中国語学校の窓ガラスに金属弾 東京の日中学院 (朝日新聞) - goo ニュース
【１８日午前６時５５分ごろ、東京都文京区後楽１丁目の語学学校、日中学院（吉田隆司学院長）正面入り口のガラス扉に、直径３ミリほどのくぼみが四つあるのを出勤してきた清掃員が見つけ、警視庁富坂署に通報した。近くに金属製の弾が落ちており、同署は、中国での反日デモへの反感からエアガンのようなもので撃った可能性があるとみて、器物損壊の疑いで調べている。
富坂署の調べでは、１階正面のガラス扉の取っ手近くに、四つのくぼみがあり、扉のすぐ下で直径約５ミリの金属製の弾が二つ見つかった。くぼみは２０センチ四方ほどの範囲にあった。歩道に面した格子状のシャッターは下りており、格子のすき間から約２メートル離れたガラス扉を狙ったとみられる。エアガンの弾はプラスチック製だが、バネを取り換えるなどして改造すれば発射能力を高めることができるという。けが人はなかった】
器物損壊：中国・反日デモに反発？ 日中友好団体に金属弾－－東京と神奈川・藤沢 (毎日新聞)
【１８日朝、東京都文京区と神奈川県藤沢市の日中友好団体の建物に、金属弾が撃ち込まれる事件があった。警察当局は、中国各地で起きている反日デモに反発した嫌がらせの可能性もあるとみて、器物損壊容疑で捜査している】
【金属弾は、エアガンで使うプラスチック製のＢＢ弾の威力を強めるために使われ、一般的には改造エアガンなどで発射されるケースが多い。１０日朝には、横浜市中区の中国国有銀行「中国銀行」の入居するビルの玄関ガラス扉が９カ所ひび割れ、同様の金属弾１２個が見つかっている】
日中学院の扉に穴 東京 (産経新聞) - goo ニュース
【十八日午前六時五十五分ごろ、東京都文京区後楽、日中友好会館の別館にある語学学校「日中学院」（吉田隆司学院長）で、正面玄関ガラス扉に穴（直径三ミリ）が四カ所開いているのを清掃会社の女性従業員が見つけ、富坂署に通報した。ガラス扉の前に遊戯用のＢＢ弾とみられる金属球（直径約五ミリ）二発が落ちており、同署は器物損壊事件として調べている】
当然といえば当然なんですが、この手のニュースが増えてきました。中国での反日デモが収まらない限りはまだまだ増えるでしょう。警備と捜査に時間を取られるが警察には頑張って貰わないとならない。
それにしても産経系列はどうして間違った情報を堂々と記事にするのか？中国銀行の事件の時も夕刊フジの記事に同様の文章が載ったが“遊戯用のＢＢ弾とみられる金属球（直径約五ミリ）”なんて物は存在しない。ソフトエアーガンに使用する為に生産・販売されている金属弾など存在しないのだ。
おそらくこの金属球は、ヤフオク等に常時出品されている直径約６ミリのボールベアリングである。朝日・毎日はそのあたりの事が分かっているのか、通常はプラ製の弾である事・改造の可能性について書いているが、産経・夕刊フジは全く何も調べずに記事を書いて流している。
細かい事を言っていると思われるだろうが、報道機関である以上正確な情報を伝える事が必要なのである。この場合も“遊戯用のＢＢ弾と同じ大きさの金属球”、もしくは“金属球（直径約五ミリ）”と書けばよかったのだ。知らないのであれば余計な事を書く必要は無い。
