大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

1月12日

2006-01-12 14:28:08 | 06冬
時おり陽光が差す中、子ども達を乗せたバスが昼過ぎに札幌へ出発。長万部解散組みも、まむが見送りに出ました。 子ども達の歓声はなくなり、自然学校は、いっぺんに静かになりました。

雪の多い冬の活動でした。 普段の生活では、北海道の子どもでも毎日、5時間も6時間も野外で過ごすことはないでしょう。 今回は、宿泊体験もありましたから、2日間かけての活動もありました。子ども達は、きっかけと場所があれば、冬の外遊びも楽しみます。 北国、雪国だからこそ・・・冬の想い出もたくさん作って欲しいものです。

あっ・・・また降り始めました。
これからが、実は冬本番なんです。  春休みの活動も雪がたくさんあるでしょう。 また、ぜひ黒松内へ来てくださいね。

1月11日

2006-01-11 22:50:58 | 06冬
◆静かな夜です。 子ども達の部屋はもう静かです。 まるまる4日間動き回ったからね・・・。 
 夜7時から始まったサヨナラパーティは、スタッフが作った、特大ぴかちゅうプリン、おおさかお好み焼き、まむアジアン風味芋、ささみ春巻き、海老ゴボウピラフ、マシュマロ、アイスクリーム(これは午後のプログラムで作りました)、マーボー豆腐、ジュース各種などなど豪華でした。 写真の上映会もあり、大笑いでした。 

なぜ・・・これが笑えるのか不明な写真も多数??? 子どもの世界はやはり、大人より楽しい世界なのだなあ・・・と妙に感心してました。

◆野外宿泊が明けた今朝は、それほど冷え込みませんでした。事前に「暖かく寝るために・・」というアドバイス講座をしました。 そのおかげで?暖かくグッスリと眠れた子、夜間に何度も起きてトイレに行き、体が冷えてしまい、眠れなくなり校舎内で朝を迎えた子も何人かいました。 朝ごはんのうどんも外で自炊。みんな冬のアウトドアのベテランのようになりました。

◆午後は、ばん馬見学ツアー、アイスクリーム作り、自然学校ミステリーツアーの3チームに分かれて活動。

冬の自然体験村も今晩が最終日。6日間はあっという間・・・。
明日のお天気は・・比較的穏やかそうです。


 

1月10日

2006-01-10 18:40:51 | 06冬
今日は、一日かかって校庭に「雪の村」づくりをしました。 昨年末から積み上げていた雪の小山に雪洞(かまくら)を作りました。テントや大きなブルーシートも配給されているので、台所、食卓とともに2LDKとなります。 心配されていたチームワークも一糸乱れずとは行きませんが、それぞれの班が紆余曲折、多少のイザコザ・混乱もありながらも、なかなか立派な住みかを完成させました。

夕食は外で自炊の親子丼。ほぼ予定通りに夕食が今(6時半)に終了しつつあります。これから、体育館にいったん集合して、寝具の配給です。そして、寝床作りです。 本日は早々に就寝体制です。 後はテントか雪洞の中で 歓談しておくれ・・・

雪が降ってきて・・気温が下がり 表面上は皆のテンションも下がり気味。 今日の朝は、-10℃以下でした。 明日の朝も下がるでしょう。

さあさ!! 頑張るよ。

1月9日

2006-01-09 23:17:59 | 06冬
雪がほとんど降りませんでした!!

◆快晴の東山スキー場
 深雪で緩斜面になってしまったようでしたが・・、雪煙あげつつ豪快なソリすべりを楽しみました。

◆地域交流会
ここ自然学校は、8年前に創立109年を経て閉校した作開小学校を利用させて頂いています。つまり、109回は学校行事=地域行事として餅つき会があったはずなのですが、それが途絶えていました。 ターボの発案で、今日は、その復活を兼ねた交流会・・つまり記念すべき 作開地区第110回餅つき大会を挙行したのでした。

ゲームをして場を和やかにした後に、いよいよ餅つき。 地域のお年寄りの杵使い、合いの手は、さすがの年季が入った捌き(さばき)でした。腰の入れ方、使い方が違う。 子ども達も教わりながら、餅をついたり、団子を作ったりしました。

昼食は、あべかわ餅、お雑煮、羊蹄春巻き、ババロア、みかん、地域の方の漬物各種・・・ 和やかな時間を過ごせました。

◆設計図
明日は、雪の村づくりです。4班に分かれて、かまくらとテントによる2LDKのコーポラティブハウスづくりです。 設計図作りを指南したところ、結構真剣に夜も班会議をしています。 協働作業がうまくできるか心配なチーム多数ですが、みんなのモチベーションは高いです。  明日が楽しみ。

1月8日

2006-01-08 23:41:40 | 06冬
◆朝の講習会
野外は吹雪。ではありますが、予定どおり進行。実は、冬の活動は夏より天候の心配が少ないのです。 雨だとできない活動もありますが、雪は濡れませんから。
とは言え、寒いですから、念には念をいれた、冬の野外ウエアの話、凍傷の想い出話、今日使う渋谷式カンジキのいわれと使い方講習を実施しました。

重ね着の極意、カンジキのはき方や渋谷爺さんのこと・・あっと言う間に1時限の授業みたいに過ぎました。 (室内の事前講習は 功を奏したようでした)

◆歌才の森へ
深雪で先頭集団のラッセル作業は大変でした。 予定のミズナラまでは行かず、通称ブナ平の急斜面で 大遊びをしました。 尻すべり、落としあい、雪のブロック積みや雪洞づくり・・・ 思い思いに過ごしました。

小高いてっぺんから、みんなの様子を見ていると・・、なんていうか・・・、
取っ組み合ったり、滑ったり転がったり、追いかけたり・・、まるで・・、カラフルな服を着た お猿さん達・・・って感じでありました。

◆定番・人気プログラム 夜のかくれんぼ
最初は怖がっている子もいましたが、「暗闇」に異様に反応する本能が現れ・・、例により、異様な盛り上がりを見せておりました。

◆昨夜は、遅くまでおしゃべりして怒られた子もいたようですが、本日は静まり返っております・・・・・。

良い感じで・・、ラブリーな一日でありました。

1月7日

2006-01-07 23:55:29 | 06冬
札幌と小樽の間が猛吹雪だったようで、バスは1時間以上遅れて到着。列車組みは定刻でした。 私は、屋根の雪下ろし中。赤いスコップ振って歓迎したんだけど・・・、誰も見てなかったみたい。

みんな、黒松内の雪の多さにびっくり。

自分自身が双六の駒になる「じゃんけん双六」やら、気持ちほぐしのゲームをたくさんした後は、ご馳走のウエルカムパーティ。 ザンギ、紅茶豚のわかめ和え、
チラシ寿司、ポテトサラダ、厚切りハム、かぼちゃのグラタン、にゅう麺、フルーツポンチ、ジュース・・・

スタッフには、つるさんとさきさんが加わって、女性8人、男性5人。

夕食後は、ちょっと会議をした後は、思い思いに9時半まですごしました。「自由時間」というプログラム・・・  特に決まったプログラムがない時間は、実は、
意識的に作っています。 子ども達とスタッフが時には、トランプ、図書室では読書やお絵かき、手仕事、体育館遊び、ごろごろしながらの雑談、体をぶつけ合ったレスリング・・・などなど たくさんの「関わり」が自然に生まれるからです。

*****
明日は、野外で過ごします。 が・・、野外に出るための服装チェックに時間がかかりそうです。 雪の村づくりの雪山づくり、冬のブナ林へも出かけます。

その前に・・・、雪の村づくりのグループ発表があります。
スタッフが頭を寄せて・・・、苦労しながら班構成を考えています。
子ども達は期待と不安がいっぱいです。



窓埋まる・・・

2006-01-06 14:51:57 | 06冬
どうも雪ネタ、除雪ネタばかりになります・・・。
事務所の椅子に座るともう窓は雪しか見えません(つまり、埋まった・・)。これでは、子ども達が外遊びしている時も、安全管理上見えないので、雪をどけなければ・・なりません。

たーぼ と杵と臼を借りにゆきました。 地域との交流会は、おじいちゃん、おばあちゃん、地域の方々から17人参加申し込みがありました。 

まりこさん、まむ、やっちゃんは 岩内へ買出し中です。

私は、これから、雪に埋まった雪山を掘り出しにゆきます・・・うん??

今日も大雪です

2006-01-05 10:17:33 | 06冬
本日も大雪です。 札幌で打ち合わせがあるので出かけようと除雪を始めたのですが、本道へ出るまで(校門)に至らず、ちょっと休憩中。 すでに、校舎は雪に包まれかかっています。  屋根の除雪もせにゃあなりませんね・・・。

少雪で冬キャンプの楽しみが危ぶまれたこともありましたが、十分すぎるほどにあります。 十分過ぎてソリすべりができるまでに 何人も先行滑走が必要だなあ。

さてさて、もうひとふんばりです。