夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

アドバイス無し。

2007年11月30日 | バレエ
リハーサルを見学していた、M先生から言われた一言、
「「頑張ってね」、としか言えない」

M先生は出来ない事があると、何がいけないのかをちゃんと
教えてくれる先生であります。

先日もまともにピルエットが出来ないでいる私に対して、
私の蹴り足の上げ方を分析して教えてくれました。
私のピルエットは4番の後ろの足が蹴っていないそうで・・、
上げているだけ、前に足を上げてからパッセする為に開いている。
だから、軸に立てないし足先が伸びない・・そうである。
自分がやっている事は確かにそれでありまして・・・。
先生から蹴り上げる足の強さや、足裏でお臍を持ち上げるような
足先の巻き込み方?を教えられて
今、自分の身体に覚えさせている最中です。

これだけ、細かく教えてくれる先生から、
海賊の踊りに対しては
「頑張ってね」の一言・・・・。
これって、結構キツイ一言でした。
アドバイスできない程、酷いって事だよなぁ・・・。


自分でもパキパキと踊れていないのは自覚しているだけに、
どうしたら良いのかが分からない、発表会一ヶ月前の自分であります。

厄年だ~~~~~!!

2007年11月30日 | 卵巣嚢腫
テンプレートをピンクリボンに替えたのに、
替えた事で安心をしていた私。
前にも書いた事のあるお友達が婦人科健診を受けて来たと
ブログで書いていたので触発されて行ってきました、婦人科健診。

・・・・私、今年って厄年なのかな


卵巣のう腫があるそうです。とりあえず血液検査は受けましたが、
精密検査・・と言うよりも大きさを考えると手術を
前提に大きな病院を紹介すると言われました。

婦人科系の健診は不妊治療をしていた10年くらい前は受けていた
けれど、ここのところ乳がん健診は受けてもそちらのほうは
近所に診療所が無い事もあって行かないでおりました。
実はここのところ、動いているから体重は減っているのだけれど
お腹の出方が気になっていまして・・
これは婦人科の健診を受けたほうが良いな・・と、思っていた
ところでありました。

し~~か~~~し~~~~、なのよね


発表会のこと、母のこと、と忙しい毎日であります。
こんな時に・・・と、言うのが正直なところ。



今年は私にとっては厄年なのだろう・・
来年になれば~~なんて、思っています。


乳がん健診は来週中に行く予定であります。
テンプレートは実行出来るまで替えないでおきます。

レッスン日記

2007年11月19日 | バレエ
前にも書いていますが、通常のレッスンに行けない状態が
続いておりました。

先々週の秋のリハーサル時に先生から私の堅い動きを
チェックされまして・・
「こりゃ、まずい」と、先週の日曜日はリラククラスに参加しました。
あちらこちらがギシギシと音を立てていた・・と、
前にも書いておいたけれど、
このレッスンのストレッチの時に「音楽の音を考えて」と、先生が話してくれた。
秋の音楽を考える事ってあまり無かったな・・と、改めて
感じた次第。
穏やかな音楽・・それだけだった。
だけど、音にも意味がありますよね。
その音が何を表現しようとしているのか??
そんな事を考え始める事ができたレッスンだった。

先週前半は先生方の公演の為お休みでしたが、後半は
通常レッスンとリハーサルとの3連荘でありました。
怒涛3連荘の予定ではありましたが
・・そうでも無かったかな?
通常レッスンは先生と友人の突っ込みが厳しかったけれど、
リハーサルは先生との音合わせ、動き合わせで終わった感じであります。
踊りのチェックは無く、動きのみ。
しかし、動く事は動いた。
何時もならは、E先生が私達オバサン組の体力を気遣ってくれての
海賊の踊りなのだけれど、
今回は踊るのは当たり前のA先生のリハーサル。
休み無く続けて踊った時はナチュラルハイ状態で踊ってました。
あれはあれで良いかもしれない・・・。
続けて踊っていれば、何かが掴めるかな・・なんて、思いながら
踊っていました。
楽しかったわ~~~

先生が最後に一言、
「この踊り、きついな」と、苦笑いしてまして・・・
グラン指導をしている先生がキツイならば、
私がキツイと感じるのは当たり前だと嬉しくなったりしましたわ。



通常レッスンの覚書&反省&ブツブツ・・・

リハーサル前に基礎クラスのポアントレッスンにて、
ピケアラベスクのピケの足を次のクラスレッスンの為に
来ていたM先生からレッスン終了後にチェックされる。
M先生が硝子越しにチェックしていたのは分かっていたので、
レッスン終了後に「先生、何か言いたい事あるでしょう」と
聞いた所、「分かっているなら、何故気をつけないの?」と
言われる。
確かに・・・分かっていた。絶対に先生にチェックされていると
分かっていた・・・。「分かるけれど、出来ないのよ・・」と、
呟いてしまった私です
基礎クラスのN先生からはフォンデュのプリエをチェックされる。
膝をもっと開いて~~~。ここでも先生が直しに来た時には
ちゃんとプリエしていた。
「ここまで開いてプリエをしているのに・・ちゃんとやらないと駄目です」
と、先生から言われた。
・・・私って、楽なほうに手抜きをするようになっているんだね

リハーサルが入っているから、通常のレッスンはさぼっても良い的な・・。
母の病院通いも大変だから、ちょっと位レッスンをさぼっても良い的な・・・。

考え直さないといけないですね


だけど、極力疲れたくない・・それも事実であります








男子

2007年11月18日 | Weblog
このブログを書き始めるきっかけとなった高校の同窓会に行ってきた。
私は通常レッスンの後に先生方を交えてのリハーサルが入って
いたので、「二次会からの参加にする」と伝えてあった。
夫からは「わざわざ二次会からならば、欠席にすればいいじゃん」と
言われたけれど、
一年に一回しか会わないメンバーだからねぇ・・
会いたいじゃないの

リハーサルが9時前に終わったので、一次会からの途中参加と
なったのだけれど、お店で「こちらのお席でございます。」と
言われて通された席で目を疑った・・と言うか、
お店の人に「え??違うんじゃないでしょうか」と、
私が言ってしまった
その訳は・・・・・

男子達のせいなんです~~~~
こいつら、老け過ぎ~~~~~

去年も一昨年も男子の参加は無く、女子と担任である
仁義との同窓会だったのですが、今年は幹事であるMちゃんが
頑張ってくれたお陰で男子も参加してくれました。

そのせいで、見た目平均年齢が上がりまして
こいつら、大丈夫かよ??状態でして、
メタボ、薄毛、etc・・・・笑えましたわ。


懐かしい奴らと大笑いしながら当時の事を話しをしたり、
一年に一回しか会わないのに、更年期の話しをしたりして
楽しい時間を過ごす事が出来ました。
仁義は「このクラスはなぁ・・」と、私たちのクラスを
分析して話してくれたりして・・・。
覚えてくれているのが嬉しいよなぁ。

仁義の定年祝いに向けて、同窓会メンバーを増やして
行かないといけないからね。
どうやったら、連絡が取れなくなった組子の人達を
探せるか??なんて、話をしていました。

仁義から帰りに
「夕霧、おまえなぁ若作りし過ぎ」と言われまして・・・・


自分としては落ち着いた洋服で行ったつもりなんだけれどなぁ・・
どうも、仁義は私には一言言わないと気が済まないみたいだわね。
去年だって、一昨年だって・・・。
このブログをはじめたきっかけは
「お前が一番老けたな」の一言だったんだもんね。


グーグー

2007年11月18日 | Weblog
今週から母の抗がん剤の投与が始っています。

友人から大島弓子さんの癌の闘病記があると、聞いて
探して読んでみた。
「グーグーだって猫である」であります。
ワタシ的にはこの本を読んでおいたお陰・・で対応できた母の
副作用。
抗がん剤の副作用・・と、検索すればチェックは出来る
のだけれど、どうも検索を掛けるとあまり良いネタが出てこない
わけでして・・・
母が受けている「治験」にしてもねぇ・・・暗くなるネタしかないの。
と、言う事でワタシはちび猫好きでもありますので、大島さんの
お話しを参考にする事に致しました。


抗がん剤投与一日目は大島さんのお話通り、ま、繋がれている(点滴)
のは仕方が無いけれど、本人の話ではだるさはあるけれど、大丈夫だった
そうです。
私がお見舞いに行ったは3日目。
大島さんのお話では食事の匂いが堪らないと言う事だったので、
私は食事をしてから病室を訪れたところ、
「なんで誘ってくれないんだ~」と、言われてしまいまして
あら、この人は副作用なんて大丈夫みたいねと、
内心喜んでいたところ、その日の夜からとんでもない事になってしまった
そうです。
次の日にメールで「辛い」と来たので、励ましのメールを返信する。
5日目の土曜日の私は仕事とレッスンとリハーサルと同窓会と言う、
凄いスケジュールでして・・・。
仕事とレッスンの合間に行ってこようか??と、夫に話したところ、
「やめなさい」
「行って自分が疲れるだけでしょう」
「だったら明日ゆっくりと行きなさい」と、言われて行かなかった。
大島さんも吐き気が酷い時はアシさんに「すぐに帰って」」と言って
いたよな・・と、思い出しました。
で、6日目の本日。
母は参ってましたわ。
だるさ、吐き気、もたれ・・等々全てが一挙に来ているそうで・・。
昨日は弟夫婦が来たそうだけれど、「すぐに帰って欲しい」と頼んだそうです。
本日は昨日程では無いみたいだけれど、それでも母は気分が悪そうに
寝ていました。
傍にいて、足を擦っていると落ち着くみたいでね・・。

副作用がどんなものかが分からないでいた母も
「仕方が無い」と諦めモードで、話しをしたり、
私は、私で「こればっかりは私には変わって上げられないもんね」
なんて、話しをしながらゆっくりと時間を過ごしました。

夫の言うとおりにしておいて良かった、
日曜日の午後でした。




素敵な作品でした

2007年11月15日 | バレエ
昨日は谷桃子バレエ団・自主公演を目黒へ観に行きました。
この自主公演、平日の夜と言う事もあって、なかなか行けないで
いたのだけれど、今回は仕事帰りに頑張って行ってきました。

・・・行って、良かった~~~。

「ロマンチック組曲」を楽しみにしていたのだけれど、
う~~~ん、観ていて最後は飽き飽きしていたかも
最初は、シルフィードみたいな衣装で素敵~~~でしたが、
う===ん、
最後は「昭和のバレエ」な感じの振付だなぁ・・って、
谷先生の振付時期が1950年代だから、当然なのだけれど、
古かった。
遠藤周作の舞姫(だったかな?)そんなイメージを
を感じながら観ていました。


岩上純氏の「レクイエム」
これ、観ないと勿体無いよ~~~~。
クラシックが好きなはずの私が、惹かれたコンテンポラリーの動きとでも
言えば良いかな?
意味のある動きを感じた。
コンテは観ていて、何が言いたいのかが分からなくて面白くなかったの
だけれど、この振付は観ていて感じる事が出来た。
ま、観る前にプログラムでチェックしていたのもあるのだろうけれど、
「レクイエム」は古典のジゼルを題材にして、男と女を置き換えて作った
作品となっています。
バレエと言えば、女性なのかもしれないけれど、この作品は男性でした。
いや~~~~~、バレエダンサーの身体は凄いのは分かっているつもり
だったけれど、男性陣の身体能力の素晴らしさ
もう、観ていて惚れ惚れしたわ~~~。
他のバレエ団は観た事が無いのだけれど、
充実した男性陣・・と、思った次第。

主役の樋口みのりさんの踊りも素晴らしかった。
未来人だった彼女の身体の線が現代人の男(今井王子)と出会って
踊ることで柔らかくなってくるの・・・表現する事って凄いなぁ・・と
思ってしまいました。
う~~~~ん、永橋あゆみさんでも観て見たかった~~~

ブラボーーーー
と、叫びたかった素敵な舞台に出会えました。



なまってます

2007年11月11日 | バレエ
発表会のリハーサルが夜に入り始めたので、
仕事の都合上、通常のレッスン(昼間)を受けていない私
まずいよなぁ・・なんて、
思いつつも昨日もさぼってしまったしね。

今日は、久し振りのリラクゼーションクラスに参加。
ストレッチをゆっくりとしてからのバーレッスンなのだけれど、
ストレッチをしていると、身体のあちらこちらからギシギシと
聞こえてくる感じで「アチャ~~」でありました
やっぱり、動いていないと身体のあちらこちらの関節が固く
なるもんだなぁ・・と、実感。

考えてみれば、ここのところじっくりとバーレッスンをしていない。
リハーサルの時は駆け込み状態でレッスン場に着くので、
とりあえずストレッチだけをして踊るような状態。
先日は、踊る予定では無かった海賊の踊りを準備もしないで
踊った為、お尻の両ホッペが攣ってしまった・・・
座る事が出来ないでうつ伏せになっていたら、
友人がマッサージをしてくれて、感謝でありました。
「やっぱり、バーやってからじゃないと踊れない歳なんだね」なんて、
友人にブツブツと話したら、
「当たり前じゃない」と言われました。


今週の後半からハードなスケジュールが入っている。

しっかりとバーレッスンをしてから、挑みます


言えない立場

2007年11月10日 | Weblog
母が入院をして1週間。
治療計画が担当医の先生から昨日、説明があった。

しかし、私が仕事で行けない訳でして・・・。
父と母の妹が代表して聞きに行ってくれた。

先生からは「来れる人は来てください」と言われている為、
父は勿論だけれど、母の姉妹達や弟のお嫁さんが、
先生から呼ばれると行ってくれている。
だけど、呼ばれるのって平日の昼間で、二日前とかに
言われるもんだから、
私も弟も説明を聞きに行けないでいます
仕事があるから・・では、言い訳でしか無いのだけれど、
申し訳ない気持ちで一杯です



今日、母から電話で治療方針を聞いた。
しかし、
抗がん剤の名前や投薬期間は母からは聞けなかった。
母から聞いた話しは、
自分は珍しいタイプだそうだ。
だから、製薬会社から交通費が出る
・・それだけ。


・・・一体、どういう事??
それって、
製薬会社のモニター(実験台)となると言う事じゃないの??
と、思ったのだけれど、
母には言えなかった。
父に聞こうか??と、思ったのだけれど、
父にも聞けなくて・・・。



自分は担当医の説明を聞く事が出来なかった人間なので、
色々と言える立場では無い・・・。

自分で撒いた種だから、
自分で一つづつ拾って行くしか無いですね。
治療計画の書類は貰っているみたいだから、
チェックして行くしか無いわね。



自分がナーバスになっているのが、分かる。
リハーサルが入っていないのを良い事にレッスンはさぼってしまった。
疲れたく無い自分が居るのだけれど、
これから、もっと大変になる・・・。

覚悟は出来ているのか??
ちと、心配だな





病院

2007年11月07日 | Weblog
一昨日、入院をした母から電話が入る。
来る時に持って来て欲しいもの・・等やら、
一緒のお部屋の人の話しやら・・
なんとなく、色々と話しをする。
「それじゃ、おやすみ」なんて、電話を切った後に
父からの電話。

どうも、私とは母も普通に話しをするのだけれど、
父には色々と愚痴るみたいだ・・・。
父は「堪らないよ・・参ったよ」と、私に言ってきたのだけれど、
「え?私には普通に話していたけれど・・。
そうかぁ、お父さんには自分の感情を話すんだね。
やっぱり、夫婦なんだよ」と、父に話してみたら、
なんとなく父も落ち着いたみたいだった。

自分だって、母に対しての気持ちはこのブログや夫にしか
話さないものね。
母も同じく、
夫婦である父には自分の正直な気持ちを吐露するのだろう。

それにしても、
母の入院をした病院は凄い。
これが国立と言うもの・・なのかも。
先日、母が検査入院をした実家近くの都立病院は
規模としては大きいのだけれど、
なんとも・・・
汚いわけじゃないのだけれど、侘しい病棟でした。
ここに入院となると、精神的に滅入って来てきついかもしれないな・・
なんて、思っていました。

今回、お世話になる病院はレインボーブリッジの見える場所で、
19階にある食堂では新鮮な海鮮丼を食する事ができます。
ベッドでもPCを使う事が出来る回線もあるし・・。
「わ~~、凄い~~」と、感動した私でした。

いや、私が感動しただけで、母はどうなのか??
それは分からないけれど
患者さんが入院生活をストレスにならないように
楽しめるようになっているのだろう・・なんて、
思った次第ではあります。

桜海老

2007年11月07日 | 旅行
今回のコースは中央高速で富士吉田を降りて、
国道129号線から途中、県道を抜けて由比までドライブ。
この県道が~~~~
怖かったです
今年の夏前に土肥の県道で崖崩れ?があったのだけれど、
ここらへんも同じ事があってもおかしくないような県道であります。
う~~~~ん、人の少ない地域だから、仕方が無いのだろうけれど・・
ナビで出れば使う人も居るわけだしねぇ・・。


由比町は今、町おこしを頑張っている地域・・なのかもしれない。
東海道の宿場町として、風情のある町並みが残っている場所だから、
面白いところではあるのだけれど、車で移動している私達にとっては
駐車場の無い不便な場所?かな。
漁協へ停めてしまえば良いのかもしれないのだけれど、
他の地域と違って、駐車場を謳ってはいない漁協なので躊躇します。
折角、レンタ・サイクル等をやっているのだから、車で来る人間の
事も考えても良いのでは無いかな??と、思った次第であります。


今回の目的である、由比漁協・婦人部の皆さんの桜海老のかき揚げ。
これ、美味しいです。
どう見ても、観光客では無い町の人がたくさん買って帰るのを
何人も見ましたわ。
しかし、私達が行った日は秋漁の解禁日の後でしたが、台風と
祭日の影響で漁に出ていなかったそうです
あれは冷凍だったのか・・なんて、思ったりしたけれど、
美味しかったから、良いわ

その後、三保の松原で海を見て、
夕飯はまたまた沼津。
今回の沼津は空いていましたねぇ。
再来週に市場がリニュアールだそうで、
お祭りがあるそうです。

何時もと違うお店で近海海鮮丼を食べたのだけれど、
・・・ま、普通でありました。
可も無く、不可も無く

次の日に、
沼津で買ってきた鯖の干物を食べたのだけれど、
「これが一番、美味しいかも・・」と、言った夫の
言葉が印象に残りました。


写真は「桜海老の掻揚げ丼」です。