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致命的な問題でもあるのか?

2011-04-12 23:55:33 | ニュース関連
仮設住宅用地、3県で2万6千戸分確保の見通し(読売新聞) - goo ニュース
【東日本大震災の被災者が入居する仮設住宅建設について、大畠国土交通相は12日の閣議後の記者会見で、岩手、宮城、福島の3県で計2万6000戸分の建設用地を確保できる見通しとなったことを明らかにした】
 大きな自然災害、特に大規模な地震が発生すると仮設住宅が建設される。これまでにその仮設住宅の建設シーンを何度もニュースで見ていますが、建設されるのは全て平屋建ての住宅なんですよね。アパートみたいな2階建ての仮設住宅は見た事がない。これはどうしてなんでしょうか?
 2階建てだと確かに色々と問題もあると思う。所詮はプレハブですから2階で歩く音ですら1階に響いて聞こえる事になるかもしれない。それに平屋よりも工程が増えて工期が長くなるだろうし、建設に必要な人員や重機の確保も2階建ての方が手間が掛かりそうですしね。素早く被災者に提供するという点では平屋の方が有利だと思う。
 でも、仮設住宅の用地確保が困難なケースは今回に限らず多い。それを考えると同じ面積に2倍の戸数となる2階建てって魅力的だと思える訳です。騒音の問題は工夫次第で緩和できるだろうし、必要人員や工程についても打つ手はあると思うんですよ。なのにどうして2階建ての仮設住宅ってないんでしょう?何か平屋に比べて致命的な問題でもあるんでしょうか?