「命を守る・人が死なない!防災士-尾崎洋二のブログ」生活の安心は災害への万全な備えがあってこそ。命と生活の安全保障を!

防災の第一目的は命を守ること。「あの人を助けなくては」との思いが行動の引き金となります。人の命を守るために最善の行動を!

地球という一つの命-目に見えない相手に向き合う中で、人間の真価が問われる。意識を変えるのは今! 気象予報士・森田正光さん

2020年05月27日 08時33分09秒 | 温暖化対策
地球という一つの命-目に見えない相手に向き合う中で、人間の真価が問われる。意識を変えるのは今!-
お天気キャスターとしておなじみの気象予報士・森田正光さん。近年の異常気象や地球温暖化に象徴される気候変動について、私たちはどう捉えて暮らしていけばいいか。今の社会状況を踏まえ、語ってもらいました。

もりた・まさみつ 1950年、愛知県名古屋市生まれ。気象予報士。日本気象協会を経て、92年、日本初のフリーランスのお天気キャスターに。独自の視点とユニークな解説で人気を集め、テレビやラジオに多数出演。自ら設立した民間気象会社ウェザーマップで会長を務める。
聖教新聞5月26日2020年 要点箇条書き抜粋

尾崎 洋二 コメント:全世界で、第二波、第三波もありうるコロナ禍の危機を、なんとかポジティブに捉えなおすことはできないだろうか?私はこの数年、日本における甚大なる台風・豪雨・洪水被害への根本的な解決策は、地球温暖化対策と思っています。この対策はまさにコロナ対策と同じく、世界との連帯においてしか解決できません。私はぜひコロナ禍危機を温暖化防止へと世界連帯へのチャンスにして欲しいと願います。森田さんの「目に見えない相手に向き合う中で、人間の真価が問われる。意識を変えるのは今!」との言葉はまさに「温暖化、コロナ」対策に言えることかと思いました。

Q1-最近、「気候変動」という言葉をよく耳にします。長年のご経験の上からも、最近の気象は尋常ではないと感じられますか?

A1-近年は特に、これまでとは次元の違う量の雨が降っています。日本全国で観測された全ての雨を集めても、かつては3万ミリや5万ミリが一番多かった。ところが2015年(平成27年)の鬼怒川水害では13万3000ミリ、18年(同30年)の西日本豪雨では観測史上最大となる20万8000ミリ、昨年の台風19号は12万5000ミリでした。
A2-昔は、防波堤や防潮堤が整備されていないことで大勢の人が亡くなりましたが、今はそうしたインフラが整っていても、それを凌駕する大きな災害に見舞われている。想定外のことが起きています。
A3- オーストラリアでは昨年、乾燥状態が続き、山火事が収まらなかった。ところが半年も続いていた火事が、1回の大雨で鎮火しました。つまり人間が対処できないほど、気象が“極端”になっているのです。


Q2-こうした気候変動には人間の活動が影響しているのでしょうか? 
   
A1-本当にその通りです。しかも、その結果、起きている変動の速度が速過ぎる。今回のコロナの感染拡大もそうですが、スピードが速いからついていけない。ゆっくりだったら、その分、対応ができる。ゆえに私たちは、変動を少しでもゆっくりにさせて、その間に準備をしなければならないのです。
A2-自然は本来、バランスを求め、常に“中間”“真ん中”へ向かおうとします。アンバランスを嫌いますから、変動・反動が起こるわけです。
 例えば、太陽が出ると、どんどん地面が熱くなる。すると地面から水蒸気が立ち上り、雷雲が生まれ、その雨が地面を冷やす。そうして均衡が保たれます。
 季節もそうですよね。冬、冷たい空気がどっと入ってきても、だんだん太陽の位置が変わり、南風が吹き、大陸が暖まる。
A3-今、夏が極端に暑くなったり、反対に冷夏になったりするということは、人間の活動によって崩された自然のバランスを、元に戻そうとする働きといえるのです。近代以降、自然が嫌う極端なことをやってきたのは、人間の側です。私たちは、今こそ自然や環境に対して、「正しく恐れる」謙虚さを持つべきだと思います。

Q3-気象解説をする中で、新型コロナウイルスの影響を感じることはありますか?
   
A1-空を見上げてみてください。皮肉なことですが、空気がきれいになっています。
A2-大気中のオゾンやPM2・5などの数値を分析した「大気汚染の少なさを表す指数」(ウェザーニュース)によると、その指数が、昨年と比べて明らかに高くなっています。今年の方が、鮮やかな青空なんです。
 衛星画像を見ても、これまでガスなどで覆われていた都市部の空気が澄んでいるのが分かります。移動や生産活動が制限され、自動車や航空機の排気ガス、工場の排煙などによる有害ガス(二酸化窒素等)の濃度が低下したことが大きな要因でしょう。
A3-経済活動が縮小しているということは、CO2(二酸化炭素)の排出量も減少しているということです。それは、化石燃料である原油の(需要が減り、)価格が下落していることにも端的に表れています。
A4-CO2の増加と地球温暖化の傾向は見事に一致しています。IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)が指摘する通り、現在の温暖化は人間によってもたらされた可能性が非常に高い。温暖化に異議を唱える人もいますが、長期的に見れば、温暖化は疑いようのない事実です。人類が今までのような経済活動を続けるならば、CO2は増え、温暖化は続くこととなるでしょう。
A5-新たな社会状況のもと、経済活動と自然環境への配慮のバランスをいかに保っていくか。持続可能な開発をいかに進めていくかが大事だと思います。それが、地球温暖化を防ぐ道になるのです。
 
Q4-持続可能な開発は「平和の文化」の大事な柱です。その上で、現実の自分自身の生活に結び付けるには、どのような視点が必要でしょうか?

A1-この感染拡大への対応が、いみじくも解答を示しています。
 例えば、マスク一つをとってもそうです。私もなかなか手に入らないので、実は、何回か洗って使っていました(笑い)。捨てればなくなってしまうけど、使い回すことができた。近頃は手作りマスクをしている人も増えていますよね。まさに「もったいない精神」です。
 そのように、一人一人が意識を変え、行動に移していくことが、自然環境への負荷の低減につながります。
A2-また例えば、水を見てどう思うか。人が蛇口からバーッと水を出していると、もったいないと感じますよね。水ってエネルギーの塊です。日本の水道水はとても上質で、本当によくできている。水を、自然の恵みであると同時に、人々の英知と努力の結晶だと考えると、感謝が湧きます。
 目の前の現象だけを見るのではなく、ちょっと見方を変えることで、違う世界が見えてくる。ものごとをどう捉えるかが大切です。
A3-意識と行動を変えるのは「今」です。 エネルギーについても同じです。これからは新しい蓄電技術をはじめ、さらに効率のいいものが増えていくでしょう。
私は、温暖化への対処は、コロナという危機をきっかけに、むしろ加速することを願います。今のピンチをピンチのままで終わらせず、“ピンチはチャンス”と発想を変える。そうすれば新しい道が開けてくる。歴史とは、こうして進んでいくのではないでしょうか。
A4-今、ものすごい勢いで世の中が変わっていて、私たち自身がどう変わっていくかが問われています。とにかく変化についていくこと。そして、できるだけ変化に対応しながらも、ぎすぎすした社会はつくらない。咳をしただけで厳しい視線にさらされることのないように、仲良くありたい。
A5-今回の新型コロナウイルスの流行が収まったとしても、また数年後、十数年後には、新しい感染症が現れるわけですよね。目に見えない相手に向き合う中で、人間の真価が問われるのだと思います。
 
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津波・浸水想定にどう向き合うか!日本・千島海溝巨大地震-佐竹健治座長(東京大学地震研究所教授)に聞いた。

2020年05月22日 09時58分34秒 | 防災・減災セミナー・シンポジウム
津波・浸水想定にどう向き合うか!日本・千島海溝巨大地震 
内閣府の「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会」の佐竹健治座長(東京大学地震研究所教授)に聞いた。

公明新聞5月20日2020年-要点抜粋箇条書き

尾崎 洋二 コメント:フクシマ第一原発での失敗の原因は、地震・津波災害というものをたかだか人の一生の時間軸でしか、考えなかった点にあると思います。
地震対策には地球の歴史という長い時間軸で考えないところに悲劇が生まれるのではないでしょうか。
人間だけの時間軸(親、子、孫など三世代のみの時間軸)を中心とした、目先の経済的価値だけで、地震対策をすると必ず失敗します。
この点「869年の貞観地震も踏まえて、津波が発生した間隔は約300~400年だ」と地球という時間軸を入れての、東日本大震災の教訓を踏また「あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大な地震・津波の検討、最大想定を見直す方針転換」に私は大賛成です。
-----------------------------------------------------------
1- 政府は従来の想定を超えた東日本大震災の教訓を踏まえ、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大な地震・津波を検討し、最大想定を見直す方針に転換。
2- 今回の見直し推定では、最大クラスの地震として、十勝・根室沖の千島海溝モデル(M9・3)と、三陸・日高沖の日本海溝モデル(M9・1)という二つの領域での地震に分けて分析した。
3- 見直しは、南海トラフ巨大地震、首都直下地震に続く3例目となる。
4- この想定に基づくと、千島海溝沿いの巨大地震では、北海道厚岸町と浜中町で震度7、同えりも町から東側の沿岸部では震度6強の激しい揺れに襲われる。
津波の高さは、えりも町では最大27・9㍍、釧路市では最大20・7㍍などとされ、根室市からえりも町付近の広い範囲で20㍍を超えるとみられている。
5- また、日本海溝のうち北海道の南から岩手県沖の領域で起きる巨大地震では、青森県や岩手県南部の一部が震度6強に見舞われる。津波の高さは各地で10㍍を超え、岩手県宮古市では最大29・7㍍、青森県八戸市で26・1㍍となるなど、東日本大震災の津波高を超える地域もあるという。
宮城、福島両県では5~10㍍を超え、茨城県で約5㍍、千葉県でも高いところで5㍍以上の津波が押し寄せる。
6- さらに推計では、岩手県以外の6道県で浸水想定図を公開し、少なくとも4道県32市町村の庁舎が浸水する恐れがあるとした。
該当する自治体数は北海道が24で最も多く、青森県の4、宮城県3、茨城県で1と続く【表参照】。

■佐竹健治・東京大学地震研究所教授(政府モデル検討会座長)に聞く
Q-今回の推計の特徴は?

A1-東日本大震災は日本海溝で発生した最大級の地震だ。
現時点では、宮城県沖で再び同程度の巨大地震が起きる可能性は低いと考えられるが、その北側領域である岩手県以北では巨大地震が起きる可能性があるので、その最大級を想定したのが今回の結果だ。
A2-逆に、南側領域の福島県以南でも巨大地震の可能性はあるが、調査の進ちょくが不十分なため検討から外している。
A3-その上で今回は、北海道から岩手県までの沿岸部の過去約6000年間におよぶ津波堆積物を調査し、起こり得る地震の最大規模を千島海溝モデルでM9・3、日本海溝モデルでM9・1と推定した。
これは、東日本大震災のM9や、想定される南海トラフ巨大地震のM9・1を超えるほどの巨大地震だ。
A4-この二つの海溝沿いでは、12~13世紀、または17世紀に発生した津波による堆積物が確認され、4世紀前後にも巨大地震の痕跡がある。
869年の貞観地震も踏まえれば、津波が発生した間隔は約300~400年だ。
17世紀の津波からすでに約400年が経過しているため、両海溝沿いで最大級の地震・津波の発生が切迫していると考えられる。
 今回の推計は、実際に過去に起きたデータを用いている点が一番の特徴だ。
A5-例えば、南海トラフ巨大地震は、想定し得る最大級の地震といっても、実際に起きたという証拠はなく、あくまで科学的に考えられる最大級の想定だ。
 一方、日本海溝・千島海溝については、津波堆積物という科学的根拠に基づく津波データを使って推定している。
その意味で蓋然性(確実性)はこちらの方が高いということが言える。

「まとめ→■発生時期「切迫している」/6千年間の痕跡調査、確度高い」

Q2-多くの自治体庁舎で浸水の恐れがあるとの結果をどう見るか?
A1-推計で示した浸水想定図を見ると、北海道を中心に青森市なども含めて広範囲で広く浸水する。
東日本大震災の時も、岩手県大槌町などで庁舎が津波にのまれ、当時の町長も亡くなってしまった。
A2-災害時に庁舎が浸水すると、機能不全となって被災者支援や復旧作業に甚大な支障が出る。
これも大事な教訓の一つであり、浸水想定図を参考に各地域ごとの対策が必要だ。
A3-2018年の北海道胆振東部地震では、国内初のブラックアウト(全域停電)が起きたが、その原因となった北海道電力苫東厚真発電所は浸水の恐れがある。
その意味では、再びブラックアウトは起こり得る。こうした懸案に迅速に対処していくことが求められる。

「まとめ→■人の命が最優先。地域の特性考慮して対策検討を」

Q3-今後の防災対策で必要な視点は?
A1-東日本大震災後、政府の専門調査会の報告では想定し得る津波について、「発生頻度は極めて低いが、甚大な被害をもたらす最大クラスの津波」と「発生頻度が高く津波高は低いが大きな被害をもたらす津波」の二つのレベルを示したが、今回の想定は前者である。
A2-最大クラスの津波に対しては、ハードとソフト対策を組み合わせた「多重防御」が基本で、人命を助けることが優先される。
防潮堤の建設や土地かさ上げなどのハード面だけでは限界があるので、広範囲での被害を前提に、各地域のBCP(業務継続計画)や避難マニュアルを見直す必要があるだ
ろう。
  特に、想定の対象地域は寒冷地なので、冬季に巨大地震が起きた場合など、地域の特性を考慮するべきだ。

さたけ・けんじ 1958年東京都生まれ。北海道大学大学院理学研究科修士課程修了。米ミシガン大学助教授、工業技術院地質調査所主任研究官、産業技術総合研究所活断層研究センター地震被害予測研究チーム長など歴任。2008年1月から現職。
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5月-命を守る-新型コロナウイルス感染・災害・BCP等-避難関連情報 2020年04月21日~2020年05月20日まで

2020年05月21日 09時08分20秒 | 命を守る-災害・BCP等-避難関連情報
5月-命を守る-新型コロナウイルス感染・災害・BCP等-避難関連情報
2020年04月21日~2020年05月20日まで

ワンクリック表示で見る場合は下記のURLでお願いします。
また発信者の都合で、リンク切れとなっている可能性があることもご承知ください。
https://www.facebook.com/OzakiSGI/posts/712324506201621?__tn__=K-R

------BCP---------------

〇内閣官房が業種ごとの感染予防ガイドライン一覧を公表:5/20
https://www.risktaisaku.com/articles/-/32127

〇新型コロナウイルスの影響で実施されていた、厳しい外出制限などの規制が今後解除
されていく見通しだ。その中で、ビジネスを通常運転に戻していく際にどのようなこ
とが考慮され、対策が講じられているか―など、危機管理担当者に聞いた調査結果を
紹介する。:5/20
https://www.risktaisaku.com/articles/-/32084

〇上場地銀7割超が減益=新型コロナ追い打ち、3社赤字―20年3月期:5/19
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31992

コロナ禍の苦境だからこそSDGsを磨く、
老舗の印刷中小企業がチャンスと捉える理由:5/16
https://newswitch.jp/outline/22264

〇旭化成、竜巻被害の工場再開を断念=不織布を生産:5/18
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31831

〇経団連が「新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」公表:5/15
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31740

〇4月の企業倒産15%増=新型コロナ、中小・零細直撃:5/14
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31591

〇5月内定率、初の低下=緊急事態宣言で面接できず―リクルート:5/14
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31609

〇都、「BCP実践促進助成金」感染症対策の助成率引き上げ:5/13
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31461

コロナで働き方改革 東芝・ルネサスが週休3日制導入:日本経済新聞:5/4
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58776260U0A500C2TJC000/

緊急事態の医療・小売現場をクレーマーから救う!告知文の作り方:4/30
https://diamond.jp/articles/-/235967

自治体の業務継続計画(BCP)について【自治体事例の教科書】:4/30
https://www.jt-tsushin.jp/article/casestudy_bcp/

ナショナリズムの台頭が新型コロナウイルス対策にとってマイナスに
—— ビル・ゲイツ氏が指摘:5/7
https://www.businessinsider.jp/post-212037

コロナ危機で大きく衰退する「先進国の末路」 欧米諸国の自壊と、排外主義の暴走:4/29
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72177

京大藤井教授 自殺者数が14~26万人も増える…
現政府対策を全てやった前提で:4/29
https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/28/0013304936.shtml

中小企業の資金繰り対策に「永久劣後ローン」を立教大学名誉教授が提言:4/29
https://www.sankeibiz.jp/business/news/200429/bsm2004290500001-n1.htm

コロナ禍に直面する経営者へ、弁護士からのアドバイス:4/28
https://webronza.asahi.com/business/articles/2020042700006.html

新型コロナ不況「リーマン・ショック」より対応が困難なワケ:4/26
https://gentosha-go.com/articles/-/26705

企業システムへのハッキング、在宅勤務普及した3月に急増:4/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29714

雇用維持へ労使連携=コロナ影響、長期化も視野―経団連と連合:4/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29765

----------------------新型コロナウイルス感染関連-----------------------

新型コロナと自然災害 今こそ確認しておきたい避難方法
(第3弾)~在宅避難・避難所編~:5/20
https://tenki.jp/suppl/m_seta/2020/05/20/29824.html

新型ウイルス感染、公共交通機関はどれくらい危険?:5/20
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-52703427

刺すような痛み、激痛…「このまま死ぬのか」 
コロナ感染の女性、闘病の1カ月振り返る:5/20
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/249883

〇もし今、コロナ禍において広域災害(地震、津波など)が発生した場合、ボランティ
ア活動は果たして期待できるのだろうか。主に避難所におけるボランティアの役割を
解説。:5/20
https://www.risktaisaku.com/articles/-/32062

〇消毒液も転売禁止へ=新型コロナで品薄―政府:5/19
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31988

〇院内感染に強い不安、現場改善を=新型コロナで勤務医労組がシンポ:5/18
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31918

女性医師、偏見に苦しむ…「
風下にウイルス飛んだら責任取るのか」電話相次ぐ:5/15
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200513-OYT1T50193/

【石弘之】『感染症の世界史』著者の眼 
都市というウイルスの温床を作った私たち:5/15
https://globe.asahi.com/article/13368141

コロナ禍の今だから知りたい、ウイルスの謎。
生物学者が語る「生命体としてのウイルス」:5/15
https://www.businessinsider.jp/post-212842

「もっと強く訴えればよかった」…:5/15
ビル・ゲイツは就任直前のトランプ大統領にパンデミックの危険性を警告していた
https://www.businessinsider.jp/post-212688

ターゲットは呼吸器系ではなく全身の血管か
「飽食の時代に対するウイルスからの警鐘」:5/15
https://www.fnn.jp/articles/CX/42176

新型コロナウイルスとの共存…コロナの時代の新たな日常「新しい生活様式」とは?:5/14
http://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/?mode=detail&news_id=2020051300000004

〇新型コロナウイルス対策ツール :5/14
 世界のオモロイことをゴソゴソとかき集めるサイト「ワラウクルミ~世界はオモロイ
ことだらけ~」が、A4クリアファイルから簡単に作れる飛沫防止のフェイスシールド
の作り方を公開している。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31549

新型コロナウイルスとの共存…コロナの時代の新たな日常「新しい生活様式」とは?:5/14
http://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/?mode=detail&news_id=2020051300000004

クルーズ船清掃業者に聞く 家庭にウイルスを持ち込まない方法は 静岡・富士市:5/14
https://www.sut-tv.com/news/indiv/4907/

コロナ危機、個々人のいかなる経験も想像力も超える圧倒的な崩壊に備えよ:5/13
https://newswitch.jp/outline/22217

コロナ感染リスクが高い職種トップ30と発熱率が高い職種:5/13
https://president.jp/articles/-/35215

「ベーシックインカムは人を幸福にする」と2年間に及ぶ実験で判明:5/13
https://gigazine.net/news/20200511-finland-basic-income-result/

米NYに「トランプ死の時計」、防ぎ得たコロナ死者数刻む:5/13
https://www.afpbb.com/articles/-/3282773

米大統領選世論調査、コロナ対応不満でトランプ氏の支持率低下:5/13
https://jp.reuters.com/article/usa-election-poll-idJPKBN22P03R

〇クラスター、全国で250件=医療機関で85件、福祉施設で57件―新型コロナ:5/12
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31395

〇PCR検査、診療所でも=厚労省:5/12
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31404

〇WITHコロナのBCP
 コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(その2)
 緊急座談会 3.11と変わらぬ課題:5/12
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31325

新型コロナウイルス感染、マンションの管理組合はどう備える:5/12
https://suumo.jp/journal/2020/05/12/172520/

ポストコロナの時代にも響く 「世界でいちばん貧しい大統領」の言葉
https://forbesjapan.com/articles/detail/34364

コロナウイルスは最も複雑で賢い「RNAウイルス」のひとつ
【研究33年ウイルス学者が語る新型コロナ:5/12
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/272993

世界が評価を変え始めた~日本は新型コロナ感染抑止に成功している:5/12
https://news.1242.com/article/223470

「感染の第2波は確実にやってくる」…
ロックダウン緩和計画が進むドイツで科学者が警告:5/10
https://www.businessinsider.jp/post-212466

免疫が銃を乱射し自殺命令まで…コロナで人間が死ぬ仕組み
【新型コロナ 今さら聞けない重大知識】:5/10
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/272889

〇新型コロナに備えろ!:5/7
 コロナ危機への対応を通じて今、見直すべきことは何か(その1)
 緊急座談会:大規模・特殊災害、医療、経済、BCPの専門家が議論
新型コロナウイルス感染拡大への対応で困難な状況にある日本社会において、医療と
経済の双方を守る危機管理のあり方が求められている。政府による緊急事態宣言が発
出される中、6 人の危機管理分野のエキスパートがそれぞれの課題や提案を持ち寄り、
日本の危機管理への提言をまとめるべく座談会に臨んだ。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/30879

○知られていない感染病の脅威:5/11
 世界に広がる新型コロナウイルス感染(3)
 鳥類のコロナウイルスはひんぱんに変異する
 (獣医学博士 大槻 公一)
過去の研究成果から鳥類のコロナウイルス感染について考察する第3弾。「COVID-19
にそのまま当てはまるとはいえないが、共通する部分もあるのではないか」と筆者は
いいます。今回は、鳥類のコロナウイルスでは様々な変異が起きることを紹介します。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31034

〇PCR検査場所にも使用できる感染症対策テント:5/11
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31226

〇企業をむしばむリスクとその対策:5/7
 緊急時のリスクコミュニケーション
 第16回 緊急時のリスクコミュニケーションの肝(戦略リスク)
 (株式会社フォーサイツコンサルティング執行役員 五十嵐 雅祥)
新規感染者数の増減は、多くの人たちが気になるところです。ピークアウトと判断し
た場合には徐々に経済活動を再開していかなければ、何より企業の存続が危うくなっ
てしまいます。しかしながら、新規感染者数の増減だけに目を奪われてしまっていて
は、判断を誤ってしまう可能性にも注意しなければなりません。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/30656

○中小企業の防災 これだけはやっておこう:5/7
 残された経営資源を踏まえて復旧対応の順位を決める
 復旧活動編その4 復旧対応の進め方
 (ミネルヴァベリタス株式会社 顧問/信州大学 特任教授 本田 茂樹)
これまで、初動対応後のアクションとして被害の確認手順を説明してきました。今回
は復旧対応について解説します。被災時は経営資源が限られますから、復旧対応は優
先順位を決め、その順位に従って進めることが必須。二次災害の防止や自社のステー
クホルダーとの連携が重要ポイントです。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/30436

ダイアモンド氏「協調こそ解」 識者が語るコロナ:日本経済新聞:5/4
https://www.nikkei.com/article/DGXZZO58701710R00C20A5000000/

【コロナ対策】ウイルスを部屋に持ち込まないために玄関でやるべき5つのこと:4/30
https://weboo.link/article/12091

コロナと人類は「勝ち負けなしの共存関係」だ:4/30
https://toyokeizai.net/articles/-/346082

新型コロナウイルス感染症についての議論は
「科学と政治の区別がなくなっていて危険」という主張:4/29
https://gigazine.net/news/20200428-covid-19-scientific-discussion/

パンデミックや自然災害に備えて改めて確認すべき7つのこと:4/29
https://fpcafe.jp/mocha/2049

新型コロナ“重症化の前兆”チェックリスト:4/29
http://www.news24.jp/articles/2020/04/29/07634529.html

〇危機管理担当者として学ぶべき新型コロナウイルス感染症対策:4/28
 個人用保護具(PPE)は武器である-特殊災害としての感染症対策
 (株式会社日本防災デザイン 熊丸 由布治)
先週の連載第3弾目では最後に現場最前線で活動する医療従事者や救急隊員などへの感
染例が報告されているという話をした。また現在、医療現場で圧倒的に不足(枯渇)し
ている個人用保護具(以後PPEと呼ぶ)の問題を憂慮して、今回は基本に立ち戻り、PPE
の基礎知識について解説しようと思う。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29951

〇危機発生時における広報の鉄則:4/28
 なぜ批判の的に? 戦略性欠いたメッセージ発信
 第15回 緊急事態宣言で求められた表現力とは
 (広報コンサルタント 石川 慶子)
4月7日に7都府県、4月16日には全国に緊急事態宣言が発出され、安倍首相が記者会見を
行いました。言葉は国民に届いたでしょうか。経済支援策も含め「遅過ぎる」「甘過ぎ
る」といった反発が少なくありません。歴史に残るメッセージを危機管理広報の観点か
ら分析します。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/30215

〇感染症医療機関、4分の1が浸水=大規模洪水発生時―京大調査:4/28
https://www.risktaisaku.com/articles/-/30351

〇危機管理担当者として学ぶべき新型コロナウイルス感染症対策 :4/23
 パンデミックの被害を最小限に留める
 特殊災害としての感染症対策
 (株式会社日本防災デザインCTO 熊丸 由布治)
先週の連載第2弾目では、「バイアスがもたらす初動対応の遅れ」という話をした。特
殊災害(CBRNE災害)では、初動対応の遅れや間違った判断は、問題解決どころかそれ
自体が問題となってしまう可能性がある。それでは一体どのようにして迅速かつ適切な
初動対応を実施すればよいのか。具体的な解決策を考えていきたいと思う。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29837

〇スペイン風邪と食器の消毒(甲南女子大学/名誉教授 奥田 和子):4/22
店が提供した飲食物は客の体内に取り込まれるので、ウイル
スの侵入が免れないということです。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29658

〇菅官房長官、「集団免疫」戦略採らず=新型コロナ:5/8
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31121


院内感染42人…都立墨東病院の今「医療崩壊は信頼の崩壊だと知った」:5/7
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/272746

ウイルスから身を守るために人間がわざと“誤解”していることとは? 
<子どもの疑問に学者が本気で答えます 番外編>:5/7
https://dot.asahi.com/dot/2020042900032.html

今日本で災害が起きたら「感染爆発」は免れない:5/7
https://toyokeizai.net/articles/-/347958

新型コロナに感染したらどうなる?  PCR検査、入院、
ホテルでの隔離…体験者に聞いた。:5/7
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-taiken

飲食店に高機能換気設備 コロナ対策、温暖化も抑制―環境省:4/26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042500330&g=eco

【新型コロナ】マンション防災に対する不安、住民の7割が「衛生対策」と回答:5/4
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-3401/

新型コロナ、マンションで「大規模集団感染」が起こる日:4/26
一戸建てが見直されるかもしれない
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72121

”8割おじさん” こと西浦博教授がPCR検査について語ったこと。
実際の感染者数、現在の10倍いる可能性にも言及:4/26
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/cluster-japan-senmonka

コロナ後、日本人の「生活」「住まい」「働き方」はここまで激変する…!
もう見て見ぬフリはできない:4/24
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72106

なぜ新型コロナウイルス感染症は一部の人だけで重症化するのか?:4/24
https://gigazine.net/news/20200424-covid-19-immune-response/

WHO「新型肺炎、長いつきあいに…この伝染病は簡単に再発」:4/23
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/265191

「責任は全てとる」ポリオ時の厚相に倣え 自民・石破氏:4/23
https://www.asahi.com/articles/ASN4R5D73N4RUTFK00J.html

「新型コロナウイルスの第2波は第1波よりも深刻なものになる」と
アメリカ疾病予防管理センターが警告:4/23
https://gigazine.net/news/20200423-coronavirus-second-wave-cdc/

ビル・ゲイツ氏は「ワクチン完成するまで生活戻すな」と提言:4/23
https://www.news-postseven.com/archives/20200423_1557237.html

コロナ禍で南海トラフ地震が起きたら 自己防衛がカギ:4/23
https://www.sankei.com/life/news/200423/lif2004230035-n1.html

科学が示す「コロナ長期化」という確実な将来:4/22
https://toyokeizai.net/articles/-/345872

心の非常スイッチをONにせよ、特殊災害としての感染症対策
(株式会社日本防災デザイン /CTO 熊丸 由布治):4/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29180

内閣府、消防庁、厚生労働省の担当部局連名で、
避難所における新型コロナウイルス感染症への対応に関する通達:4/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29351


------避難関連情報-------------------------------------------

逃げ遅れは命に関わることも!『氾濫』について正しく知ることの重要性とは。:5/15
https://www.olive-hitomawashi.com/lifestyle/2020/05/post-837.html

災害列島 命を守る情報サイト|複合災害対策-避難所感染対策-NHK NEWS WEB:5/14
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/

JR東日本 CO2排出量削減目標を上方修正、風力や水素を使ったエネルギー変革を加速
https://tetsudo-ch.com/10348653.html

35億人を襲う熱波、2070年までに居住不可能に 国際研究:5/7
https://www.cnn.co.jp/fringe/35153349.html

災害時の指定避難所 34市町村で「改善必要」 自治体アンケート:4/30
https://this.kiji.is/628335923934938209

「津波監視システム」を実現せよ! 変動帯に生きる日本人必読の理系小説 
『ブルーネス』(伊与原 新):4/28
https://books.bunshun.jp/articles/-/5406

家族でやろう!防災家族ミーティングのチェックリスト:4/26
https://moshimo-stock.jp/article/entry/2020/04/post-56/

岩手など津波30メートル弱想定 日本・千島海溝地震:日本経済新聞:4/21
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58292970R20C20A4CE0000/

新規格「防災ISO」提案へ 東北大災害研、23年発効目指す:4/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29749

「第15回グローバルリスク報告書2020年版」では、今後10年間
に世界で起こり得る可能性が高いリスクの上位5項目を環境関連が独占:4/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29556
----------------------------------------
〇=リスク対策.com
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栗田暢之さん、三者(行政とボランティアセンター、NPO等の民間支援セクター)が連携することが必要。地域の「受援力」を高めていくことが重要。

2020年05月20日 09時46分42秒 | 防災組織の見本事例
三者(行政とボランティアセンター、NPO等の民間支援セクター)が連携することが必要。
地域の「受援力」を高めていくことが重要。
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク 代表理事 栗田暢之

復興と文化 :聖教新聞05月19日2020年  要点箇条書き抜粋

尾崎 洋二 コメント:栗田さんの歴史はまさに日本における災害ボランティアの歴史であることを痛感しました。今コロナ禍が騒がれる日本において、これからは更に、台風、地震、津波などコロナ禍との二重災害にも備える必要がでてきました。いままで通り、「災害→即ボランティア活動で参集」ということが行えなくなる可能性もあります。避難所の運営を「感染防止」からの視点からどうするのか?も課題となります。まさに行政とボランティアセンター、NPO等の民間支援セクターの緊密な連携必要となります。そして地域ごとのボランティア「受援力」を更に高めていくことが重要となってきます。

1-1995年が「ボランティア元年」
それまで社会福祉関係者によるものとみられがちだったボランティアが、阪神・淡路大震災を通し、多くの一般市民が参加する被災地の支援活動へと広がった。
その時、栗田さんは現地で2カ月間、支援活動を行いました。栗田さんにとって、印象的だったのは、弁当やパンに偏りがちな避難所で要望の多かった焼肉を実施するなど、常に被災者を主体に置く学生の姿です。このことが栗田さんの原点になっています。

2-半年後、震災の教訓を将来に生かすことを目的として、「震災から学ぶボランティアネットの会」が設立され、栗田さんはその事務局長に就任。同会の設立の背景には、時間とともに先細る支援を各団体が互いに補い合って継続させたいという栗田さんの思いもあった。

3-2000年9月に発生した東海豪雨では、同会を含めた県内の支援団体と県の間で結んだ協定に基づき、ボランティア本部が開設され、栗田さんは、その本部長として被災地支援に取り組みました。
4-02年3月 レスキューストックヤードを設立
5- 2004年を境に各自治体の社会福祉協議会が母体となって開設されるようになった。被災地に設置されるボランティアセンターは阪神・淡路大震災当時にはなかった。台風による災害が頻発したこの年、全国で七十余のボランティアセンターが開設されるなど、同センターを拠点に支援活動が行われる環境が整ってきた。

6-東日本大震災(11年3月)では、その状況が一変。多くの被災地では、まち全体が壊滅状態となり、ボランティアセンターさえ容易に開設できなくなっていた。
そうしたなか、災害救援NPOのみならず、さまざまなジャンルのNPOが連携して対応していく必要があることから誕生したのが「東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)」。被災地では、JCNに加盟した約900団体を含め、推計3000を超えるNPOが支援に取り組くんだ。
この時の「支援に漏れやムラが生じた」問題点
① 被災地では、海外支援を主に行うNGOも支援を行っていたが、NPOとの接点はあまりなかった。しかし、取り残された地域をなくすためにも、こうした民間セクターが互いに連携し情報を共有することが必要であった。
② さらに災害救援の柱である行政との連携も必要だった。行政による支援とNPOの活動に連携がないため、全体を俯瞰した対応とはならなかった。

こうした反省から、行政とボランティアセンター、NPO等の民間支援セクターという三者が連携することの重要性が明らかになった。それが「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」の設立へ結び付いていった。
7-2013年にネットワークの準備会を立ち上げ、2016年4月の熊本地震では、初の三者の参画による情報共有会議「火の国会議」を開催し、支援活動を進めた。その結果、三者が連携することで、支援の漏れやムラを極力なくしていこうという共通目標が共有された。この年の秋、JVOADはNPO法人の認証を得て正式に発足し、その後続く、九州北部豪雨や西日本豪雨、昨年の台風災害の被災地の多くで情報共有会議が開催されることになった。
8-2019年5月には内閣府とJVOADの間で、三者の連携・協働を約す「タイアップ宣言」も交わされ、発災時のみならず、平時も「全国情報共有会議」を開催し、諸課題を協議していくことが約し合われた。

「地域の受援力を高める」ことが今後の課題
ボランティア活動の裾野が広がるなか、支援を受け入れる環境やノウハウなど、地域の「受援力」を高めていくことも今後必要になってくる。
 その一つとして、各都道府県に三者連携の調整役を担う中間支援組織の構築は不可欠。昨年、東日本を直撃した台風19号では、14都県が災害救助法適用となる大きな被害となったが、そのなかで長野県は発災の翌日夜には情報共有会議を行い、結果として、延べ約7万人のボランティアや100以上のNPO等との連携体制を整えた。
長野県は、数年前から、県職員を「災害時の連携を考える全国フォーラム」に派遣し、県内のNPOセンターや生協などとのネットワーク構築に取り組んきた。実際に防災訓練においてもそれは試されていた。各都道府県でも、こうした三者の連携体制を事前に考え、受援体制をつくっておくことが大切。

さらなる課題と提案
① 災害が激甚化するなか、復興も長期化している。そのなか先細るボランティアをどう維持していくのか?
② 個人であれ、NPOであれ、支援活動には資金が必要です。こうした活動に要する資金をどう確保するか。
③ 地元が地元を支えるコミュニティー基金など、支援活動をサポートできる仕組みを地域社会に平時から根付かせることも考えてほしい。
④ 誰もがボランティアに参加しやすい環境を築くため、企業や教育機関等による大胆な働き掛けがあってよいのではないか?例えば、ボランティアに参加するために利用する交通機関の運賃値下げ、大学をあげてボランティアへの参加を奨励するなど、被災地支援に足を向ける環境をつくることも必要。

無数の手が挙がる社会へ!
同じく被災地の姿を目にしたボランティア参加者は延べ何千万人といる。その一人一人が、こうした事態を招くことのないよう、何でもいい、どこからでもいい、災害に備えていく。それがレスキューストックヤードの活動の基本。
 いずれにせよ災害は必ずやって来ます。その結果、家を失い、家族や友人を失うこともあります。それは人生の一大事でしょう。誰もが「助けて!」と声を上げて叫んでいいはずです。
 その時、「私はあなたを助けられます」と何人が手を挙げることができるのか。無数の多くの手が挙がる社会、それが栗田さんの目指すボランティア社会。

くりた・のぶゆき 1964年、岐阜県生まれ。95年の阪神・淡路大震災当時、大学職員として学生ボランティアの調整役として被災者支援に当たる。2002年、NPO法人レスキューストックヤードを設立。16年に全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)を設立、代表理事に。

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3月+4月+5月-新型コロナ関連の補助金・融資・支援・税金控除・支払い猶予まとめ(2020年03月10日~2020年05月10日分)

2020年05月11日 09時36分39秒 | 被災時や日常生活における「補償制度・保険・年金・法律」情報
3月+4月+5月-新型コロナ関連の補助金・融資・支援・税金控除・支払い猶予まとめ
+被災時や日常生活における「補償制度・保険・年金・法律・相続・税金」情報一覧
(2020年03月10日~2020年05月10日分)

ワンクリック表示で見る場合は下記のURLでお願いします。
また発信者の都合で、リンク切れとなっている可能性があることもご承知ください。
https://www.facebook.com/OzakiSGI/posts/705443773556361?__tn__=K-R

【最新】新型コロナの各種支援を紹介
ー3年間実質無利子の貸付や最大200万円の給付も!:5/10
https://sogyotecho.jp/covid-19-kakushushien/

新型コロナ関連の補助金・融資・支援・税金控除・支払い猶予まとめ:4/23
https://fpcafe.jp/mocha/2039

休業者に「失業手当」=特例で支給―新型コロナ:5/10
https://www.risktaisaku.com/articles/-/31287

<中小企業向け>新型コロナ給付金・助成金・補助金・資金
繰りタイプ別の支援策まとめ:4/28
https://biz.moneyforward.com/blog/42343/

新型コロナウイルスで経営が厳しい
…中小企業が使える補助金には、どんなものがある?:4/26
https://financial-field.com/living/2020/04/25/entry-75875

参考までに下記Yahoo Japan News で発信されました。
【Covid-19】新型コロナウイルス感染症を「災害」
としてとらえた政策を―弁護士が緊急提言

(3)解雇しなくても失業給付を受けられる
たとえば、感染拡大地域や感染拡大増加傾向地域を
「激甚じん災害に対処するための特別の財政援助等
に関する法律」(激甚法)の適用地域とし、かつ
「激甚じん災害時における雇用保険法による求職者
給付の支給の特例」を適用することにすれば、事業
者が雇用者を解雇することなく、雇用者を休業させ
たうえで雇用保険金を受給させることができる。4/19
https://news.yahoo.co.jp/byline/okamototadashi/20200419-00173476
/?fbclid=IwAR1xVul6yUFMJV4qBi4_8sCbWdvFTdEOYDea9zSSVsQsGXt8JVX84aC9wKY


「国が家賃を払います」外国人もフリーランスも使える制度を解説:5/10
https://withnews.jp/article/f0200508002qq000000000000000W0ej11101qq000021079A

【新型コロナ】仕事を休んだ時や収入が減った時には
どんな給付が受けられる?:5/10
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-3406/

勤労者の生活支援の特別融資開始 新型コロナで全国13の「ろうきん」:5/7
https://b.kyodo.co.jp/business/2020-5-7_7267360/

iPhoneで「特別定額給付金」をオンライン申請した:5/6
https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1250813.html

年金生活者支援、葬祭費、知っておいて損はない「給付金」制度:4/29
https://dime.jp/genre/895516/

いざというときのために知っておきたい!
年金が生活最低費に満たない場合、どうなるの?:4/28
https://financial-field.com/living/2020/04/28/entry-76078

経産省、最大200万の「持続化給付金」の申請方法公開。申請準備を:4/28
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1249873.html

新型コロナの影響で住宅確保給付金の支給範囲が拡大。
収入が大きく減ってしまった方も対象に!:4/28
https://financial-field.com/living/2020/04/27/entry-76050

公庫の「コロナ特別貸付」を解説、通常融資は3カ月待ちも:4/26
https://www.rakumachi.jp/news/column/259600

会社員が業務のための支出を所得から控除できる方法!?「特定支出控除」:4/26
https://financial-field.com/tax/2020/04/25/entry-75854

【新型コロナ】緊急の生活資金貸し付け、手続き迅速化 労金で申請書配布:4/26
https://www.kanaloco.jp/article/entry-339812.html

雇用保険未加入で失業…そんな場合に残された、セーフティネットとは?:4/26
https://financial-field.com/living/2020/04/25/entry-75886

飲食店や小売店などが対象。
コロナ禍で苦しむ9種類の業種に国が最大200万の給付金を。:4/26
https://www.buzzfeed.com/jp/reonahisamatsu/200man

【法人向けコロナ支援】「新型コロナウイルス感染症特別貸付」と
「特別利子補給制度」の併用で実質無利子で借り入れも:4/26
https://manetatsu.com/2020/04/255598/

【老後のお金を増やす】NHK受信料が免除になる? 
払わなくていいのに、払っていませんか?:4/26
https://manetatsu.com/2020/04/253322/

休業要請に応じた中小、手当全額を国が補助 雇用助成金:日本経済新聞:4/26
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58509600V20C20A4EA3000/

中小企業基盤整備機構、補助率を一律引き上げ コロナ禍受け特別枠新設:4/24
https://netkeizai.com/articles/detail/681

松田公太「コロナで客が来ないから」外食産業の家賃棒引き法の無法地帯:4/24
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11603

【コロナ支援】「現金10万円一律給付」の対象者・手続き方法と注意点
「住民票と現住所は同一に!」(4月23日現在最新):4/24
https://manetatsu.com/2020/04/256299/

銀行員が忠告 コロナ支援「無利子無担保」借りるときの2つの対策:4/24
https://manetatsu.com/2020/04/254027/

コロナ雇用危機 「非正規」の暮らしを守れ:4/23
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/602847/

必ず来る不当解雇の嵐、上手く乗り切るための心得:4/23
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60229

もう「パートだから」は許されない?
4月から始まるパートタイム・有期雇用労働法とは:4/23
https://mymo-ibank.com/money/3515

休業を支える「雇用調整助成金」支給決定はなぜたった60件?
厚労省に聞いてみた:4/23
https://www.businessinsider.jp/post-211695

所得税、保険料、電気代…「支払い猶予・免除になるお金」11の手続き:4/23
https://www.moneypost.jp/652499

「会社が国の助成金を利用してくれない」
コロナ危機のなか、立ち上がり始めた労働者たち:4/20
https://bunshun.jp/articles/-/37228

三重県も休業要請、応じた事業者に50万円の協力金交付へ:4/20
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200420-OYT1T50064/

新型コロナ緊急経済対策で児童手当上乗せへ(2) 
確定申告書で所得制限を理解しよう:4/20
https://manetatsu.com/2020/04/253712/

外国人、コロナ解雇急増 住まいも失い 行き場なく困窮:4/20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042002000110.html

100万円の「持続化給付金」をフリーランスが申請する方法
…今から準備できる3つの書類:4/23
https://www.businessinsider.jp/post-211664

コロナショックで苦境に立たされるフリーランスに“自己責任”の声
…安心して選択できる働き方にするためには?:4/24
https://times.abema.tv/posts/7051198

フリーランス・個人事業主はコロナで100万円給付を受けられるか調べてみた:4/20
https://mi-mollet.com/articles/-/23057

“新型コロナ”で独自の融資制度…売上5%以上減った中小企業等に
3千万円限度で融資へ 名古屋市:4/20
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20200420_123710

休業支援、臨時交付金の活用容認 経財相が明言:日本経済新聞:4/20
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58242190Z10C20A4000000/

65歳以上の人の雇用保険料免除が2019年度で終了。
2020年から雇用保険料はどれくらいかかる?:4/18
https://financial-field.com/insurance/2020/04/17/entry-75237

連帯保証人に“限度額”が新設 責任を超える範囲は支払い不要に:4/18
https://jisin.jp/domestic/1850947/

コロナで危機…、生活を補う「生活福祉資金貸付制度」を知っとこう:4/18
https://www.news-postseven.com/archives/20200417_1556446.html

「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を使った資金繰り対策を検討しよう:4/18
https://biz.moneyforward.com/blog/42209/

増え続ける「自己破産件数」 経済的破たんを避けるためにできる3つの対策:4/18
https://manetatsu.com/2020/04/243127/

飲食店が活用できる新型コロナ関連の「融資制度・補助金・助成金」:4/10
https://www.inshokuten.com/foodist/article/5721

雇用調整助成金、申請時の記載項目半減 厚労相発表:日本経済新聞:4/10
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57900280Q0A410C2EAF000/

「新型コロナ」で困ったときに「もらえるお金・借りられるお金」
会社員からフリーランスまで:4/6
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71556

【休業手当】コロナに感染した場合・自宅待機の場合はもらえるの?
 3つのパターン別で解説:3/27
https://manetatsu.com/2020/03/245881/

東京海上、私大の不祥事に保険 損害賠償責任に対応、4月発売:3/23
https://this.kiji.is/614701936685565025

「委託」と「請負」の違いをハッキリさせます!さらには「委任」の意味もご紹介:3/23
https://fundo.jp/302144

自己責任という言葉に踊らされる現代人の哀れ:3/23
https://toyokeizai.net/articles/-/337633

災害被害者の苦境は改善できるか。「被災者総合支援法案」の挑戦:3/17
https://webronza.asahi.com/national/articles/2020031400005.html

もしも大災害で社員が被災したら?
 「災害復興法学」のすすめ
 生活再建への「正しい」知識の備え(34)
 (弁護士・博士(法学) 岡本 正)

東日本大震災から9年目の3.11で最終回を迎えた本連載。ベースとなった「災害復興
法学」は、既存の法制度をより使いやすく改善し、被災者への十分な支援につなげる
ための学問です。これを機に、防災や復興における「法律」「政策」の重要性を再考
してみましょう。:3/12
https://www.risktaisaku.com/articles/-/25652


▼新型コロナウイルス感染症対策として中小企業者への
 資金繰り支援措置を発動 経産省:3/11
www.newton-consulting.co.jp/topics_detail11/id=3256

▼「新型コロナウイルスに関する金融庁相談ダイヤル」を開設 金融庁:3/11
www.newton-consulting.co.jp/topics_detail11/id=3239
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震災に学ぶ企業の再建 -「BCP(事業継続計画)策定の教訓」を製作- テレビでは伝えられない実態も

2020年05月05日 07時05分16秒 | BCP・防災
尾崎 洋二 コメント

3.11からの復興を記録し続けた田中敦子さん。
現在の新型コロナウイルス感染の危機に復興を危惧して
います。

田中さんは、「復興」とは何かと考えた時、それには被災
地の基幹産業である水産加工業が再建し復興を果たすこと
が何より大切だと気付き、その再建、復興の姿を記録し続
けてきました。

「記録は記憶」です。この大震災を風化させないためにも
記録はどうしても必要、という田中さんの思いは、「BCP
(事業継続計画)策定の教訓」を製作することに繋がり
ます。

毎年のように起きる大型台風や集中豪雨、そして南海トラ
フ地震などの災害に対し、中小企業が生き残るために必要
なのがBCPです。

今回新型コロナウイルス禍の最中に大型台風や集中豪雨、
そして南海トラフ地震などの災害が起きたらどうなるだ
ろうか?二重災害に対するBCPはできているだろうか?
と思いました。

田中さんが、明年に完成させる「収束編」(仮題)に
このテーマがどのように組み込まれるか?私は期待し
ます。

-----------------------------------------------------------
〈文化〉震災に学ぶ企業の再建
「BCP(事業継続計画)策定の教訓」を製作
テレビでは伝えられない実態も
聖教新聞 2020年5月5日

田中敦子:たなか・あつこ 1964年、円谷プロダクション創設時の
スタッフとして番組制作に参加。
69年、フリーに。(株)コスモ・スペース等で各局番組の制作に
携わり、2007年、(有)ソラワンを設立。東日本大震災後、被災
地の水産加工業者の撮影を続ける。
(映像製作会社「ソラワン」取締役)


中小企業庁の奨励を機に


 今年2月、DVD「東日本大震災に学ぶBCP策定の教訓」を完成させ
ました。

「BCP策定」とは、「災害に遭った時、速やかに事業を継続させる
方法を事前に想定し策定する」ことです。

昨年7月、中小企業庁がこうした企業の事業継続に対し補助金を付
け、全国の商工会や商工会議所に指導を奨励したことが製作の契
機となりました。

BCP策定の指導が奨励された背景には、毎年のように起きる大型
台風や集中豪雨などの災害に対し、中小企業が少しでも自力で
備えてほしいという行政の思いがあります。

「BCP策定の教訓」の映像は、震災直後から撮影し製作してきた
「被災地の水産加工業 経営者たちの戦いの記録」(2014年、全6巻)、
「被災地の水産加工業 あの日から5年」(17年、1巻)の中から、
中小企業が被災した際、事業の再開までには何が起きるのか、
どのような備えが必要か、事実に基づき必要箇所を抜粋し再編集
したものです。

静岡県BCPコンサルティング協同組合など、既に講習会等でも活用
されています。


被災地の基幹産業を記録


東日本大震災の翌年、国は南海トラフ地震による被害想定を発表
しましたが、それによれば、被災地域全体で犠牲者は最大32万人
に上るとされました(その後、23万人に修正)。

30年以内に70%の確率で起きるといわれる南海トラフ地震は太平
洋沿岸地域の多くの企業にも甚大な被害をもたらすことでしょう。

「経営者たちの戦いの記録」「あの日から5年」に記録された映
像は、そうした被災想定地域の企業経営者に災害への事前の備え
として役立つのではないか。

国の発表以来、そう感じていました。

そうしたなか、これらの記録映像を企業の「BCP策定」の指導に
使うセミナーや講習会が数カ所ですが、開かれるようになりました。

昨年2月、東京の蒲田、大森地区の工場経営者が主催したセミナ
ーでは「経営者たちの戦いの記録」「あの日から5年」が上映され、
10月には、南海トラフ地震の被害想定で水没地域とされる高知
市下知地区で多業種小企業の経営者らが参加し「『被災地の水産
加工業 あの日から5年』に学ぶ中小企業BCP」をテーマに上映会
が行われました。

また、会場で配布したレジュメに中小企業が災害に備えるため
に必要な事項を記録映像から抜き出して記載したところ、多く
の経営者から好評を得ました。

であれば、記録映像から代表的な事例を再編集し製作すればと、
「東日本大震災に学ぶBCP策定の教訓」を製作することになった
のです。
           ◇
私は1964年から半世紀以上、テレビ番組の制作現場に従事して
きました。

テレビ番組のほとんどは民間の制作会社で作られますが、テレ
ビ局が求めるのは視聴率であり、それを最大目的として番組は
制作されます。

重要な内容であっても視聴率につながらないものはカットされ
ます。

そうした番組制作の現場を体験してきました。

東日本大震災でもそれは同様でした。

東北の太平洋沿岸地域を襲う巨大津波の映像に驚愕し心を痛め
るとともに、この大災害から被災地は復興できるのだろうか、
被災地ではこの先どんなことが起こるのか、そもそも「復興」
とは何か――そうした疑問が湧いてきましたが、テレビやラ
ジオからは、「絆」を呼び掛ける言葉や励ましの歌が流れる
ものの、復興の姿はいつになっても見えてきませんでした。

しかし、「復興」とは何かと考えた時、それには被災地の基
幹産業である水産加工業が再建し復興を果たすことが何より
大切だと気付き、その再建、復興の姿を記録し続けてきまし
た。

「記録は記憶」です。この大震災を風化させないためにも記
録はどうしても必要でした。


感染症拡大が追い打ちを


「経営者たちの戦いの記録」は、被災した中小企業5社が震
災直後から工場が再建し稼働する間に体験した、行政と民
間での出来事を記録しました。

受給した補助金の金額から自身が背負った借金まで、経営
者自身がカメラの前で赤裸々に語っています。

「あの日から5年」は、被災企業が受給したグループ補助金
のうち、経営者負担分25%の返済が始まる5年後からの記録
です。

そこから見えてきたのは、社会変化に対応できず淘汰され
る企業と新しい発想で海外マーケットを目指す企業などの
二極化です。

いま、被災地では億単位の補助金を得て、経営者自身も多
額のローンを抱えて倒産する企業が増え続けています。

さまざまな理由から水産加工業全体の売り上げが低下して
いる現在、唯一の現金収入だったイベントでの販売が新型
コロナウイルスの感染拡大で中止を余儀なくされています。

その経緯は震災から10年を迎える明年に完成させる「収束
編」(仮題)の中で紹介していきたいと思っています。

テレビでは伝えられない被災地の実態を撮影し続けるとと
もに、「小規模企業のBCP」に役立てたいと願っています。

 
※DVDの購入方法、上映等についての問い合わせは、
㈲ソラワン=電話03(3797)7551、
メール(sora2@s3.dion.ne.jp)まで。
 
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2020年05月01日 14時14分55秒 | 日常生活・企業防衛におけるリスクマネジメント情報
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https://www.risktaisaku.com/articles/-/28734


「労働問題」

作業員に石綿除去させる 徳島県、大成建設を入札資格停止に:4/26
https://www.topics.or.jp/articles/-/355532

「派遣社員だけ、会社に行く必要はありません」“派遣だけ”は違法の可能性あり?
【新型コロナ】:4/26
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ea293b2c5b669fd89227e53

「清水建設」コロナ感染死社員に関して伏せられていること:4/25
https://access-journal.jp/49042

作業床のある足場を設けず書類送検 住宅塗装工事で死亡労災 西宮労基署:4/20
https://www.rodo.co.jp/column/90096/

派遣元・先の2社を送検 解体工事で労災かくし 所沢労基署:4/18
https://www.rodo.co.jp/column/90067/

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