普通の日々

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インド海軍

2005-04-12 22:06:56 | ニュース関連
インドが空母を自力建造へ=8年後に竣工 (時事通信) - goo ニュース
【インド政府当局者によれば、同国は8年かけて空母を建造する計画に着手した。インド史上、最も野心的な軍事計画の1つとなる。海軍省スポークスマンによると、南部のケララ州のコーチン造船所で11日、ムケルジ国防相(写真)が出席して起工式が行われた。2012年に竣工の予定。
空母は全長252メートル、3万7500トンで、英国製とロシア製ジェット戦闘機30機を搭載する。インドが22年以上かけて自力開発した作戦機も搭載される。空母は4基のガスタービン・エンジンを動力とし、航続距離は7500カイリ、最大巡航速度は28ノット。将校160人と水兵1400人が乗り組む。
インドは外国製空母2隻を保有していたが、1隻は1997年に退役したため、実戦配備されているのは「ビラート」だけ。昨年インドはロシアから4万トンの中古空母「アドミラル・ゴルシコフ」を15億ドルで購入する契約に調印した。改装したあと、2008年に就役する】
 何でこうインド海軍は空母を欲しがるんだろう。空母機動部隊の費用対効果を理解していないんじゃないだろうか?直衛の艦艇にろくな対空能力が無いのに、空母を増やしたって的になるだけだろう、相手は対艦ミサイルの飽和攻撃をかければいいだけの話だ。直衛の艦艇にイージス並みの防空能力を持たせるとなると、今度は機動部隊全体の建造費用・維持費用が超巨額になる。その費用を果たして捻出し続ける事が出来るのか?
 インド海軍は基本戦略をきちんと見直した方がいいと思う。あれも欲しいこれも欲しいで兵器を揃えても運用できなければ話にならない。運用が出来ていない機動部隊を誰が恐れるだろうか?

中国国民は自国の歴史を理解しているか?

2005-04-12 20:26:54 | ニュース関連
中国人の96%、日本の教科書検定結果は侮辱と回答=調査機関 (ロイター) - goo ニュース
【中国社会調査所が実施した調査によると、対象となった中国人のほぼ全員が、5日に発表された日本の教科書検定の結果を侮辱であると回答し、また、大半が「公然の挑発」と表現していることが明らかになった】
【新華社通信は前夜の報道で、中国社会調査所の調査結果として、「回答者の約93%は、日本政府が今回の検定結果によって歴史をわい曲していると答えた。約96%は、そのような行動は中国人の感情を深く傷つけるとともに、引き続き中国人に対する侮辱である、としている」と伝えた】
香港の教師・学生、教科書問題で小泉首相に書簡を送付へ (ロイター) - goo ニュース
【中国での反日デモが広がりをみせ、香港では、教師や学生が小泉首相に、日本の戦時の残虐行為を糊塗(こと)しないように求める書簡を送付する運動が起きている】
【ホー議員は、「教師や学生は、日本の過去について真実を学生に伝えるように日本に要請する書簡を書く。誤ったメッセージを若い世代に伝えるべきではない」とし、「これらの書簡は、小泉首相に送付されることになる」と語った】
中国首相、日本に歴史直視と常任理事国入りの再考求める (ロイター) - goo ニュース
【温家宝首相は、日本は「歴史を公平に直視」しなければならないと述べ、中国における抗議活動は、日本に国連の安保理常任理事国入りに関して、真剣に考え直させることになるとの見解を示した。
 同首相は、記者団に対し「アジアからの大きな反応は、日本政府に(この問題を)深刻に熟考させることになるだろう」と述べ、「歴史を尊重し、過去の歴史に責任をとり、アジア各国や世界の信任を得る国のみが国際社会でより大きな責務を果たせる」と語った】
 約96%と数字だけ見れば凄い数字なんですが、この調査を実施するに当たって日本の教科書検定についての正確な情報を与えているかが疑問なんですよね。批判・偏向情報しかないとしたら、こんな調査をしたって結果は最初から見えているでしょう。調査対象となった中国人がどのような情報を持っていたかが分からない限り、この調査結果にどうこう反応する必要は無いですよ。
 で、香港のニュースですが再三書いてますけど、お宅の国の教科書には嘘や歪曲は無いの?につきますよね。中国の歴史教科書にはどんな事が書いてあるのか?そしてその歴史の授業はどういうものなのか?それにもう1つ、中国の教科書にはかつてベトナムやチベットでの中国の行為をどう書いているのか?これら全てが知りたいですね。1つでも嘘や歪曲があれば中国は日本の教科書に文句をつける資格が無いですから。
 最後の温家宝首相の発言はそのままそちらにお返しします。ベトナムやチベット、スプラトリー諸島問題で周辺国どころか国際的な問題も起こしている中国にも、安保理常任理事国の資格があるかといえば大いに疑問がある。貴方の国が“アジア各国や世界の信任を得る国”だとは到底思えない。