あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

プロ中のプロが行っている訓練から学ぶ

2007-03-29 22:56:39 | 研修プログラム
こんばんは。

本日はいつもの美容サロンで、前回立てた自分の人生プランを基本設計を精査したものを、一人1分でそれぞれ発表しました。

自分の将来像をリアルに設定し、情報を集め、組み立て、人前で自分の言葉で話すという経験のある人は、まだまだ少ないかも知れません。

狙いは、本や雑誌、人、インターネットを活用した情報収集の方法の習得と、立案力、プレゼンスキルの向上です。

一通り全員の発表が終わった後、以前アルマーニのドキュメントフィルムが好評だったのに味をしめ、また映像を活用したイメージトレーニングを実施しました。

今回のテーマは、「プロの訓練方法から学ぶ」です。

映画というものは、情報の宝庫です。最新の世界情勢、政治の駆け引き、歴史的考察、文化の違い、最新のテクノロジー等、選択する映画によって様々な情報が得られます。

今回選んだのは、世界のトップレベルのプロを養成する訓練模様を扱った作品です。

具体的には、海兵隊の訓練を描いたスタンリー・キューブリックの名作『フルメタルジャケット』、警察特殊部隊の訓練を描いた『SWAT』、CIAの諜報部員の養成学校が舞台の『リクルート』です。(※写真はリクルートのワンシーン)

どの訓練にも共通して言えるのは、理論だけでなく、実際のシーンを想定したセットが用意され、徹底した模擬訓練が行われている点です。

アメリカの大企業のCEOを多数輩出していることでも有名なハーバードビジネススクールでは、実際にあった企業のケーススタディが大量に出され、限られた時間の中で答えを導き出すといった訓練をするわけですが、そういった意味ではロールプレイングは人材の教育訓練の主流の一つといえると思います。

学究的な要素も教育には必要だと思いますが、実践的なスキルをアップするための訓練的要素が日本の大学にはあまりにも乏しい気がします。

ある有名な人の言葉で「その国の将来を知りたければ、その国の大学生を見よ。」という言葉があるのですが、日本の大学の国際競争力の低さを考えると、ちょっと見通しは暗いかも知れませんね(泣)。

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