* 砂の時間 *

日々の暮らしの中のひとコマを綴っています。
Healing Partner ダッキー4兄弟も登場します。

芸術の秋 2009

2009年10月17日 | シネマ・観劇
じゃ~ん今月2度目の銀座は
「歌舞伎座さよなら公演 芸術祭十月大歌舞伎」でした。

歌舞伎と聞いただけで敷居が高くて…
今回初体験で理解できるか不安でしたが、
チラシ解説、イヤホーンガイドの詳細説明、言葉解説で十分楽しめました。
ストーリー自体も案外単純で、象徴的なメイク・衣装と心情表現等を
目で観て楽しむものなんだな~と。多分ね。。



庶民の私にとって大幕は揚げ煎餅の「歌舞伎揚げ」だぁ。
座席番号一桁列の花道左脇席で、比較的よ~く観えました。


見渡すと着物姿のご婦人、着飾ったご年配のご婦人ばかり。。
中には若いカップルも。。たまたまなのか、外国の方は余りいませんでした。


幕間30分で慌しく食べた2階食堂「ほうおう」の花籠膳。
ビール飲んじゃった~






これだけ立派な建物が来春4月興行後建て替えられるのは残念です。
早くもカウントダウンされていました。
昨日も公演後、出口付近の階段を踏み外した婦人がいらしたり、
バリアフリーでないのもきっと建て替えの理由のひとつですね。




演目は

1.歌舞伎十八番の内 毛抜
2.蜘蛛の拍子舞 花山院空御所の場
3.心中天網島 玩辞楼十二曲の内 河庄
4.音羽獄だんまり 藤間大河初お目見得

江戸歌舞伎・上方歌舞伎の代表的演目が1度に楽しめるものだったようです。



1幕は歌舞伎十八番だけあって、初心者にも楽しめました。
え?首が切られて、、首だけの小道具が飛んでくる。。
こんなのありなんですねぇ~

2幕は玉三郎さんが花道から登場すると空気が変わった感じでした。
まぁ~体が華奢で動きが滑らかで美しい上に妖しい。
拍子に合わせて踊る姿に見とれてしまいました。
実は蜘蛛の精なのですが、糸を放射状に投げ広げ立ち回る姿は
絵的にも見ごたえありました。
女郎蜘蛛が、得意げに首振り、、結構笑えました。

3幕は1時間半の一番の長丁場。
ビール飲んで、アイス食べて、、記憶が飛んでるぅ。
気づいたら舞台セットが変わっていました。
台詞の繰り返しがあったり、上方新喜劇ぽい。。

4幕では松緑さんのご長男3歳の藤間大河君のカワイイご挨拶がありました。
だんまりは、これぞ歌舞伎って感じで豪華
これだけで大満足



 *マザーリーフ 東銀座

  摘み立て紅茶とアメリカンワッフルのお店。
  確りワッフル食べてお茶しました。
  ひとり映画鑑賞の時、横浜ジョイナス、スカイビル店利用します。
  ランチにワッフル食べ放題は嬉しいサービスですよ。