ブリキ屋

富の再分配が政治の大きな役目と思っています。
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マスコミが創り出した高齢者の死亡事故多発?

2019年04月28日 | 高齢者

最近マスコミが”また高齢者の死亡事故”と毎日のように報道しています。
実際この国では全国で毎日10件程度の死亡事故が発生しています。
高齢者の死亡事故のみ取り上げるマスコミの報道は真実なのでしょうか?

よくブログで警察庁の資料によると、75歳以上の運転者の死亡事故件数は、75歳未満の運転者と比較して、免許人口10万人当たりの件数が2倍以上多く発生している”等と言う文章を見かけます

どこからこういう情報を持ってきているのでしょうか?

人口10万人当たり死亡事故発生件数ではさすがに80歳以上は多い方ですがそれでもむしろこの10年で1/2に減少しています。 高齢者人口は増えているにも関わらず!
WEBやマスコミではすぐショッキングな事象のみ大げさにアピールし民衆に誤解を生ませかねません。 

そして痛ましい事故や高速道路の逆走などほとんどが都市部たまに運転する方ではないでしょうか? 実際に地方で生活の足として使用している人に間違っても人波に車を突っ込んだりする機会はありません。 
しかもサラリーマン生活を終え悠々自適のゴルフに使用と未だ現役で働いている人とでは環境が全く異なります。

交通アクセスの無い地方の郊外に行けば1車線両方通行で対向車には気を配り逆走する理由もありません。
仮にアクセルとブレーキを間違えても農道から脱輪等死亡事故には至らず、他損ではなく自損がほとんどとなります。 

そして何かにつけ年齢を引き合いにだすのもどうかと思います。 確かに人間年齢には勝てませんが自分の周りでは70歳でホームページやFacebookを運営してる方も大勢いらっしゃいます。  

そして地方の過疎化が進む今日、都市部の事故を引き合いに出し生活の足を奪うのはどうかと思います。
年齢制限を設けるなら大事故の起こる可能性の高い都市部に限定すべきだと思います。
マスコミが騒いだため交通アクセスの無い地方部をごっちゃにして切り捨てるのはあんまりです。

年齢で全てが決まるならまずこの国の政治家財界人のトップの刷新からすべきでしょう。



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