夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

宝塚観劇

2015年02月27日 | 宝塚・舞台
昨年、100周年を迎えた宝塚。

今年に入って3回目の宝塚観劇、
新生雪組さんでございます。


ルパン三世なんだけどね。

私は古参のファンですので、
「きゃーーーー」な部分もあるけれど、
今回は辛口で行きます。




脚本の書き込みが無さ過ぎると思った・・。

私はクドカンさんのドラマが好きなのですが、
好きな理由は
「台詞が多い」。
それも台本に書かれるとしたら、
通常のフォントでは無い、
小さいフォントで書かれている
台詞と、
ト書きがある事が
見えるから・・なんです。





あのルパン三世は、
脚本&演出家が「物語」を書いた・・にしかみえない。
生徒たちに任せた感のある、
本だった。


あれじゃね・・
振付しか教えない、
発表会のバレエと同じだよ。


出来る人達は出来るのだろうけれど、
出来ない人達はどたばたしているだけにしか見えないの。

・・・宝塚ってね、
そうじゃないと思う。
本当に細かい部分まで、
演出家の先生が演出する事で成り立っているの。
下級生の時は、
どうしたって、分からない部分があるのだから、
説明していかないと・・・
人に見せるものにはならないよ。





ショーはね、
久し振りな昭和なショーだったなぁ。
起承転結は無いかもしれないけれど、
ムカシ的な
「これは意味があるのか??」な展開に
懐かしさを感じて観ていました。
最近では当たり前のような
中詰めフィナーレ的な部分も無かったし、
途中休める、
疲れないショーを観た感があったかわ。

そうか、
ショーは、
「あれも」
「これも」と、
観ていて疲れるのは
・・・・・

もうねぇ、
若くないから・・・
視点がZUCCAな方達とは違うのかも。




自分と同じ世代となっている、
脚本&演出家の先生方、
101年目の宝塚を
よろしくお願い致します。


宝塚は

「宝塚」です。







パ・ド・カトル

2015年02月14日 | バレエ
こっちでひっそりと呟いてみよう。

その昔、
尊敬している先輩が発表会で踊っていた
「パ・ド・カトル」。
彼女から大変さを聞いていたので、
発表会当日は手に汗握っての観劇でした。

ソロの部分も終わり、
コーダのパ・デシャで彼女が落ちてしまった・・・。
あの衝撃は、
ポアントを始めたばかりの私にとっては衝撃の一言でした。

この踊りはどれだけ難しいのだろうか・・・。
そりゃあ、そうだよね。
稀代のバレリーナ達の為に、
其々の個性の為に振りつけられた踊りなんだもの。

踊れる人で無いと、
踊ってはいけない。


それだけ、この踊りは私にとっては
ハードルがたかーーーいのよ。
なんつーか、
踊れる人の為の、
「THE クラシックバレエ」



それなのに・・・
なぁ。


私は発表会は出ないよ。
どう考えたって、
出られない日程だし、
自分の体調を考えると
皆と一緒で何かあったら・・って、
思ったから,
諦めた。



今回は初参加の方が多い大人クラス。


何故に
パ・ド・カトル


私がどれだけ、
先生の創作で苦労をして来たと思っているの???


・・・・ここ、辞めようかな・・って、
思ったけれど、
ここでパ・ド・カトルの振付を覚えたいワタシも居る。




悔しいけれど、
頑張って、
続けてみます。


だって、
きっと、
参加する人達は
もっと悔しい気持ちだよね。




・・・この気持ちってね、
大人クラスで頑張っている人達じゃないと
分からないよね。




先生の贔屓が酷過ぎます。


「あの方達は特別なのよ・・・」って、
Oさんが話してました。