「命を守る・人が死なない!防災士-尾崎洋二のブログ」生活の安心は災害への万全な備えがあってこそ。命と生活の安全保障を!

防災の第一目的は命を守ること。「あの人を助けなくては」との思いが行動の引き金となります。人の命を守るために最善の行動を!

「自分たちの命は自分たちで守る」という自立した自主防災組織と行政との理想的な連携を!

2019年07月30日 12時02分35秒 | お薦め図書

「自分たちの命は自分たちで守る」という自立した自主防災組織と行政との理想的な連携を!

推薦図書:「ドキュメント豪雨災害-西日本豪雨の被災地を訪ねて」

谷山宏典氏著(山と渓谷社)

2018年の西日本豪雨(6月28日~7月8日)は、死者237人行方不明者8人、負傷者433人を出す大惨事となりました。

犠牲者の7割が60歳以上の方です。

 

岡山県真備町では51人の方が亡くなりました。

犠牲者の9割が60歳以上の方で、さらに8割が70歳以上の方です。

真備町ではハザードマップで浸水被害予測を指摘していました。それなのに指摘した通りの浸水被害が発生し、犠牲者が多数出ました。

 

著者の谷山氏は、この厳しい現状を踏まえて現地訪問し、「人はなぜ逃げ遅れるのか」、「生き延びるためにすべきこと」といテーマを掘り下げていきます。

 

8000メートル級の登山をされた経験のある谷山氏は、「人間の都合を山に持ちこんではいけない」という言葉を戒めとしています。

人間の都合を大自然や大災害に持ち込んだ時、そこに隙が生まれて、遭難や、災害被害の危険性も高まるという視点で、我々読者に問いかけます。 

 

現地訪問の中で、「人とのつながりを土台」としての災害からの避難成功例や、「町と人との再生」事例を紹介しています。

 

豪雨、河川氾濫による水害、さらにアルミ工場大爆発という二重災害の中でも、自主防災組織の普段の避難訓練の経験を活かし、全住民350人の避難を完了し、犠牲者ゼロを達成した岡山県総社市下原地区の事例は、私たちが謙虚に学ぶべき教訓になります。

 

下原地区における自主防災組織のリーダーである、川田一馬さんの活躍を支えた地元のメンバーの方々の意識の高さにはまさに学ぶべきものがたくさんあります。やはり形式的な訓練を年に1回行うだけの自主防災組織であってはならないと痛感させられます。

 

「人はなぜ逃げ遅れるのか」-第二章

 第二章における構成は、次のような順番になっています。

「生活圏が危険地帯に変貌する」→「情報だけでは人は動かない」→「正常性バイアスとは何か」→「インフラへの過信」→「プラスにもマイナスにもなる同調性バイアス」→「声かけ避難も万能ではない」。

 

「情報だけでは人は動かない」と「声かけ避難も万能ではない」の項目は気になるところです。

 

「生き延びるためにすべきこと」-第三章

 第三章における構成は、次のような順番になっています。

「避難行動の4つの指針」→「真備町川辺地区・兼信洋二さんの避難行動(身の危険を感じていなかったが、あらかじめ行動のルールを決めておいたので、システマティックに避難できた)」→「その避難経路・避難場所は安全か」→「自主防災組織は有効か」→「総社市下原地区の自主防災活動」→「本気は伝わる」→「犠牲者ゼロでも課題はある」→「ITを活用した新しい共助のあり方(広島市安佐北区可部東・新建団地:これららの共助のモデルケース)→「本番でも活用された安否確認システム」→「最善を求め続ける」

 

 自主防災組織を設立して活動すれば、おのずと地域の防災意識が高まり、いざというときに迅速な避難ができるわけではなく、問われるのはやはり組織や活動の内容や質です。

 

 総社市下原地区の避難訓練は、他の多くの地域が陥りがちな“形だけの訓練”、“訓練のための訓練”とは対極的です。

 

 月1回のペースでミーティングを開催して訓練内容を検討。
「大洪水」や「地震」など特定の災害を想定して訓練を実施したほか、2016年には「夜間」の避難訓練も行った。

 訓練日が悪天候だった年もあったが、中止することなく、あえて「雨のなか」でも訓練も決行。

 毎年、社会福祉協議会から車椅子を3台借りて、要配慮者をどのように支援するかの模擬訓練も行っています。

 

「理想的な住民と行政の連携:総社市役所と下原地区」

最後に、理想的な住民と行政の連携を「総社市役所と下原地区事例」で紹介します。

1-    発災時、市の対策本部から全戸避難の指示が出されたとき、市が公用車6台を出して住民の避難行動を支援した。

2-    避難指示が解除された5日後の7月13日には、下原公会堂に社会福祉協議会の災害ボランティアセンターサテライトとともに、市災害対策本部下原出張所を開設。部長クラスを含めた3,4人の職員を常駐させた。
市役所まで行かずとも、住民たちが罹災証明書の発行手続きやもろもろの相談ができる体制を整えた。

3-    市長がSNSで呼びかけて、災害ボランティアを集めた。
14~16日の三連休には、1日500人ものボランティアが全国から集まり、瓦礫撤去を集中して行った。

4-    その後も、市が災害応援協定を結ぶ全国の自治体職員や、国際医療NGO「AMDA(アムダ)」の職員が」一般ボランティアや近隣の住民、消防ボランティアとともに下原地区を訪れ、復旧作業を急ピッチで進めていった。

 

なぜ下原地区では行政と住民(自主防災組織)が協力体制を築くことができたのだろうか?

 

1-    下原自主防災組織は、日頃から防災活動に熱心に取り組んできた。

2-    災害時の対応は往々いして行政依存に陥りがちだが、川田さんは「われわれは行政を当てにしてはいません」とはっきりと言う。

3-    いざというときに備えて、避難経路の整備や安否確認表の作成、避難訓練などを行ってきたのも、「自分たちの命は自分たちで守る」という自立した姿勢ゆえである。

4-    基本は自分たちで主体的に動きながらも、たとえば避難訓練の際には市の危機管理室の職員に事前に相談に行ったり、必ず案内を出して当日参加してもらったりしている。
日頃から行政とのコミュニケーションはしている。

5-    行政から住民への一方的な情報の伝達ではなく、キャッチボールができている。

6-    協力体制は互いが自立していてこそ成立する。
災害後の復帰作業において、下原地区の住民が行政におんぶに抱っこではなく、役割分担をしながらスムーズに動けたのも、彼ら自身が「自分たちのことは自分たちでやる」という自立した意識を持ち、行政と意見のキャッチボールができきる信頼関係を築けていたから。

 

まとめ

 下原地区のような自立した自主防災組織と総社市のような行政との連携がぜひ全国に広まって欲しいと思いました。
 安全や防災は、他人(ひと)まかせでは不可能なことです。
 自立した人どうしが「本気」で「持続」の連携を行ってこそ成り立つもの、と実感させてくれる著書でした。

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7月-命を守る-災害・BCP等-避難関連情報 2019年6月21日~7月20日

2019年07月25日 08時52分40秒 | 命を守る-災害・BCP等-避難関連情報

7月-命を守る-災害・BCP等-避難関連情報
2019年6月21日~7月20日まで

ワンクリック表示の場合下記のURLでお願いします。
https://www.facebook.com/OzakiSGI/posts/499089897525084?__tn__=K-R

------BCP------

BCP策定会議の立ち上げと実施要件 :7/19
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18513

東日本大震災後の「病院の災害対策」…浸水から建物を守る方法:7/19
https://gentosha-go.com/articles/-/22219

明治、北海道の6工場に自家発電設置=大規模停電後に備え:7/17
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18475

防火・防災に関する教育・訓練サービスのVRコンテンツの開発で協業。
理経、VRコンテンツの開発で東京海上日動リスクコンサルティングと:7/12
https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20190712_168491.html

アマゾンのスピードを支える安全文化 | アマゾンの強さの秘密は「安全」にあり:7/12
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18390

震災経験したのに…東北の企業、BCP策定11.8% 全国平均下回る低水準:7/10
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190710_72038.html

BCP策定で連携、有珠山噴火など視野 伊達商議所、東京海上日動と協定:7/10
https://this.kiji.is/521490328609293409

豪雨を教訓に「BCP」作成支援へ 広島:7/10
http://news.rcc.jp/3173

西日本豪雨1年 教訓生かす企業、事業継続計画見直し:7/6
https://www.sankei.com/west/news/190705/wst1907050033-n1.html

県LPガス協が中核充填所で訓練 災害時でもガス安定供給を:7/5
https://www.sanyonews.jp/article/915775/

マツダ、雨量150ミリで操業可否判断 豪雨教訓に災害対応:7/3
https://this.kiji.is/518883535295808609

「不正の正当化」排除のための「ソフトパワー」的な対策をぜひ!ハードパワーとソフトパワーが
車の両輪になって「スマートパワー」となったときに、社内不正の防止策が有効に機能し始める:7/4
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18212

事業継続計画の策定企業は15% 帝国データバンク調べ:7/2
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190702/bsm1907020500001-n1.htm

BCP-知恵絞り奮闘、「獺祭」の1年 西日本豪雨で被災、岩国の旭酒造:7/2
https://this.kiji.is/518539958417310817

被災状況を映像で迅速査定 保険金支払い、時間短縮へ:6/26
https://this.kiji.is/516514464636535905

中小企業強靱化法 概要説明会を開催 関東経済産業局
集中豪雨や地震などの大規模災害が相次ぐ中、被災後の事業の進め方を事前に想定する
事業継続計画(BCP)の必要性を訴える。:6/24
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190624/bsm1906240500007-n1.htm

------避難関連------

登山中、電波が届かない場所でも位置情報を共有できる「みまもり機能」リリース:7/19
https://amp.review/2019/07/18/yamap/

震災時の障害者映画で実情描く 秋田14市町で上映会:7/19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190718_45051.html

戸塚区新事業 防災の専門家、地域に派遣 研修会の精度向上狙う:7/18
https://www.townnews.co.jp/0108/2019/07/18/489539.html

火山の避難計画策定は半数 内閣府調査、警戒地域の市町村:7/18
https://this.kiji.is/524174279185777761

【備えは】斜面地の防災進まず 民有の崖 改善指導のみ:7/18
https://web.smartnews.com/articles/g27daQT62uL

冠水道路の走行は避けて JAF、台風5号接近で呼び掛け 車の浸水実験映像を公開:7/18
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-955830.html

大連載震災「大川小の悲劇」を検証 河北新報社のが本に:7/17
https://ndjust.in/YoeNnKQg

西日本豪雨から1年・・・聴覚障害者の避難誘導を劇的に変えた「イラスト」とは? 【岡山発】:7/17
https://this.kiji.is/523066523093337185

豪雨踏まえ河川監視カメラ5倍に 岡山県、住民の迅速避難へ情報:7/16
https://www.sanyonews.jp/article/919137/

LINEでご近所連絡網 「あんまり降るなら避難所に」:7/16
https://www.asahi.com/articles/ASM7J3PQMM74TZNB01T.html

災害犠牲者の身元確認 「先進国」韓国に学ぶ:7/16
https://www.j-cast.com/trend/2019/07/16362451.html

釜石市がDynamics 365を活用した復興住宅の巡回管理システム:7/16
https://news.mynavi.jp/article/20190716-860319/

障害者の死亡率は2倍。「災害弱者」の命を救う方法を、石巻で探る:7/15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190715-00028299-forbes-soci&p=1&fbclid
=IwAR3K4mIRxSvFv2nuz1RH21TfYIBWfEsN6tDdhCpGlSqWRgg0CP3fYqDxz4w

ほかに行ってと言われ…災害時に「避難所」が満員だったら、どう行動すべき?:7/15
https://otonanswer.jp/post/44370/

大雨続いたら? 的確な情報収集と避難シミュレーションが重要:7/14
https://www.news-postseven.com/archives/20190714_1409736.html

書評】なぜ人々は動かなかったのか 『ドキュメント豪雨災害 西日本豪雨の被災地を訪ねて』:7/14
https://www.sankei.com/life/news/190714/lif1907140019-n1.html

福島レポート 揺れる個人情報の「境界線」 災害と医学研究 災害時の情報収集と法律・ガイドライン:7/14
https://www.j-cast.com/kaisha/2019/07/13362349.html

災害備え自助、共助の重要性学ぶ 岡山でセミナー、300人が聴講:7/14
https://www.sanyonews.jp/article/918577/

家族で共有したい雨雲予測アプリと“避難のスイッチ”とは:7/13
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/258222

ダムが水害を引き起こす?想定超える豪雨で緊急放流―下流の街や村を濁流が直撃:7/12
https://www.j-cast.com/tv/2019/07/12362498.html

【記録的大雨、私は】気象台 主任予報官の危機感:7/12
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019071100036992

「避難指示」でも働く日本人…若新雄純が警鐘「休んで損したと思わない社会を」:7/12
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/WBZZGstgs2.html

「『逃げろ』と勧告するだけでは無策と同義だ」 豪雨対策に本当に必要なものとは:7/12
https://dot.asahi.com/aera/2019071000055.html

岡山など5都市が合同で防災訓練 市水道局、南海トラフ地震を想定:7/11
https://www.sanyonews.jp/article/917556/

豪雨で東京も浸水の危機! 日比谷、渋谷…危険度高い11地点とは?:7/11
https://dot.asahi.com/wa/2019071000008.html

一秒でも早い情報シェアを最優先し災害時の自主的な避難行動を促す | 自治体通信:7/11
https://www.jt-tsushin.jp/interview/jt18_arcadia/

災害「警戒レベル」で異なる発表 気象台と県「4」真庭市「3」7/11
https://www.sanyonews.jp/article/917656/

大雨危険度スマホに通知=気象庁などサービス開始:7/11
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18427

ヤフーのアプリで「大雨危険度」を通知。土砂災害や洪水危険をお知らせ:7/10
https://web.smartnews.com/articles/gedKEPBKmk8

大雨で荒川決壊なら…最も危険な場所は北千住駅とその周辺:7/10
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/257947

岡山気象台が防災ワークショップ 浅口で県内初、市職員ら対応学ぶ:7/10
https://www.sanyonews.jp/article/917239/

「胸にこみ上げ…」実名拒否の被災者が語った思い 真備:7/10
https://www.asahi.com/articles/ASM784HRYM78PTIL019.html


小1「ワークシート」で防災学ぶ 県など作成、大雨時の安全避難を:7/10
https://www.sanyonews.jp/article/917235/

NTTドコモ 地震や台風などの災害対応で内閣府と連携:7/9
https://ascii.jp/elem/000/001/893/1893505/

「浸水想定域の説明義務づけ」を提言 全国知事会、宅建業法改正で:7/9
https://mainichi.jp/articles/20190708/k00/00m/040/270000c

記録的大雨 曽於市1人死亡の現場は土砂災害警戒区域外:7/9
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019070800036946

大雨避難「切迫性」どう伝える 5段階や「緊急」明示 国や自治体試行錯誤:7/9
https://mainichi.jp/articles/20190708/k00/00m/040/222000c

新時代を託す 日田市長選(1)防災対策 空振りは命守る“素振り”:7/9
https://web.smartnews.com/articles/gdPiqa1a2mm

<新潟・山形地震>津波、わずか5分後に到達 素早い避難徹底を:7/9
https://this.kiji.is/520718288857891937

「九州南部豪雨」ほとんどの人が逃げなかった鹿児島全市避難!:7/9
エリア広すぎて危機感伝わらず
https://this.kiji.is/520752741773034593

九州南部の豪雨、避難指示が出ても99%は逃げなかった大問題:7/9
https://web.smartnews.com/articles/gdQxzBoiPYF

「避難させていれば…」救えなかった命、今も消えない悔しさ 
家族3人失った男性 九州豪雨2年:7/8
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00010000-nishinpc-soci

【広島から伝えたい】「え?みんな避難しとる?」つぶやきに現れた迷い
早期避難した地域は「声かけ」:7/8
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00010000-tssg-l34

「表層崩壊」前兆の音に注意 北九州市の崖崩れ 石と石こすれ合う 木の根がちぎれる:7/7
https://web.smartnews.com/articles/gduAp7rRTRT

本気の訓練 命の備え 街ほぼ水没 死者ゼロの地区:7/7
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019070602000298.html

土砂災害危険度、スマホに通知=広島・岡山で防災情報の工夫広がる-西日本豪雨1:7/7
https://web.smartnews.com/articles/gdmocCbdsX8

災害ケースマネジメント 東北弁連が制度化決議 盛岡で大会:7/7
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190706_33047.html


西日本豪雨から1年 命を救うために~広島 消防の模索~:7/6
「通報トリアージ」大災害の時、殺到する通報にどう対応するのか。
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/07/0706.html?fbclid=IwAR0xkXlaLejVP2sI5-dt7Mb3m7Bgn38VKrTTU2AaVd4m9VjebQO773txja8

災害時の情報伝達 住民へ直接「避難声掛け」半数のみ 兵庫県内市町:7/6
https://www.kobe-np.co.jp/news/bousai/201907/0012489576.shtml

大雨が続くと心配な土砂災害「深層崩壊」 危険な地域は:7/6
https://weathernews.jp/s/topics/201907/040095/

豪雨対策 「自助」を基本に警戒怠りなく:7/6
https://web.smartnews.com/articles/gdj9RabL5yL

豪雨1年、避難所に民間3件登録 尾道市、早期退避促す:7/6
https://this.kiji.is/519970711872373857

西日本豪雨 災害関連死は53人 被災20市町の8割、制度周知せず:7/5
https://mainichi.jp/articles/20190705/k00/00m/040/200000c

豪雨災害報道で拭えない「不自然な印象」:7/5
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/07/post-1096.php

鹿児島「最も強い避難指示」でも逃げたのは0・3%!対象が広すぎてかえって危機感希薄に:7/5
https://www.j-cast.com/tv/2019/07/04361831.html

渓流の変化、カメラで監視 土砂災害の避難情報を強制表示も:7/5
https://this.kiji.is/519614763044176993

長雨後の土砂災害警戒 専門家「地層崩れやすい状態」:7/5
https://web.smartnews.com/articles/gdbVn6c84K7

住宅に迫る土砂 事前避難で命守った例も:7/5
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019070400036878

迅速避難で犠牲者ゼロ 西日本豪雨から学ぶ教訓:7/5
https://www.sankei.com/west/news/190704/wst1907040029-n1.html

大雨で避難する際もし車が水没したら…覚えておきたい車からの“危機一髪脱出法”:7/5
https://www.fnn.jp/posts/00047095HDK/201907041919_goody_HDK

スマホから119番、動画で現場状況通報 事故や災害で映像通報システム:7/4
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201907/0012483398.shtml

井土ケ谷上一町内会 「防災まち計画」が市認定 会館整備、道幅拡幅へ:7/4
https://www.townnews.co.jp/0114/2019/07/04/487807.html

異常洪水時には命守る行動を 京都・日吉ダム所長に聞く:7/4
https://web.smartnews.com/articles/g1MxguBPAP8

警戒レベル5が出た時、「命を守るための最善の行動」とは?:7/3
https://weathernews.jp/s/topics/201907/030095/

災害の恐れがあるとき 早めの避難すべき理由:7/3
https://weathernews.jp/s/topics/201907/030085/

新潟市「津波注意報」で避難所開設 新潟・山形地震踏まえ基準緩和:7/3
https://this.kiji.is/518981600592151649

都心5区リスク大 倒壊・崩壊可能性ある“危ないビル”リスト:7/3
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/257426

西日本豪雨、関連死は計53人 未然防止に個人情報保護の壁:7/3
https://this.kiji.is/518697342969021537

土砂災害の危険度が一目で分かる ウェブ版「防災マップ」、広島県とヤフーが共同開発:7/3
https://web.smartnews.com/articles/g1GkG1y9T8A

避難行動をスマフォやパソコンで手軽にタイムライン化「東京マイ・タイムライン」:7/3
https://www.tokyomxplus.jp/article/201907021700

防災気象情報の「警戒レベル」とは レベル3が重要なポイント:7/3
https://mainichi.jp/articles/20190703/k00/00m/040/036000c

「八尾市」すべての災害対応状況をひとつの地図情報に集約:7/4
http://xlhb.f.msgs.jp/r/c.do?mp_113_12_xlhb

大雨災害 専門家に聞く防災の注意点:7/2
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019070100036687

被害に遭う前に逃げてほしい~広島FMが「ひろしま防災ドリル」を発行~:7/2
https://this.kiji.is/518258942542922849

<大地震への心得>と<水害にあった時>:7/2
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18087

市民はステークホルダー。だからこそできないことは
「NO」とはっきりいいます-千葉市長:7/2
https://www.jt-tsushin.jp/interview/jt11_kumagai/

VR防災シミュレーションで防災意識を高める、米大学で実験:7/1
https://ascii.jp/elem/000/001/887/1887246/

東日本大震災関連死3723人に 福島で22人増、復興庁:6/29
https://this.kiji.is/517279721480275041

「逃げる意識強く持って」宮城の被災者訴え 福井で体験を聞く会:6/29
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190629_73047.html

時東ぁみ「防災士」資格取得はつんく♂のアドバイス ラジオ、イベント…広がる活動:6/29
https://otonanswer.jp/post/43341/

【いのちを守る 検証 西日本豪雨】提言<7>避難の文化、醸成しよう:6/29
https://this.kiji.is/516724303711519841

聴覚障害者のヒアリングサポート「CPR」 | 当事者防災研究会~
要配慮者が自ら助かるための知恵と工夫:6/29
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18124

災害で「避難勧告」「避難指示」が出ているのに出社強制する企業、法的問題は?:6/28
https://otonanswer.jp/post/42901/

登山家・野口健さんが指南する、生き抜くための本当の防災対策:6/28
http://suumo.jp/journal/2019/06/28/165314/

過去にも大きな被害 梅雨どきの台風はなぜ危険か? :6/27
https://this.kiji.is/516452967101711457

相次ぐ災害・・・増える「防災士」 “地域のリーダー”期待 長野・下諏訪町:6/27
https://this.kiji.is/516616202317481057

台風予報円を最大55%縮小 スパコンなどで精度向上:6/26
https://this.kiji.is/516506055578076257

発生確率は80%超…!? 次の巨大地震が襲う
「大都市」の名前 自治体はここまで対策している:6/26
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65507

<自然災害伝承碑>被災の記憶ネットで発信 国土地理院がHP掲載、
岩手・宮城・福島の30ヵ所「防災学習の教材に」:6/26
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190626_71036.html

熊本地震も的中! 30年以内に大地震「危ない活断層トップ30」:6/26
https://dot.asahi.com/aera/2019062500051.html

【いのちを守る 検証 西日本豪雨】提言<6>山際から住宅を離そう:6/26
https://this.kiji.is/516361836008703073

豪雨もたらす「線状降水帯」の発生予測を 防災科研などが実証実験:6/26
https://mainichi.jp/articles/20190625/k00/00m/040/309000c

南海トラフの「警鐘に」県内は大分、佐伯などで震度5~6の揺れ
1707年の臼杵藩津波記録発見:6/26
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/06/26/JD0058211266

全国初の「防災マップ」広島県・ヤフー:6/25
http://news.rcc.jp/3136

土砂災害の危険度速やかに確認 広島県とポータルサイト運営会社が共同開発:6/25
http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000003921.html

地震発生1週間、その時どう動いた 迅速行動、生きた経験:6/25
https://this.kiji.is/516080042359293025

水害犠牲者の多くは高齢者…雨の多い季節、日ごろから大切な「避難の備え」:6/25
https://this.kiji.is/515604793758762081

災害列島日本、平成は大災害が多発 | 安心、それが最大の敵だ:6/25
https://www.risktaisaku.com/articles/-/17975

山と溪谷社が『ドキュメント豪雨災害』、7月5日刊:6/24
https://www.j-cast.com/bookwatch/topics/2019/06/24009260.html

いま一度刻む防災意識 佐伯区河内地区、6.29から20年:6/24
https://this.kiji.is/515633489535927393

「あなたが避難しないと人の命を危険に」 広島県呼びかけへ 豪雨教訓:6/24
https://mainichi.jp/articles/20190623/k00/00m/040/137000c

超高層ビルが大きく揺れる「直下型地震」の新たな脅威とは?:6/23
https://gentosha-go.com/articles/-/21845

避難行動につながる緊急防災大綱作成 奈良:6/22
https://www.sankei.com/life/news/190622/lif1906220005-n1.html

住宅耐震化における自治体の課題と取組事例【自治体事例の教科書】:6/21
https://www.jt-tsushin.jp/article/casestudy_jyutakutaishinka/

「とにかく必死」 心肺停止の生徒をAEDで救命 石川の高校で教諭ら:6/21
https://mainichi.jp/articles/20190620/k00/00m/040/292000c

<311次世代塾>第3期第3回講座 防災訓練大切さ学ぶ:6/21
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190621_13031.html

【いのちを守る 検証 西日本豪雨】提言<1>「声掛け避難」広げよう :6/24
https://this.kiji.is/514549972766262369

【いのちを守る 検証 西日本豪雨】提言<2>警戒レベル、常に検証を:6/22
https://this.kiji.is/514919835811480673

【いのちを守る 検証 西日本豪雨】避難行動6.1%どまり 広島県で大雨警戒レベル4 :6/21
https://this.kiji.is/513459145444557921

日本海沿岸に「ひずみ集中帯」=過去に地震と津波、警戒必要:6/21
https://web.smartnews.com/articles/gbjZMP1Rkq8

新潟県弁護士会会長、家具固定容認訴え
山形県沖地震受け再度、公営住宅での原状回復義務除外を:6/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18008?fbclid=IwAR2quREq5j6cXC14AXZBBh2RCLCG-5NMPd8Nz_CH_6NvAmT2CRKm3bGkuSU

災害後に「赤紙」が貼られても住めない家の判定ではありません!
被災しても希望がもてる「被災者生活再建ノート」の活用を!あんどう りす:6/21
https://www.risktaisaku.com/articles/-/10265?fbclid=IwAR0WmIHcu0EEKM63k9ZLb0kh1qT4GP26wiSgkPqD1DZTbsaKduZ45IayC3M

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土砂災害から身を守るには-正確な事前予測は困難-関谷 直也 准教授:東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター

2019年07月22日 10時16分41秒 | 土砂災害

土砂災害から身を守るには-正確な事前予測は困難:避難情報は行政とメディアの連携重要

-関谷 直也 准教授:東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター

尾崎洋二コメント:気象庁と自治体(県と市町村)そしてテレビ・ラジオなどの報道機関との緻密な連携が必要であることを痛感します。

今年6月から、大雨の際に発表される5段階の警戒レベルの運用を始めました。発表をしたばかりなので、いたしかないところがありますが、まだまだ連携不足で混乱が見られます。

まさに「人の命」がかかっています。

「レベル4」以上を発表がありましたら、その度ごとに、連携の在り方、「わかりやすい、誤解を生じない」表現の在り方を相互に意見交換し、改善点を踏まえて、進化させていただければと思います。

 

---------以下 公明新聞7月20日2019年要点抜粋箇条書き---------------- 

近年の土砂災害発生件数

1-    日本は、土砂災害の発生頻度が高い。
  国土の7割を山地と丘陵地が占め、流れの急な河川が多く、降水量が世界平均の2倍。

 

2-    昨年(2018年)の発生件数は、過去最多の、3,459件。(死者・行方不明者 161人)
2008年~2017年の10年間の平均は、1,069件。

 

土砂災害の特徴

1-    事象の推移が見えにくく、正確な事前予測が難しい。

2-    発生してから逃げることが難しい。

3-    人的被害に結び付きやすい。


土砂災害被害からの被害軽減は?

1-    潜在的に危険な区域は事前の調査である程度は把握できる。

2-    危険な区域から離れれば人的被害の軽減は期待できる。

3-    大雨が降りそうな時に、土砂災害に関する情報に注意し、いざという時に避難して身を守るソフト対策が不可欠。


全員避難の意味は?

1-    7月3日(2019年)に鹿児島市が、市全域の59万人に「レベル4」の避難指示を出した。
この判断自体は間違っておらず、住民に早めに注意を喚起して避難行動を促す点ではやむを得ない。

2-    しかし、内閣府の避難勧告などに関するガイドラインでは、土砂災害警戒区域は河川の氾濫区域に絞って勧告や指示を出すように求めている。

4-    当然、土砂災害の可能性がない平野やマンションの上層階に住む人は避難の必要がない。

5-    だが、説明が不十分だった。メディアも単に警戒レベルの文言どおり、「全員避難」と呼びかけたため過剰に反応した人もおり、避難所が収容人数を超えるなど混乱した。

6-    「全員避難」の意味を丁寧に説明するメッセージの伝え方の工夫が必要なこと、土砂災害や水害において避難勧告や指示を出す際にはエリアを限定する必要があることなど、改善の余地がある。

7-    住民への避難情報を提供する際は、政府、自治体、メディアの連携が重要なことを改めて認識する必要がある。


防災気象情報の内容は万全か?

1-「レベル4」の範囲に幅があることへの対応を考える必要がある。

2-今回の豪雨の間、各地で「レベル4」の避難勧告や指示が出されたが、状況はさまざまだった。

3-    これから被害が起きるかもしれない状況や、本当に危ない状況など、同じ「レベル4」で もいくつかフェーズ(段階)がある。これがなかなか伝わりにくい点で課題が残った。

 

住民に求められることは?

1-    住民自身、自分の住んでいる場所が土砂災害の可能性があるかを知ることが大切。

2-    緊急時に、自治体が住民一人一人へリスクを細かく知らせることは現実的に難しい。

3-    自治体は平時からこうした情報を住民に周知する努力を惜しんではならない。

4-    内閣府のガイドラインの改定で、「主体性を持って判断して避難する」という文言が強調されている。
だが、これは避難のタイミングを主体性を持って判断するという意味で、自分の住んでいる場所のリスクを主体性を持って判断しろということではない。

5-    自宅や自宅の周辺はどのような災害が発生する可能性があるかについては、ハザードマップ(災害予測地図)といった科学的な情報に基づいて、あらかじめ正しく認識し、正しい避難先を理解した上で、避難に結びつけることが重要。


土砂災害は、事前準備が肝心ということですか?
1-それでほとんどが決まるといって過言ではない。
 早めに避難しておくことしか有効な解決策がない。

 ひび割れや小石がパラパラと落ちてきたり、湧き水が止まるといった前兆現象が出てきた時には既に災害が発生し始めている状況だ。

2-土砂災害警戒情報の特性を知り、空振りは大前提と考える姿勢は欠かせない。
この特性を理解した上で早めに逃げることを繰り返し、地域でルール化しお互いに呼びかけ合って逃げることが必要。


避難先

1-    必ずしも避難所である必要はない。

2-    避難生活を送るための避難と、緊急的に難を逃れるための避難を誤解しない。

3-    緊急時の避難は災害から身を守るためのものであるから、必ずしも避難所に行く必要はない。

4-    親戚や知人の自宅が安全であればそこでもよい。これは、土砂災害だけでなく、雨の災害全般に言える。

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宅地で起きる土砂災害-盛土が地滑り起こす-釜井 俊孝 防災傾斜面災害研究センター長

2019年07月19日 09時22分51秒 | 土砂災害

宅地で起きる土砂災害-盛土が地滑り起こす-経年劣化は排水の不具合で加速

釜井 俊孝(かまい としたか)防災傾斜面災害研究センター長著書「宅地崩壊」「埋もれた都の防災学」など

 

尾崎洋二コメント:まさに被害を避けるためには、業者の言うことを鵜のみにするのではなく、正確な知識を持つことが必要です。

 災害によって二重ローンなど組めない、私たちにとって住宅購入の際は、ぜひ地元のハザードマップをあらゆる可能性から調べてください。
 なお、下記のように地域特有の危険性を知らせるハザードマップを元に、業者が説明を義務づける制度が一般化すればさらに良いかと思いますが、現状の法制度においては、まずは自助努力です。

 

「浸水想定域の説明義務づけ」を提言 全国知事会、宅建業法改正で。

https://mainichi.jp/articles/20190708/k00/00m/040/270000c

 

---------聖教新聞7月19日2019年要点抜粋箇条書き-------------------

 

1-地滑りや土砂崩れは、近年、山間地域周辺だけでなく、都市部でも起きている。

 

2-1950年代後半、都心から郊外へ、起伏ある丘や台地の斜面を平らに造成し、住宅地が広がっていった。ブルドーザーで丘の尾根を削り、その土砂を使って谷を埋めて、平らな状態にする。
実はこの「谷埋め盛土(もりど)」が地滑りを引き起こす危険性が高い。

 

3-盛土したすべての場所が地滑りを起こすわけではない。しかし、盛土した場所というのは、地滑りを起こしやすいという傾向は知っておくべき。
その上で、災害による被害を免れるためにもメンテナンスが重要。

 

4-地滑り=地盤が水を含んで軟弱化→滑り面を境にして、盛土が横滑りする。

 

5-さらに、密度の軽い状況が加わる→液状化して、全体が流動しやすくなる。

 

6-近年の集中豪雨などによって地盤に水が溜まったり、地震の揺れなどで地盤が液状化すると、崩れる。

 

7-盛土は、地下水位の変化によって細かな砂が流され、経年劣化が進む。そんなすかすかになった盛土に、豪雨による雨水が溜まる。

 

8-造成した当初、排水システムがしっかりしていても、年代を経るごとに劣化していく。

 

9-場所によっては排水システムの設計と配置自体に問題があるケースもある。造成業者の手抜き工事によって、最初から地滑りを起こしやすいケースもある。

 

10-業者が逃げ得になっていることが一番の問題。
問題があっても、それが表面化するのは、数十年に一度の地震や大雨が起きたとき。
露見する可能性が低いため、安く済ませるいい加減な工事もある。

 

11-家を購入する時に、地盤のことを気にする人はどれくらいいるでしょうか?
未曽有の豪雨や大地震は、いつ起こるか分からない。
公的な対策や支援を待っていては、間に合うかどうか分からないのが現状。

 

12-住民自身が対策を行うケースも始まっている。
2004年の新潟県中越地震で地滑りが起き、被災したKさん。
液状化を防ぐため地下水位を下げようと、自宅を再建する時に多数の基礎杭を打つとともに、地下に排水管を巡らせて地下水を排除するようにした。

その結果、2007年の新潟中越沖地震では、周辺は液状化したのに、Kさんの自宅は被害を免れることができた。

 

13-被害を避けるためには、業者の言うことをうのみにするのではなく、正確な知識を持つことが大切。
リスクを知って安全に暮らせるよう気を配っていきたい。

 

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事後から事前対策へ-議論深め抜本的対策を 大災害に備える財政政策と財源:宮入 興一(愛知大学名誉教授)

2019年07月11日 13時25分05秒 | 減災・防災から復興まで

事後から事前対策へ-議論深め抜本的対策を
大災害に備える財政政策と財源:宮入 興一(愛知大学名誉教授)

--------聖教新聞7月11日2019年 要点抜粋箇条書き----- 

天地動乱の時代の日本


1-日本=世界の0.25%の国土面積に下記災害要因が集中する。
① 8.5%:世界の中でのマグニチュード6.0以上の地震の割合
② 7.1%:世界の中での活火山の割合
その結果→17.5%:世界の中での災害被害額の割合→災害が集中している日本という国の実態(1984年~2013年累計)

2-日本は大災害の誘因を拡大してきた社会ではなかったのか?
 高度成長期以降の日本の発展は、「社会資本充実政策」を柱とする開発優先型経済に支えられてきた。
 その結果、日本には、安全を軽視して不均衡な国土・地域経済が誕生した。

3-大都市圏に人口と資産が集中し、全国の1割の沖積平野に、日本の人口の約2分の1、全資産の4分の3が集積した。
 しかし、計画的な土地利用や秩序ある開発事業が講じられたとは言い難く、巨大災害リスクの高まり、災害に脆弱な都市・国土構造が深化、拡大した。

4-地方では過疎化と高齢化が進行し、森林の荒廃や耕作放棄地が拡大し、風水害などの自然災害の誘因ともなっている。
 過疎化と高齢化による地域コミュニティーの機能劣化から防災力・復興力の弱体化も進んだ。


あいまいな国の責任


1-災害対策における国の責任があいまいさがある。
 災害対策基本法には、「国の責務」が規定されているが、それは法律上の「努力義務」、または「行政当局の広範な裁量権」と捉えられてきた。
 国は「自然災害=天災論」に固執し、自然災害は天災だらか国に責任はなく、被害は被災者個人責任であるとした。
 その結果、多数の災害難民と被災地の疲弊を生むことになった。

2-国の責任の所在を明らかにし、災害対策の制度と運用の拡充を図ることが課題となっている。
 国の災害関係予算の優先順位の相対的低さと、予防対策の軽視も指摘されるべき問題点である。
 予算全体の占める災害関係予算のウエートは、10%を超えることはなく、むしろ傾向的に低下し、災害大国としては貧弱。
 その内容も災害復旧事業と、ダムなどの国土保全投資に偏重し、堤防強化や住宅の耐震補強、コミュニティーの再建など、災害予防予算は軽視されている。
 被災した個人や中小企業への生活・生業支援や災害復興法制の欠如も問題点として挙げられる。

3-中長期的復興につなげる視点から、災害救助法や災害弔慰金法、被災者生活再建支援法などを統合して「被災者総合支援法」を創設、救助内容の拡充や国の財政支援の強化、自治体での運用の柔軟性を保証することが必要。
 被災者生活再建支援法については、支援金の引き上げ、全災害への適用拡大、支援対象の拡張を図ることも必要。

4-「中小企業等グループ補助金」は、現在は国の予算補助で、それに県負担が加わるが、これを、被災地自治体を中心とする分権・自治型で運用可能な恒久的制度として法制化すれば、被災業者の再建に、より確実に生かすことができる。


効果を精査し、検証も


1-財源を拠出する前提として、限られた財源が向かう先の、その効果を精査することも必要。

2-本来必要なところに財源が充当されているのか、どの程度の効果を上げ、効率的に使われているのか、明確に検証しなければならない。

3-そうした点では、財源の向かう先を、「事後復興」から「事前復興」へ抜本的にシフトさせることが必要。
 「事前復興」が適切に機能すれば、災害が発生しても、被災者支援や復旧事業のような事後対策も軽減につながる。
 そうすることで、被災状況が最も深刻な人々の生活や生業、地域コミュニティーの再生などの分野に財源を集中することが可能になる。

4-2019年、出された土木学会の推計。
 中央防災会議の資産被害額に被災後20年間の経済被害を加えると、
被害総額は、南海トラフ地震 1,410兆円
      首都圏直下地震  787兆円


5-しかし、道路や港湾、堤防等の建築物の耐震強化などのインフラ減災対策によって、経済被害の減災効果は、
      南海トラフ地震  509兆円(減災率 41%)
      首都圏直下地震  247兆円(減災率 34%)
とされている。


6-この減災対策に必要な事業費は、
      南海トラフ地震  38兆円。
      首都圏直下地震  10兆円
と相対的に小さい。

7-国の予算の再検討と抜本的組み替えによる災害対策費の拡充が焦眉の急となっている。

 

 


   

 

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東京都版「マイタイムライン」自助で水害から命を守る-避難行動を事前に整理

2019年07月05日 09時24分41秒 | 自主・避難行動

自助で水害から命を守る-避難行動を事前に整理:全小中高児童・生徒に配布

東京都版「マイタイムライン」

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/mytimeline/index.html 

尾崎洋二コメント:「マイタイムライン」取り組み事例が地域ごとに増えれば、増えるほど、家族ぐるみ、地域ぐるみでの「命を守る-避難行動」の質が高まっていくと思います。ハザードマップで水害の危険性を確認できた地域ではぜひ取り上げて欲しい「マイタイムライン」です。特に大規模水害の懸念がある地域では、事例にあるように小中学校の授業でも行って欲しいと思いました。

 -----以下 公明新聞7月5日2019年-要点抜粋箇条書き----------------

 

1-    東京都は150万部を作成し、デジタル版(+東京防災をアプリを通じて、スマートフォン向けアプリ)も配信。

 

2-    2015年の関東・東北豪雨で発生した鬼怒川氾濫による茨城県常総市の大規模水害を教訓に、国土交通省などが「逃げ遅れ」を防ぐ対策の一つとして推進した。

 

3-    各人が取るべき行動が時系列で把握でき、徐々に危険性が高まって発生する風水害の備えに特に有効。

 

4-    提供ツールは、ガイドブック、避難行動が書き込めるシート、作成用シールなど。

 

5-    ガイドブックは小学生低学年から一般用まで年代別に5種類用意。

 

6-    シートは台風、大雨、急な豪雨の各ケースに対応。

 

7-    記入に当たり、区市町村などが公表したハザードマップから、地域の災害リスクや避難先への安全な経路を確かめ、必要となる防災情報や、自分と家族が無事に避難できるまでの避難準備と避難タイミングを考えていく。

 

8-    移動に時間がかかる高齢の家族などがいる場合、避難開始を早め、「持ち出す常用薬を用意する」など、必要となる行動と要する時間を挙げて書き込む。

 

 

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6月-被災時や日常生活における「補償制度・保険・年金・法律・相続」情報一覧

2019年07月03日 08時36分33秒 | 被災時の「補償制度・保険」情報一覧

6月-被災時や日常生活における「補償制度・保険・年金・法律・相続」情報一覧
(2019年6月1日~6月30日分)

ワン・クリックで検索する場合は下記 URLにアクセスしてクリックして下さい。https://www.facebook.com/OzakiSGI/posts/486312018802872?__tn__=K-R

 

火災保険で雨漏りの修理ができる場合とできない場合まとめ | 保険の教科書:6/28
https://hoken-kyokasho.com/rain-leak

ミスター年金「年金制度破綻は大ウソだ」:6/27
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190627-00028733-president-soci

返済条件変更前に被災ローン減免制度の確認を | もしも大災害で社員が被災したら?:6/27
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18039

神戸市の認知症による事故の救済制度で初の支払いが発生:6/26
https://web.smartnews.com/articles/gckmDGftg7f

仙台市の中小企業向け補助金、VR/ARも対象に:6/26
https://www.moguravr.com/sendai-subsidy-vr-ar/

6月に確認すべきは住民税。そもそも所得税や住民税はどう決まる?:6/25
https://web.smartnews.com/articles/gciteDDGRCJ

「日本学生支援機構(JASSO)奨学金」の概要と返済負担を軽減する7つの制度
 前途ある若者の夢を応援:6/24
https://web.smartnews.com/articles/gbNPKYZaBZf

もし災害で負傷したり、家を失ってしまったら?助けになるしくみを確認しておこう:6/24
https://web.smartnews.com/articles/gb93ZxvS2AD

中小企業の為替リスクをヘッジする商工中金の一手:6/23
https://newswitch.jp/p/18133

申請しないと損!「国・自治体からもらえる」おカネはこんなにある
でも、役所は教えてくれません:6/21
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65203

老後に必ず2000万円必要」も「年金だけで絶対安心」も間違い。
30歳専門家が訴える本当に必要な改革:6/19
https://www.businessinsider.jp/post-192938

日本の公的年金150兆円が全額「ESG投資」にシフトしている理由 そもそもの現実を知っていますか?:6/19
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65020

「障害年金」制度内容を本で紹介 出版の社労士・中川さんに聞く:6/18
https://www.sanyonews.jp/article/909339/

津波対策の必要性認める 陸上イージス、国の説明一転:6/15
https://www.asahi.com/articles/ASM6G527MM6GUTFK00L.html

遺産の預貯金払い出し可能に 7月から、上限150万円:6/17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190616-00000009-asahi-bus_all

宮城沿岸15市町の被災住宅 修繕補助制度の利用5割 周知不足、運用に課題:6/15
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190615_11013.html

破産ではない被災ローン減免制度 | もしも大災害で社員が被災したら?:6/13
https://www.risktaisaku.com/articles/-/17764

船橋の企業が障がい者の入居住居支援 「生活サポート付き住居」を全国展開:6/11
https://funabashi.keizai.biz/headline/2273/

死亡後の手続きまとめます 大和市の遺族支援コーナーが好評 利用者負担減、業務効率化も:6/11
https://www.kanaloco.jp/article/entry-173873.html

FLIGHTS、東京海上日動と連携し国内初の複数メーカー対応「WEB加入型ドローン保険」を開始:6/10
https://www.drone.jp/news/20190610110000.html

手っ取り早い節約方法、申請したらお金がもらえる4つの給付金・控除:6/9
https://web.smartnews.com/articles/fYYisjUbCVn

返済免除、自己破産でも=災害援護資金、8月から-政府:6/9
https://web.smartnews.com/articles/fYYqJyFWSER

「保証人」と「連帯保証人」の違い、知っていますか?:6/6
https://ndjust.in/Oi3zkMkm

【介護と仕事を両立するには】「介護休業と介護休暇」知っておきたい基本のき:6/6
https://serai.jp/living/368213

「安心して引きこもれる」仕組みづくりこそ、8050問題の解決策だ:6/6
https://web.smartnews.com/articles/fYsJKgWLQaK

工期フレックス化 公共工事平準化へ 渋川市が県内で初:6/4
https://this.kiji.is/508385532733277281

証明書のコンビニ交付を150円値下げ 射水市、7月から:6/4
https://this.kiji.is/508333385409381473

認知症の金銭問題 周囲の対処法や金銭管理の制度を紹介:6/3
https://web.smartnews.com/articles/fXGgzaNBRoN

相続税対策、生前贈与はいつから始めいつやめるべきか:6/3
https://www.news-postseven.com/archives/20190603_1383793.html

終の棲家と考えていた住まいも、マンションの老朽化問題をどう解決すればいいか:6/3
https://web.smartnews.com/articles/fXNH7jrNaZn

マンション居住者には必要? 自治会の特徴と加入するメリット:6/3
https://web.smartnews.com/articles/fX8779hMuTD

火災保険の水災補償はつけておいた方が良いのか?:6/2
https://auiewo.com/blog/post-6022

待ったなしになってきた「マンション危機」タワマンは修繕費不足、老朽物件は空き室だらけ:6/2
https://www.j-cast.com/tv/2019/06/01358995.html

相続法改正 介護の特別寄与請求や配偶者の権利拡充:6/2
https://www.news-postseven.com/archives/20190602_1379617.html

親が貯めた3000万円は丸々相続、実家は相続放棄、どうやった…? 元国税のプロが教える:6/2
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64752

東京海上、農業用ドローン保険でスマート農業支援:6/1
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190531/bse1905312320004-n1.htm

石巻市被災者向け独自事業 住宅補修補助急増2.8倍 戸別訪問で顕在化:6/1
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190531_11006.html

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6月-日常生活・企業防衛におけるリスクマネジメント情報一覧

2019年07月02日 09時31分52秒 | 日常生活・企業防衛におけるリスクマネジメント情報

6月-日常生活・企業防衛におけるリスクマネジメント情報一覧
(2019年6月01~6月30日)

ワン・クリックで検索する場合は下記 URLにアクセスしてクリックして下さい。

https://www.facebook.com/OzakiSGI/posts/485747902192617?__tn__=K-R

 

賠償・火災・IT・病院事故・原発・環境

ベネッセ流出、顧客らに賠償命令…1人に2千円:6/29
https://web.smartnews.com/articles/gcNdBY252R5

1959年6月30日、うるま市-給食後一瞬の惨事 頭から滴る血、
やけど…幼稚園からの記憶失う 小学校にジェット機墜落:6/29
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-944841.html

用水路で中学生25メートル転落死、県職員ら書類送検へ:6/27
https://www.asahi.com/articles/ASM6K727TM6KUTPB03R.html

“児童虐待”想定の合同訓練 警察と児童相談所が連携 長野・茅野市:6/27
https://this.kiji.is/516561091212428385

ベルコ事件 業務委託契約に強い拘束力 使用者性を認める 北海道労委:6/27
https://web.smartnews.com/articles/gcwYQPDrkiZ

九大に1.5億円賠償命令 病院 「脳腫瘍の疑い」見落とす…福岡地裁:6/22
https://web.smartnews.com/articles/gb7vPxd6UsP

レオパレスや大和ハウスの不祥事、元凶は時代錯誤の「体育会ノリ」だ:6/20
https://web.smartnews.com/articles/gb2jH3JYi64

大和ハウス、違法住宅4千棟に 新たに1885件が判:6/18
https://this.kiji.is/513667214160839777

事件の容疑者が死亡した場合、「賠償責任」はその親族に発生するのか:6/17
https://otonanswer.jp/post/42411/

女子児童いじめ放置問題 加害者に刑事告訴、担当教諭に懲戒解雇を求める声が:6/15
https://web.smartnews.com/articles/ga1zF74N7F1

役員賠償の保険料まで国負担 農水ファンド巨額損失:6/15
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000157160.html

難病の51才日本人女性が安楽死を選択するまで、彼女の言葉:6/14
https://www.news-postseven.com/archives/20190613_1391269.html

「ハブにかまれた」信じなかった医師 足に後遺症、沖縄県に2800万円賠償命令:6/13
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/431496

取引先のサイバー攻撃 25%の企業が被害波及の経験 大商調査:6/12
https://web.smartnews.com/articles/fZ7AS2BJTG4

「原発の再稼働やめて」 京大研究所の今中さん、白浜:6/11
https://this.kiji.is/511077045793277025

日清食品、麺容器を植物性プラに 21年度中に切り替え:6/11
https://ndjust.in/wMUG2PyU

2歳児衰弱死 児童相談所が夜間対応施設に依頼せず 北海道札幌市:6/11
https://web.smartnews.com/articles/fZubBiG2nsq

レオパレス、不備物件が千棟拡大 外部委に追加調査依頼も:6/11
https://this.kiji.is/510792760486872161

「セクハラ申告巡り解雇は無効」 龍角散の元部長が提訴:6/6
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000061-asahi-soci

女性社員に握手を求めるのはNG?職場のセクハラ、アウトの基準:6/6
https://bizspa.jp/post-165613/

コンサル集団に変われない銀行は捨てられる:6/6
https://toyokeizai.net/articles/-/284365

プルトニウム管理の国際規範づくり、日本が主導を:6/5
https://web.smartnews.com/articles/fYjjqoYJvsq

原子力災害が起こったら、どうすべき? 日本原子力文化財団が名刺サイズの冊子を無料配布:6/5
https://www.denkishimbun.com/sp/41061

殺されても仕方がない人間はいないー元農水事務次官の長男殺害事件を受けてー(藤田孝典):6/4
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190604-00128680/

川崎・登戸殺傷事件はいずれまた繰り返される:6/4
https://web.smartnews.com/articles/fX9FtE4sNsq

老健施設で常勤医不在期間に11人死亡、国が調査へ:6/4
http://rkk.jp/news/backno_page.php?id=NS003201906031155510111

福島県のイノシシ捕獲3万頭超 震災前の10倍に:6/1
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190601_63002.html


交通問題

加入者増加中の「ドラレコ付き自動車保険」、各社サービスを比較:6/28
https://www.moneypost.jp/552876

シーサイドラインの事故原因は「自動運転」ではない:6/20
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1906/20/news035.html

【豪雨による視界不良 道路の冠水 土砂…】 自然災害 クルマで遭遇したらどうする??:6/19
https://bestcarweb.jp/feature/column/75988

事故状況を車から自動通報 マツダ3、8月末から対応:6/14
https://this.kiji.is/512009614286554209

哲学者が警告"車を見たらミサイルと思え":6/8
https://president.jp/articles/-/28934

【無断駐車したら5万円??】月極駐車場に無断で駐車したら看板に書いてある金額を支払うべきか?:6/6
https://bestcarweb.jp/news/74183

バイク死亡事故で歩行者が書類送検 異例の立件に警察を評価する声が:6/4
https://web.smartnews.com/articles/fYbVaHsBydV

「園児の列に車」想定で合同訓練 保育士と園児も参加:6/3
https://web.smartnews.com/articles/fXQdXw6DeAn

シーサイドライン逆走事故の原因は「断線」。決して「自動運転」が危険な訳ではない:6/7
https://citrus-net.jp/article/82793

運行会社「逆走の想定なかった」 自動停止の仕組みなし シーサイドライン逆走:6/2
https://mainichi.jp/articles/20190602/k00/00m/040/157000c

なぜ逆走? 新交通システム事故 全国にリスク拡大も:6/2
https://www.sankei.com/affairs/news/190602/afr1906020014-n1.html

 

労災・労働問題

うつ病などで労災申請 6年連続で最多更新:6/29
http://www.news24.jp/articles/2019/06/28/07458260.html

ホワイト物流推進運動って何? 「物流業界の働き方」の現状と法的リスクを解説:6/29
https://mag.smarthr.jp/labor/detail/logistics_industry_hatarakikata/

「現場で恐怖を覚える労働環境」元原発作業員の損壊賠償裁判で主張を一部認める判決:6/27
https://www.fnn.jp/posts/2019062600000002FTV

NHK報道で不買運動に発展。炎上する今治タオルにみるコンプラ、ブランド管理の難しさ:6/27
https://www.businessinsider.jp/post-193514

なぜ中小企業は働き方改革で成果が得られないのか?:6/21
https://dime.jp/genre/728591/

静岡市職員、部下から「逆パワハラ」 叱責受け自殺 公務災害認定:6/14
https://mainichi.jp/articles/20190613/k00/00m/040/290000c

死亡者 909人で過去最少に 死傷者は3年連続の増加へ 労災発生状況を公表 厚労省:6/10
https://web.smartnews.com/articles/fZho3G6TCUZ

極端に短い工期禁止=改正建設業法が成立:6/5
https://web.smartnews.com/articles/fYk95ABuTgF

“コスモス”に中小版 認定費用は半額程度 建災防:6/4
https://web.smartnews.com/articles/fXYECqkyfbr

東京都内458事業所で労基法違反 長時間の残業を指導 東京労働局:6/4
https://www.sankei.com/politics/news/190603/plt1906030034-n1.html

「熱中症の疑いがあるとき、何をすべきか?」環境省が公開する“応急処置”が分かりやすいと話題:6/4
https://www.fnn.jp/posts/00046573HDK

業務用携帯を握ったまま過労死した元NHK記者、佐戸未和さん(享年31)を忘れてはいけない:6/4
https://ddnavi.com/review/539918/

労働時間の把握が自己申告では不十分な理由:6/3
https://toyokeizai.net/articles/-/284282

トラックドライバーの荷役作業の記録を義務付け、長時間労働是正:6/3
https://response.jp/article/2019/06/03/323041.html

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