死刑は回避、釈放・亡命へ

アフガン：キリスト教へ改宗の男性釈放、亡命へ (毎日新聞)
【アフガニスタンでイスラム教からキリスト教に改宗した４０歳代の男性の措置をめぐる問題で、同国法務省高官は２８日、刑務所に収監していた男性を釈放したと明らかにした。ＡＰ通信が報じた。
　ＡＰ通信によると、高官は「彼には精神的に問題があるとの情報を得て検討した結果、裁判に耐えられないと判断した」と理由を語った。男性は２７日夜に釈放され、「アフガン以外の国」での保護を求めているという】
イスラム教から改宗、死刑の恐れの男性釈放　アフガン (朝日新聞) - goo ニュース
【イスラム教国のアフガンでは、他宗教への改宗はイスラム法（シャリア）によって死刑となる恐れがあり、欧米各国が懸念を強めていた。
　釈放決定には、アフガン復興に協力する各国との関係悪化を避けたいとするカルザイ大統領の意向が働いたとみられる。
　一方、国内ではイスラム保守派を中心に反発が強まっている。２７日には北部マザリシャリフで数百人が集会を開き、「キリスト教徒に死を」と気勢を上げた】
　この前書いたアフガンの改宗問題ですが、実質的な国外追放みたいな形になったようですね。ただ、政府として国外追放という処罰を下した訳じゃないので、今後問題化するかもしれません。後はアフガン政府の実力次第といったところでしょうか。
　やっぱり宗教って大変ですよね、色々あって。