Full-Tone

女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

最近読んだ本 その1

2020-10-06 14:27:16 | 本と雑誌

馳星周氏が直木賞を受賞された、少年と犬

ようやく読み終えました。

小説は基本的に図書館から借りることにしているので、

順番がようやく回ってきたってことです。

馳氏の作品はマフィアとかやくざとかが登場して、

騙し合いや殺し合いが描かれている印象が強く、

読もうとしなかった時期がありました。

変わったのが、「ソウルメイト」という本が雑誌で紹介されていて、

その1冊に感動してからのファンの一人。

ワンちゃんと人間との絆が描かれていて、2作目もあるのです。

好きな本を聞かれるとこの2冊を答えていて、

「号泣ものなので、人前では読まないで」と付け加えている。

電車の中で読んでて、ボロボロ泣きだしたら大変でしょ!

さて、馳氏と私は、生年月日が同じ。

見えない絆がありそうな気がしている。笑

なのだけれど。

「少年と犬」は、直木賞に対する期待がすぎたのか、

私の理解度の低さなのか、ちょっと残念なだったかな・・・。

あまり人を死なせないで欲しい。

好みの問題だろうけど、「ソウルメイト」の感動が大きすぎたみたい。

もう一度読み返してみたら、直木賞たる所以が分かるかな。

ただひとつ、間違いないことは、

文章から情景やら空気感やら、感じることができる。

だから、馳氏の作品に惹かれているのだと、改めて感じた作品になりました。

@ふると

コメント
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