東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

7年落ちのダイハツ・ミラはとっても美人

2009-06-26 15:04:41 | 日記
 クルマに興味が無い。。。最近は免許も持ってない野郎もいるという。
まだ息子は免許を取得しただけ、マシということか。。。
私が10代、20代の若者だった頃を思い返せば信じられないことだが、今の世の中、クルマの優先順位はかなり低く、特に必要を感じないらしい。

 私の世代ではデートにクルマは必需品というか、いかにクルマを利用して楽しいデートを演出し、ラヴ・アフェアーに持ち込むか…に全力を傾注した記憶がある。お気に入りの曲をカセットテープに録音したり、カーコロンを彼女好みに変えたり、室内照明を変えたり、デートコースの下見までしたことがある。

 私は16歳で自動二輪の免許を取得していたので、当時は目的も無く東京都内や近郊をYAMAHA RX350という中古のバイクで走り回って、初めて自分の住んでいる街の地理を知り、感動すらしたものだ。ちょっとした探検気分だった。メカも近所のバイク屋さんで勉強した(当時は単純な構造だった)。大きな事故をしたこともなく、今となればバイクに関して悪い思い出は何一つ無いような気がする。いろんな意味で大人への入り口にいてくれたのがRX350だったと思う。。。

 当然、ナビもない時代であったが、地図を傍らに置き、不安と希望を胸にハンドルを握りながら、この道はどこまでも続いているんだな~、どこへでも行けるんだな~と、、、無限の可能性を自分に重ね合わせていたものだった。。。
そして自動車免許を18歳で取得、、、クルマはバイクのように寒くないし、暑くないし音楽を聴きながら話もできるし、こりゃ数段クルマの方が快適!。。。
 当時のクルマはどれも個性的で魅力的だったし、名車と呼ばれるクルマが多数輩出された時代だ。クルマ自体が憧れであり、それに乗れることが喜びであった時代だ。私が最初に愛したクルマは日産のブルーバード510SSSクーペ…彼との思い出は尽きないなぁ~ 排ガス規制の真っ只中、碓氷峠で新型フェアレディZをぶっちぎったのを思い出す。
 
 それから30年以上… 価値観はやはり大きく変わってしまったようだ。クルマに対する思い入れは一部のエンスーだけのもので、それほどエキサイティングなことではなくなった。

自宅から離れて暮らしている息子は現地で必要に迫られ、いよいよクルマを買うことに。しかしクルマは普通に動けば良いらしい。クルマにロマンを求めるような若者は稀有なのか・・・単なる足でOKだと彼は言う。
予算は諸経費込みで三十万円、諸費用の掛からない軽自動車が息子の条件だ。
家内の友人でダイハツに勤めているYOちゃんに頼んで探してもらった、、、
それが⇒ なかなかキレイなミラである。検査2年付で走行距離が16,000キロというのが魅力だ。
外観だけでなく室内も丁寧に使われていたようで、YOちゃんはお勧めの一台だと言う。
 元より何でも良いと言っていた息子なので、それで注文することにした。勿論、お金は彼が払う。それ以外に任意保険も掛かってくるが、、、
まぁ今はクルマに興味がなくても人並みに運転できればいいとしよう。

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