アフガンでキリスト教改宗者を逮捕・起訴=欧米が非難の大合唱 (時事通信) - goo ニュース
【アフガニスタンでキリスト教に改宗した男性(41)が逮捕・起訴され、欧米各国が非難の大合唱を繰り広げている。2001年にイスラム原理主義勢力のタリバン政権が崩壊して以降、民主社会の建設を進める同国にとって、今回の事件は自由化の度合いを計る試金石と受け止められている。
司法当局者によれば、男性は16年前にパキスタン西部ペシャワルでキリスト教系援助団体で働いていた当時に改宗。ドイツに9年間居住した後、アフガンに帰国したが、改宗したことを家族が当局に密告、約2週間前に逮捕された。
初公判で男性は改宗の事実を認めた上で、「後悔はしていない」と述べ、イスラム教への再改宗を拒否した。次回公判は2カ月以内に開かれる。裁判で有罪になれば、死刑判決が下される可能性がある】
ローマ法王:アフガン大統領に書簡、改宗男性に「慈悲」を (毎日新聞)
【バチカンからの報道によると、ローマ法王庁は25日、イスラム教からキリスト教への改宗が罪に問われて拘束され、極刑の危機に直面しているアフガニスタンの男性(41)をめぐり、ローマ法王ベネディクト16世がアフガンのカルザイ大統領に「慈悲」を求める助命の書簡を送ったことを明らかにした。
アフガンはイスラム教が国教で、シャリア(イスラム法)では改宗は極刑にも相当する大罪だが、書簡は「アフガンの憲法も認めている」として、男性の「人権尊重」を求めているという。
ブッシュ米大統領をはじめ、欧州諸国もカルザイ大統領に既に善処を要請、AP通信などによると、男性は近く釈放されるとの見方も出ている。
しかし、アフガンの宗教界は「(イスラム教の聖典)コーランは明確だ。結論は死しかあり得ない」と欧米の介入に反発、釈放されれば暴動となるとしており、混乱が広がる可能性もありそうだ】
宗教問題ですから判断が難しいですよね、これは。死刑にすればイスラム教圏国家以外から非難される事は確実であり、アフガニスタンの現政権としては色々な協力・援助の事を考えれば、そういう事態は何とかして避けたい。でも、簡単に釈放すれば国内外のイスラム教勢力が反発する事も必至。アフガニスタン国内が騒乱状態になる可能性もある。
双方に配慮する形で一番妥当と思えるのは、国外永久追放でしょうね。これなら死刑を避ける事で諸外国の非難をかわせるし、宗教勢力に対しては改宗したアフガン人の居住を認めない事を明言する形になり、死刑を避けた事の言い訳にはなる。
記事にある情報から考えると、多分この辺りが妥協の限界点だと思うんですが、後はアフガン政府の実力次第でしょう。
それにしても『当局に密告』って、どういう事なんでしょうね?アフガンの政府組織って、宗教問題も扱うのか?
ああ、そういえばもう1件、改宗のニュースがありましたね。
トルシエ氏がイスラム教に改宗 名は「オマル」に (朝日新聞)
【サッカー前日本代表監督のフィリップ・トルシエ夫妻がラバトでイスラム教に改宗したと、夫妻に近い関係者が23日明らかにした。
関係者によると、トルシエ前監督はフィリップからオマル、夫人のドミニクさんはアミナと改名し、式典は17日に行われたという。地元紙の報道では、同前監督は「この件を仰々しくしたくない。自分の気持ちは内に秘めておきたい」として多くを語っていない】
別の記事で「オマール」ってなってますね。って、何を考えているの?トルシエ。
まあ、おフランスが自国民が改宗した位でガタガタ言う事はないだろうけど、これでキリスト教圏国から監督依頼がくる可能性は低くなったんじゃないのかなぁ。それにイスラム教の決まり事とか大丈夫なの?それともそういうのがどうでも良い心境になったのかな?
【アフガニスタンでキリスト教に改宗した男性(41)が逮捕・起訴され、欧米各国が非難の大合唱を繰り広げている。2001年にイスラム原理主義勢力のタリバン政権が崩壊して以降、民主社会の建設を進める同国にとって、今回の事件は自由化の度合いを計る試金石と受け止められている。
司法当局者によれば、男性は16年前にパキスタン西部ペシャワルでキリスト教系援助団体で働いていた当時に改宗。ドイツに9年間居住した後、アフガンに帰国したが、改宗したことを家族が当局に密告、約2週間前に逮捕された。
初公判で男性は改宗の事実を認めた上で、「後悔はしていない」と述べ、イスラム教への再改宗を拒否した。次回公判は2カ月以内に開かれる。裁判で有罪になれば、死刑判決が下される可能性がある】
ローマ法王:アフガン大統領に書簡、改宗男性に「慈悲」を (毎日新聞)
【バチカンからの報道によると、ローマ法王庁は25日、イスラム教からキリスト教への改宗が罪に問われて拘束され、極刑の危機に直面しているアフガニスタンの男性(41)をめぐり、ローマ法王ベネディクト16世がアフガンのカルザイ大統領に「慈悲」を求める助命の書簡を送ったことを明らかにした。
アフガンはイスラム教が国教で、シャリア(イスラム法)では改宗は極刑にも相当する大罪だが、書簡は「アフガンの憲法も認めている」として、男性の「人権尊重」を求めているという。
ブッシュ米大統領をはじめ、欧州諸国もカルザイ大統領に既に善処を要請、AP通信などによると、男性は近く釈放されるとの見方も出ている。
しかし、アフガンの宗教界は「(イスラム教の聖典)コーランは明確だ。結論は死しかあり得ない」と欧米の介入に反発、釈放されれば暴動となるとしており、混乱が広がる可能性もありそうだ】
宗教問題ですから判断が難しいですよね、これは。死刑にすればイスラム教圏国家以外から非難される事は確実であり、アフガニスタンの現政権としては色々な協力・援助の事を考えれば、そういう事態は何とかして避けたい。でも、簡単に釈放すれば国内外のイスラム教勢力が反発する事も必至。アフガニスタン国内が騒乱状態になる可能性もある。
双方に配慮する形で一番妥当と思えるのは、国外永久追放でしょうね。これなら死刑を避ける事で諸外国の非難をかわせるし、宗教勢力に対しては改宗したアフガン人の居住を認めない事を明言する形になり、死刑を避けた事の言い訳にはなる。
記事にある情報から考えると、多分この辺りが妥協の限界点だと思うんですが、後はアフガン政府の実力次第でしょう。
それにしても『当局に密告』って、どういう事なんでしょうね?アフガンの政府組織って、宗教問題も扱うのか?
ああ、そういえばもう1件、改宗のニュースがありましたね。
トルシエ氏がイスラム教に改宗 名は「オマル」に (朝日新聞)
【サッカー前日本代表監督のフィリップ・トルシエ夫妻がラバトでイスラム教に改宗したと、夫妻に近い関係者が23日明らかにした。
関係者によると、トルシエ前監督はフィリップからオマル、夫人のドミニクさんはアミナと改名し、式典は17日に行われたという。地元紙の報道では、同前監督は「この件を仰々しくしたくない。自分の気持ちは内に秘めておきたい」として多くを語っていない】
別の記事で「オマール」ってなってますね。って、何を考えているの?トルシエ。
まあ、おフランスが自国民が改宗した位でガタガタ言う事はないだろうけど、これでキリスト教圏国から監督依頼がくる可能性は低くなったんじゃないのかなぁ。それにイスラム教の決まり事とか大丈夫なの?それともそういうのがどうでも良い心境になったのかな?