自助で水害から命を守る-避難行動を事前に整理:全小中高児童・生徒に配布
東京都版「マイタイムライン」
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/mytimeline/index.html
尾崎洋二コメント:「マイタイムライン」取り組み事例が地域ごとに増えれば、増えるほど、家族ぐるみ、地域ぐるみでの「命を守る-避難行動」の質が高まっていくと思います。ハザードマップで水害の危険性を確認できた地域ではぜひ取り上げて欲しい「マイタイムライン」です。特に大規模水害の懸念がある地域では、事例にあるように小中学校の授業でも行って欲しいと思いました。
-----以下 公明新聞7月5日2019年-要点抜粋箇条書き----------------
1- 東京都は150万部を作成し、デジタル版(+東京防災をアプリを通じて、スマートフォン向けアプリ)も配信。
2- 2015年の関東・東北豪雨で発生した鬼怒川氾濫による茨城県常総市の大規模水害を教訓に、国土交通省などが「逃げ遅れ」を防ぐ対策の一つとして推進した。
3- 各人が取るべき行動が時系列で把握でき、徐々に危険性が高まって発生する風水害の備えに特に有効。
4- 提供ツールは、ガイドブック、避難行動が書き込めるシート、作成用シールなど。
5- ガイドブックは小学生低学年から一般用まで年代別に5種類用意。
6- シートは台風、大雨、急な豪雨の各ケースに対応。
7- 記入に当たり、区市町村などが公表したハザードマップから、地域の災害リスクや避難先への安全な経路を確かめ、必要となる防災情報や、自分と家族が無事に避難できるまでの避難準備と避難タイミングを考えていく。
8- 移動に時間がかかる高齢の家族などがいる場合、避難開始を早め、「持ち出す常用薬を用意する」など、必要となる行動と要する時間を挙げて書き込む。