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「命を守る・人が死なない!防災士-尾崎洋二のブログ」生活の安心は災害への万全な備えがあってこそ。命と生活の安全保障を!

防災の第一目的は命を守ること。「あの人を助けなくては」との思いが行動の引き金となります。人の命を守るために最善の行動を!

逃げ遅れゼロをめざす-マイ・タイムライン作成すすむ -愛知県清須市新川第4ブロック

2019年12月23日 09時23分12秒 | 水害対策:洪水、集中豪雨、高潮、津波

逃げ遅れゼロをめざす-マイ・タイムライン作成すすむ
-愛知県清須市新川第4ブロック

尾崎 洋二 コメント:「善く国を治めるは必ずまず水を治める」と言われます。

温暖化の影響で、災害は必ず起きるものとし、さらに激しくなる可能性が高いも
のとして、私たちは考えるべきかと思います。

したがって、水災害にあう可能性の高い地区にある住民の方々は、国や自治体に頼り
切ったハード対策のみならず、常に避難計画を自主的に準備すべきです。

 
 「みずからを自主的に守るプログラム」としてマイ・タイムラインの運動はぜひ
避難率アップのためにも、全国に広がって欲しいと思います。 


-----以下 公明新聞12月21日2019年-要点抜粋箇条書き-----


「準備したが何も起きなかった”空振り”を恐れず、とにかく積極的に避難していき
ましょう」。

 勉強会で大学教授の講師が呼びかけると、参加者は配られた災害避難カードの「マ
イ・タイムライン」記入欄に「いつ、何をするか」を書き込んでいった。

 2011年に始まった「みずから守るプログラム」。

 県と市町村と町内会などが協働し、水害リスクの高い地区で住民主体の防災を進め
る事業だ。

 「手づくりのハザードマップの作成」と、豪雨時の避難を学ぶ勉強会などを開く
「大雨行動訓練」の二つを実施している。

 災害避難カードは昨年度導入。

 勉強参加者に「避難所の場所」「堤防が決壊した場合の浸水の深さ」などを書いて
もらうものだ。

 8月からこのカードに「マイ・タイムライン」記入欄を加えた。

 同月に豊田市川田自治区で活用し、清須市は2カ所目。

 清須市の勉強会に参加した二見隆子さん。自宅における洪水時の浸水の高さは2階
まで及ばないと想定されることから、マイ・タイムラインには「警戒レベル4水位
(氾濫危険水位)の際に2階へ避難する」ことなどを記入した。

 今年6月に広島県で「警戒レベル4」(全員避難)が発令された際に、実際に避難
した人が0.17%だった。


 マイ・タイムラインの作成が住民の避難行動を後押しする