Presented by グレープス.com and スズキ美容室.com
and スズキ美容室・訪問サービス.com (長野県飯田市)
来る 2019年 7月28日 日曜日
飯田市勤労者福祉センターで、「訪問美容のデモンストレーション」を開催させていただきます。
今年からリニューアルされた、「飯田ボランティア協会」さん主催の福祉の総合イベント内で、
午前9時30分より、11時30分まで。
今年のデモンストレーションのメニューは、「メイク」です。
エアーブラシを使用した、水溶性メイクの施術を披露させていただきます。
◆ここからの画像は、デモンストレーションを前にしての社内研修の様子です。
さて、
この水溶性メイクは、わたしたちの美容室が加盟させていただいています、
「LLP全国訪問理美容協会」の今年度の一押しコンテンツのひとつとして、
フューチャーされているメニューです。
協会の春の全国情報交換会の研修会で取り上げられたことをきっかけに、
訪問美容の現場での有効性が多くの先生方に認識され、
一躍、注目の的になっています。
では、何がその特徴なのか・・・ということですが。
以下の2点に集約されます。
それは、
① 「エアブラシを使用することによって、フラットなベースメイクが短時間で可能なこと。」
これは、しわやしみを気にされている、お年寄りへのメイクには、大変に有効ですし、
メイク時間の短縮は、
要介護のご高齢の方や、障害をお持ちの方へ、メイクの提供ができる可能性が高まることを意味します。
② 「水溶性のファンデーションを使用するため、メイク落としが簡単。で、肌への負担が少ないこと。」
これも、要介護のご高齢の方、障害をお持ちの方へ、メイクの提供ができる可能性が高まることを意味します。
とくに、
加齢に伴う皮薄化(皮膚の角層の減少)に気を配らなくてはいけない、ご高齢の方へのメイクの際のリスクが大幅に低下することが、
最も大きな意味を持つと思われます。
そんな理由から、
わたくしたちの美容室でも、訪問美容への早期の導入を目指して、
現在、有効的な使用法と技術の学習・研究に力を注いでいる、
そんなホットなアイテムが、このメイク方法です。
◆今回のデモンストレーションの担当は、佐々木京子が務めさせていただきます。
「エアブラシを使用したメイク」 については、
ご存知の方も多くいらっしゃると思われますが、
もともとは、映画などの撮影現場での、特殊撮影用のメイクとして使用されているものです。
が、近年では、
一般消費者用のお化粧道具としても、商品化され、
すでに多くの皆さんがお使いになられています。
リップも眉毛も、エアブラシで描きます。
さいごに、
「メイク」 そのものについての新しい動きについて、
少し触れさせていただきます。
メイクは、近年、単に「装う」ためのものという認識にとどまらない、
その効果効能についての研究結果がさかんに発表されています。
前回のブログでご紹介させていただきました、「ビューティーサイエンス学会」では、
今後の化粧品のマーケットでは、「その機能的な価値の重要性が一層増す」ことが、指摘され、
先に開催されました、「公益社団法人・日本毛髪科学協会」の全国セミナーでも、
医師により、
エビデンスにもとづく化粧の機能的な価値を、多くの人に知っていただくための活動の紹介がされました。
わたしたち美容室関係者も、この大きなムーブメントの中で、
化粧品業界、医療業界の皆さんに遅れをとらないよう、
メイクのサービス提供者(施術者)として、このメイク新時代の一端を担うべく、
業務のアップデートに努めてゆきたいと思います。
また、
今回のデモンストレーションをはじめとする、お客様方への啓発活動にも、
力を注いでゆきたいと思います。