母と一緒に帝劇「エリザベート」を観劇。
母から「観てみたい」と言われて、
Wキャストの配役は私好みでチョイスしてチケットを購入したところ、
怒られました
母は山口さんのトートを観たかったそうでして
言ってくれないと分からないじゃないの~~~
私は山口さんの声が苦手でありまして・・・
前に山口トートは観ているので、今回は武田トート&涼風シシィを
チョイスしてチケットを購入しました。
(朝海さんは私の中ではダンスの人です)
久し振りに生で観る、「エリザベート」は楽しかった~
客席の熱気を感じるのは勿論なのだけれど、
長い公演を経て来た、役者さん達の演技は面白過ぎる
席が遠かったのでオペラでのチェックなのだけれど、
表情が深い・・・・。
その一瞬が観る事が出来た幸せを客席から感じておりました。
涼風シシィは子供の頃の破天荒なシシィから年齢を経たエリザベートまで・・・、
観て良かった
歌は勿論だけれど、芝居も良かったなぁ。
再度、観てみたいシシィとなりました。
ルキさんは、演じれば演じるほど・・自分のモノになる
歌になると「???」な部分もあるのだけれど、
きっと毎公演違うのであろう、リアクションに余裕を感じるわけです。
フランツ、石川弾さん
「MA」でルイ16世を演じた方でして、
最初のフランツ登場では「ルイが出てきた~~
」でしたが、
この方は皇族役者なのか、品があります。
年齢を経たフランツはこんな感じだったんだろうなぁ・と、
寂しさを感じた歌でした。
トートダンサーズの皆さんの
島崎氏の振付だと思われますが、観ていてゾクゾクして来ました。
前に燕尾の踊りは男役で無くては~、なんて書いた事がありましたが・・
この振付はトートダンサーズでなくては~~~と、言う振付だと思います。
上半身ハダカとなってもエロくならいのは、
彼等の鍛錬された肉体があるからだと思いました。
前の時も思ったけれど、
トートダンサーズの振付の基本は「蛇」なのかもしれない。
床を這いずり回る彼等は、とてもエロくないエロティックでした。
最後に武田トートさん。
う~~~~ん、
身長があるとなぁ・・・
私の中ではトートは上から目線で行きたい・・・ので、
身長差の無いトートとシシィは・・・・
囁くように歌うトートの声を目一杯に拾っているマイクの
性能の良さ感動をしつつ観てました。
頑張っているの、
良く頑張っているの・・・。
「ありがとう」って、思うのだけれど、
私のトート像とは違うのよね。
なんというか・・小悪魔みたいな感じ
其々の解釈の仕方があるとは思う・・、
それだけ思い入れのある作品「エリザベート」なのだ・・と、
思います。
最後に一言
涼風さんの「トート」が観たかった~~~