連想プロセッサ

「連想プロセッサ」の開発 – 賢いコンピュータを目指して
＞上記ページから引用
そこで私が言いたいのは、どうもわれわれの知能の元と
いうのは、方程式を解くとか、そういう能力じゃなしに、
どうも過去の経験が一杯頭につまっていて、ぱっと入っ
てきたものに対して、もっとも近いものをすっと思い出す、
いわゆる「連想」ということが基本になっているんじゃな
いかと考えたわけです。もっともこれはアリストテレスの
時代からみな言っていたことですけれどね。それでは、今
の半導体技術、一番最先端の半導体技術を使って、こうい
うものを作ってやればいいじゃないかというのが発想の元
となっています。
＞引用終わり

換言すると「人間というのは、経験から成長してい
く」というものなのかもしれない。仕事でいえば、
マニュアルには経験ほどのリアリティが無いから、
完全なマニュアルというのは存在しないということ
かな。連想の辞書への登録率が悪いんだろうと思う。

ともかく子供には「汗をかきなさい」と言ってるん
だか、無駄にみえても愚直におこなうことの大切さ
は、合理的でクールな子供にはわからない。

p.s.
　昔、むかし、業務中、突然走行する車の前に、軽トラ
が割り込んできて、回避して路肩で横転（怪我はなし）
したことがあった（今から思えばぶつかった方が良か
ったと思うが）。あの時スローモーションな瞬間を初
めて体験した。危機を前に脳が過去の情報を総動員し
ている瞬間といわれる。漠然とこれなら死なないと思
って妙に冷静にいた。あの時、ギアをローに入れれば
と後から思ったけど、友人から実際にはそんな時間は
ないもんだと言われた。
　あんな瞬間の脳パワーを仕事中発揮できれば、もう
少し仕事が片付くかもしれないけど。危機が隣あわせ
にあれば可能かな？そんな職場ヤだけどね。