あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

社員の吸収力を実感!プレゼンテーション研修

2007-07-17 23:53:38 | 研修プログラム
こんばんは。

昨日は都内某所で、現在急成長中の企業の方向けにプレゼンテーション研修を実施しました。

集合は8時20分だったのですが、台風一過の後のせいか3連休最後の日だったかせいか、道も山手線もガラガラでした。

この日の研修は朝9時から夕方の18時までのかなり密度の濃いもので、午前中は理論中心、午後は実習中心の構成でした。

受講者の半分近くが新卒1年目で、その他の方も2~5年目の人だったのですが、非常に優秀な印象を受けました。

講義中に寝ている人は一人もいなく、半分以上はノートPCを持ち込み、議事録を取っていました。この会社のITリテラシーの高さが感じられました。

一番印象的だったのは、後半最後の2時間の実習です。

受講者がいくつかのグループに分かれ、事前課題を決められた時間内でプレゼンテーションをするのですが、私の担当グループでは受講者の順応性を確かめながらどんどんレベルを上げていきました。

その結果最後には、かなりのレベルまで到達していったのです。

プレゼンテーターが終了するたびに改善点を明示し、それを次の発表者のプレゼンのルールとしていきました。

笑顔の挨拶、姿勢、目線、声の抑揚、間の取り方、身振り、発表の構成、PRポイントの連呼など細部にわたってチェックし、それをその場で実行することによる吸収力には目を見張るものがありました。

この会社は、間違いなくこれから成長すると思います。それは社員の優秀さもさることながら、“教育の重要性”をわかっているからです。

イギリスのトニー・ブレア前首相は、1996年の演説でこう述べました。

「政府が優先的に取り上げるべき課題が、3つあります。それは教育と、教育、そして教育です」

教えることによって学ぶことも多々あると言いますが、まさにその通りで私にとっても非常に勉強になった一日でした。

最新の画像もっと見る