾らかプラスでフルコースを楽しめる、、、天ぷらコース、鉄板コース、コンビネーション(両方) コースとあってそれぞれに三種類の値段設定がある(どれも贅沢には違いないが…)。
色々食べたいので、コンビネーションの真ん中のコースでお願いした。

先付けは冬瓜と鴨 お造りは鮪と鯛の二種盛、魚が新鮮で本当に美味しい!
大根と水菜のサラダはさっぱりとポン酢で。天婦羅は活車海老一本・魚介類二品・野菜三品。。。天汁か三種類の塩でいただく。しっかり仕事している感じだ。

牛肉は鹿児島黒牛の特選フィレ。これまた抜群に美味い!焼き加減といい、肉の旨味といい最高だった。有機焼き野菜が添えられるが野菜自体が甘い!これも別の三種類の塩で。
 
ご飯は天茶漬け( かき揚げの乗った出汁のお茶漬け)を選ぶが、これも大正解!これだけ食べに来てもいいかも(単品で1,029円)。最後はデザートのコーヒーゼリーで… コストパフォーマンスが抜群で大満足。
生ビールを二杯、お酒は熱燗二、三合、焼酎は吉兆宝山の水割りを二杯。

商売以上に気を遣ってくれたSくんにお礼を言い、今日もほろ酔い気分になって店を出る。
久しぶりの北新地をそぞろ歩く、、、傘を差して行き交う人も皆楽しそうだ。
宝石箱をひっくり返したように色とりどりのネオンサインが雨に滲む。北新地は雨の似合う街、絵になる、歌にもなる街だな~と実感する。。。

たまにはこんな贅沢もいいだろう。。。しかし連ちゃんなので体重が心配だ、、、でも、まぁ~いいか~(笑) 明日からまた仕事頑張ろう!!