普通の日々

ごく普通の日々の事

周辺からの調達はまだ無理?

2011-04-24 22:11:04 | ニュース関連
避難区域から引っ越せない…業者の拒否相次ぐ(読売新聞) - goo ニュース
【東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、1か月後までをめどに避難を求められている福島県の計画的避難区域で、住民が引っ越しの依頼を業者に断られるケースが相次いでいる。
 引っ越し業者側は「社員の安全を考えると作業させられない」などとしており、現在、6000人以上とされる5市町村の計画的避難区域にいる住民の移動に支障が出る恐れもある】

 民間業者に無理をさせる事は出来ないし、オーバーワーク気味で広域で複数の任務に当たっている自衛隊を投入する訳にもいかない。ここは行政、それも計画的避難区域を設定した国に動いてもらうしかないでしょう。本来なら東電にやらせたい所ですが、被災者への賠償で手一杯でこの問題まで背負う余裕はなさそうですし。
 国が金を出してここで作業をしても良いという人と車をかき集めて、避難区域での引越し作業に従事してもらう。専門業者よりも作業効率は数段落ちるでしょうけど、こうでもしないと引越し作業は進まないと思いますよ。

避難所の食事、改善を=「1日2食」「肉野菜なし」-栄養士会 (時事通信)
【東日本大震災の発生から1カ月半。避難所では今も肉や野菜が足りず、不十分な食事しか提供できない所も多い。持病が悪化する高齢者もおり、管理栄養士でつくる日本栄養士会は、支援の必要性を訴えている】
【阪神・淡路大震災や新潟中越地震では、1週間ほどで周辺都市から弁当類が供給され、食事の量やバランスが改善された。今回は被災地域が広すぎて周辺から調達できない。避難所で食事を作る人も足りず、食材を活用できないケースもある】

 確かに今回の震災の被災地域は広範囲となりました。インフラや被災者の心身へのダメージは『阪神・淡路大震災や新潟中越地震』よりも大きいと思われる。
 とはいえ、震災発生から40日以上が経過している。津波の被害を受けなかった内陸部の復旧は相当進んでいると思うんですがね。復旧は進んでいるけど沿岸部に食事を供給出来る所まではいっていないという事なのだろうか?