普通の日々

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再凍結

2011-10-03 23:42:54 | ニュース関連
埼玉・朝霞の旧米軍基地跡地利用:公務員宿舎凍結へ 首相視察「腹を固めた」 (毎日新聞)
【首相は同日午前、3ヘクタールの建設予定地を回り、担当者から計画概要の説明を受けた。首相は計画見直しの理由について、記者団に「国会の中での提言を受け止めた」と説明した。
 同宿舎は13階建て2棟(850戸)を予定し、建設費は105億円。09年11月、当時の鳩山政権が事業仕分けで建設計画の凍結を決めたが、野田首相が財務相時代の昨年末に凍結を解除。首相就任前日の今年9月1日に着工していた】

みんな・渡辺代表 朝霞宿舎凍結に「ぶれまくり政権」 (産経新聞)
【みんなの党の渡辺喜美代表は3日、野田佳彦首相が東日本大震災に伴う復興増税に国民の理解を得るため埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎建設の凍結を決めたことについて「世論に押されて再び凍結せざるを得なくなった。こういうブレまくりの政権は過去2代の民主党政権にもよくあった」と批判した】
 まあ、実際にそうなんだからそう批判されてもしょうがないでしょう。それにしても自分達の仕分けで凍結したものをどういう理由で凍結解除したのでしょうか?凍結を決めた仕分けから昨年末までの間に凍結解除の理由になるだけの変化ってありましたっけ?
 それに今は復興の為に増税の話が出てくる様な状況です。このタイミングで仕分けで凍結された筈の、必要不可欠とは思えない宿舎の建設が行われていたら批判の対象になるのは当然でしょう。この状況で建設を続行している役人の鈍感さにも呆れるし、復興費用調達の為にこの宿舎建設を中止を打ち出せなかった政府・民主党にも呆れる。
 凍結解除になった理由と再凍結になった理由、それについて政府にはキチンと説明して貰いたものですな。