お世話になっている、株式会社中村木材店様の主催で、
来年4月から施行になる改正建築基準法と省エネ法適合義務について、
勉強会の講師を務めました。
対象は、地元の工務店や住宅会社の方たちでしたが、参加者がなんと40名近く!
最初、ちょっと緊張しましたが、およそ1時間、久々にしゃべり通しました。
業界ネタになりますが、大きな改正として。
2階建の住宅等で建築確認の特例が無くなって、審査時に提出する図面が増えます。
都市計画が敷かれていない町村で、今まで工事届だったところも。
当然ながら、審査期間も長くなる。
ただ、特例無の確認申請をやってきた者としては、
緩和措置も用意されているので、そんなに大騒ぎすることもないように思う。
そして、構造関係の基準、耐力壁算定と柱の小径算定が見直しされる。
これには、計算ツールが用意されていて、試してみましたが、
まあまあな感じで、耐力壁の長さが増えそう。
気になるのは、県条例の対応かな。
積雪を考慮して、負荷のある係数を選択することになっているから、今後の動きに注意が必要。
更に、省エネ法への適合が、すべての建物に義務付けられる。
こちらも、住宅に限っては仕様規定での対応が認められているから、思っていた程不安が無いかも。
確認申請で準備する図書は増えるのでしょうが、果たして小職に依頼が来るのか。笑
大変になるかもですが、「たいへん、たいへん」って騒いでも解決はしませんから、
アップデートして、粛々と対応するのが一番です。
とか言いつつ、昨年11月に講習会があって聞いてきて、おさらいしなくちゃと思っていたのに、
半年以上放置していたので、テキストを読み直すよい機会を頂いたってことになります。
詳細版は、中々わかりやすくまとめられていて、読むのめんどい告示とか通達とか、見やすく理解しやすい!
省エネのQ&Aは、自分が疑問に思わないことも、どなたかが質問してくれてて、すごく納得している。
講習会テキストをこれほど読み込んだことないかも~笑
ひと先ずは、大役を果たしてほっとしています。
@ふると