夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

サイコロを振った後にはプリマダム

2006年03月16日 | Weblog
バタバタとした毎日で更新できないでおりました。

昨日、舅の病状を先生から説明を受けた。
口を濁していたけれど、治療をしてもあと一年持つか・・と言う事らしい。
告知をするか、しないか・・再度、考えるように先生から言われる。
姑は告知をして、加療をして少しでも長く生きていて欲しい・・と話していた。
傍にいる人間だから当たり前だよね。
私達、夫婦は・・どうなんだろうか。病気であろうと、なかろうと・・親が
先に逝くものだから・・と、二人とも実感が無い。
加療には副作用も伴うので、いずれ動けなくなるらしい・・。それを考えると
告知をして、舅の好きにさせてあげたいと思ったりした。
その昔、森瑤子さんがホスピスで最後を迎えた時のように・・。
突然、迎える死ではなく、準備の出来る死ならば・・最後は自分のやりたいように
させてあげたい・・なんて私は思っている。

そんな事を夫と夜話しながらドラマの「神様はサイコロを振らない」の最終回
だけをみていた。(今までみていませんでした)
「自分の最後は自分で決める・・」なんて言う台詞を聞いたら涙が出てきた。


発表会どうしようかな。皆に迷惑を掛けるのはまずいよな・・なんて
思っていたら、プリマダムの番宣で黒木さんがピケターンしていた。
やれ・・って事だよね、なんて自分に都合よく解釈
ふふふ・・。
夫の兄が亡くなった時に私は「こんな風に突然死ぬ事があるのかもしれないなら、
自分のやりたい事をやらないといけない」と、思ってバレエを習い始めたんだよね。
そうだな・・まだまだやりたい事も出来ない事もたくさんだな・・私。


・・・舅がどんな風に考えるのかな・・・。