元VSやんちゃ隊のスカウターのボログです(笑)

何故という疑問を持つことから始まる楽しさを知ろう(^_^)v
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※スカウティングフォアボーイズを読んでみよう②※

2011-09-12 19:08:12 | さとぴょん
「第一章スカウトがすることキャンプファイア物語2」

スカウトがすること
よいスカウトになるのには、次のことを知っていなければならない。

野外生活
キャンプはスカウト生活の中でも楽しいものだ。神の造られた大自然の中で丘や木や鳥や獣や、海や川に囲まれて生活すること--つまり、自分の小さなカンバスの家で、自分で炊事をし探検をして自然にとけ込んで生活する--それは町のれんがと、ばい煙の中ではとうてい得られない健康と幸福をもたらしてくれる。
ハイキングもまた、毎日新しいところを探検しながら遠く野外へ出かけて行くすばらしい冒険だ。ハイキングは、雨にも風にも暑さにも寒さにも負けない強い体と心をつくる。そうなれば、どんな天候の苦労にも打ち勝てる自信ができ、どんな天気でも平気で笑って迎えることができる。 (中略)

森の技能

森の技能とは、動物と自然についての知識である。
動物の足跡をたどって忍び寄り、自然のままの姿を観察し、習性を研究すれば、いろいろの動物についての知識が得られる。 (中略)
森の技能には、足跡やそのほかの小さなサインを見つける力のほかにその足跡やサインが示す意味、たとえばその動物がどんな速さで歩いていたか、驚いていたか、安心していたか、などを読みとる力も含まれている。 (中略)
スカウトでない人と一緒にいて、大小、遠近、高低を問わず何かをその人に先に見つけられたら、それはスカウトの恥だと覚えておきたまえ。

騎士道

昔の騎士は真のスカウトで、彼らの決まりは今日のスカウトのおきてとたいへんよく似ている。
騎士は、名誉を何よりも神聖なものと考えていた。うそをついたり、盗みをしたりするような不名誉なことはしなかった。そんなことをするくらいならむしろ死んでしまっただろう。国王や信仰や名誉を守るためには、いつでも戦って死ぬ覚悟を持っていた。
班長に、次長と 4,5 人のスカウトがいるように、騎士は誰でも従者と数人の兵士をもっていた。
騎士の班員は、どんなときでも騎士についていて主人と同じ考えをもち、それを実行した。

それは・・・・・
名誉は神聖である。
神と国王と国とに忠誠をつくす。
婦人、子供と弱い者に特に礼儀正しく親切である。
すべての人の助けとなる。
必要なところへは金銭と食物を与え、そのために貯金をする。
信仰と国を守るため武術の訓練をする。
これらのことをするために、いつも強健で活発な体にしておくよう心がける。

君たちスカウトは、騎士を手本にするのが何よりもよい。騎士について一つ重要な点は、毎日だれかに善いことをしなければなかったで、これまた、私たちスカウトの規則の一つと同じでもある。朝起きた時、その日だれかに善いことをしなければならないのだ、ということを心に思いたまえ。それを忘れないように、ハンカチーフかネッカチーフに結び目を作りたまえ。万一、一日一善をし忘れたら、次の日に善いことを二つしたまえ。スカウトのちかいによって名誉にかけてするのだということを忘れてはいけない。しかし、スカウトは、一日一善だけすればそれでよいと考えてはならない。一つはしなければならないが、もし 50 もできるならそれは多いほどよいのだ。善行はごく小さいことでもよい。貧しい人のための募金箱に小銭を一つ入れるだけでも、年寄りの婦人が道を横切るのを助けても、誰かに席をゆずっても、のどのかわいた馬に水を飲ませても、舗装した道から小さなバナナの皮をとりのぞいても、それは善行だ。毎日一つはしなければならないのだが、君がしたことについて何の報酬も受け取らない時だけを善行に数えることができる。