「命を守る・人が死なない!防災士-尾崎洋二のブログ」生活の安心は災害への万全な備えがあってこそ。命と生活の安全保障を!

防災の第一目的は命を守ること。「あの人を助けなくては」との思いが行動の引き金となります。人の命を守るために最善の行動を!

台風19号-近年ない雨量が直撃:田代 喬(たかし)名古屋大学減災連携研究センター特任教授

2019年10月29日 09時54分44秒 | 温暖化対策

台風19号-近年ない雨量が直撃:同時多発で大河川が氾濫

-自助・共助で安全確保を-有効」な「タイムライン」作成

田代 喬(たかし)名古屋大学減災連携研究センター特任教授

 

尾崎 洋二コメント:地球温暖化がとまらない限り、今後大型台風の日本通過は避けられないと思います。それにともなっての豪雨・洪水はいままで以上に大きな災害を私たちにもたらしてきます。

最近の台風による豪雨・洪水などの災害現場において、車で移動中に死亡される方が多いのが気になります。早め早めの避難が必要かと思います。

家族で地震対策を話しあっていると思いますが、同じように台風・豪雨・洪対策においては、ぜひ「マイ・タイムライン」を皆さんのご家庭で作成することをお勧めします。

 -----以下 公明新聞10月26日2019年-要点抜粋箇条書き-----


 Q1-台風19号の被害をどう見るか?

A-    非常に広域で、短時間に記録的な大雨が降ったのがポイントだ。

(71河川で140カ所の堤防が決壊した:25日現在)

これだけ多くの河川で、より短時間に集中して起きたという点では、西日本豪雨よりもインパクトは大きかった。

  

Q2-台風上陸前に気象庁からは、1200人以上の犠牲者が出た1958年の「狩野川台風」 

に匹敵するとの言及もあった。

A-    19号は風が予想よりも強くならず、高潮や高波はそれほど顕著ではなかったのが不幸中の幸いだった。

一方、13都道府県で大雨警報が出されたことからもわかる通り、一つの台風がもたらす雨としては非常に大量であり、雨域の広さという点では近年ない状況だった。

  

Q3-我が国の風水害への対策は、60年前の「伊勢湾台風」が基準となっているそうだが?

A-    その通りだ。

59年の伊勢湾台風は死者・行方不明5000人以上という、台風災害としては明治以降で最悪の人的被害を出した。

その一因として、役所間で円滑な情報共有ができず、対応が後手に回る場面が多々あった。

その教訓から61年に災害対策基本法が制定され、国や地方自治体などは災害時には相互に協力することが明記された。

また、国は防災基本計画を、地方自治体は地域防災計画をそれぞれ策定して対策を進めるという、今に至る防災行政の分岐点となった。

  

Q4-この60年間の防災対策をどう評価するか?

A-    ハード面では国や自治体は、「伊勢湾」クラスの台風襲来に備え、高潮・高波対策として防波堤や防潮堤を系統的に整備してきた。

ただ、かつての地下水の過剰なくみ上げに伴って地盤沈下が進行してことにより、「海抜ゼロメートル」は当時より広がっている。

また、防波堤などの建造物の老朽化も懸念されており、ここ10年ほどでメンテナンスや改修が行われているところだ。

 

ソフト面では、早め早めの警戒を呼び掛けるようになった。

  

Q5-今後、「スーパー台風」の発生も懸念されている。

A-    日本では明確な定義はないが、米国では風速が毎秒65メートル以上の台風を「スーパー台風」と呼んでいる。

今回の19号も、諸外国では発達速度や気圧低下の状況などからスーパー台風とみられていた。

近年、温暖化の影響で台風エネルギー源である海水温が上昇している。

台風が育ちやすい条件が整っているのは間違いない。

  

Q6-災害発生に備え、時系列で自身や家族の防災行動を整理する「マイ・タイムライン」が普及しつつある。

A-    天気予報や警報、注意報を判断材料にしながらマイ・タイムライン」を作成することは非常に有効だ。

 例えば大きな台風が接近している場合、天候は崩れていても風が段々と強まるといった変化を感じる。

その後、仮に風速20メートルを超える台風が上陸したとして、支援を必要とする高齢者や障がい者が安全に避難することは難しい面もある。

上陸の1日前か2日前、可能であればそれ以前に、それぞれの判断で自主的に避難、または安全を確保する行動を取ることが大事だ。

 浸水して孤立したとしても、警察や消防、自衛隊などの救助が来るが、事前に避難していれば、そこに割いている公共の人員を復旧・復興に向けることもできる。

自助・共助によって安全を確保する対策をどう進めていくのか。社会全体で考える必要がある。

  

Q7-豪雨災害が相次いでいる。国が進めている対策は?

A-    2015年の関東・東北豪雨を踏まえ、国交省は「水防災意識社会再構築ビジョン」を策定した。

具体的には、越水が発生した場合でも決壊までの時間を少しでも引き延ばすよう、“粘り強い”構造の堤防を整備したり、想定最大規模の災害発生の可能性などを住民にも分かりやすく書き込んだハザードマップ(災害予測地図)の作成や、家屋倒壊の危険がある区域の公表が行われている。

タイムライン策定もその一環だ。

 

Q8-住民に求められる視点は何か?

A-    住民一人ひとりが、自身が住む地域で過去にどのような災害があったのか、先人はどう対処してきたのかを知ることが防災意識を高めるきっかけになる。

 

 

 

 

 

 

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10月-命を守る-災害・BCP等-避難関連情報 2019年9月21日~10月20日まで

2019年10月21日 11時01分43秒 | 命を守る-災害・BCP等-避難関連情報

10月-命を守る-災害・BCP等-避難関連情報
2019年9月21日~10月20日まで

ワンクリック表示の場合下記のURLでお願いします。https://www.facebook.com/OzakiSGI/posts/555758328524907?__tn__=K-R

------BCP------

生産停滞を懸念 浸水、断水に懸命の対応 台風19号福島県内製造業:10/20
https://this.kiji.is/558434072890115169

<台風19号>市場全体が浸水、出荷前の野菜や鮮魚を廃棄
高校球児も清掃に参加、通常営業を再開:10/20
https://this.kiji.is/558399333429953633

JR九州 記録的大雨時の対策急ぐ 熊本市の新幹線車両基地、
浸水想定区域内に立地:10/20
https://this.kiji.is/558483650674558049

「幸楽苑」20日から順次再開へ 郡山工場被災、県内店舗が休業:10/20
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20191019-425649.php

【栃木】台風19号 堤防決壊で浸水被害 新酒仕込み 遅れ必至:10/20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201910/CK2019101902000173.html

浸水工場から猛毒流出=基準値の156倍-福島・郡山:10/20
https://web.smartnews.com/articles/hwNDs3hdkH9

郡山・精米工場浸水 福島県内の新酒仕込みへの影響懸念:10/20
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191019_63001.html

避難計画、新幹線に明暗 東北新幹線は冠水の経験生かす:10/19
https://www.asahi.com/articles/ASMBL61BZMBLUTIL064.html

「浸水想定区域」対策せず 鉄道機構 長野の新幹線基地:10/17
https://web.smartnews.com/articles/hw8F7rD29re

緊急・災害時対応には、店の考えが透けて見える:10/17
http://shogyokai.jp/articles/-/2141

浸水した工場からシアン化ナトリウム流出…周辺浸水住民に避難呼びかけ:10/17
https://web.smartnews.com/articles/hwGEMm1H73c

台風19号 パナなど福島の工場被災 操業見通せず、部品供給網に影響も:10/16
https://www.sankeibiz.jp/business/news/191016/bsc1910160500002-n1.htm

日立、郡山工場の稼働停止=情報機器装置を製造-台風19号影響:10/16
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20706

パナソニック、郡山工場の稼働見送り=台風19号の影響受け:10/16
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20710

幸楽苑、約150店舗が当面休業に 郡山の工場が停電:10/15
https://www.asahi.com/articles/ASMBH3TJXMBHULFA014.html

地震への事前対策 | 中小企業の防災 これだけはやっておこう:10/10
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20408

日本製鉄、台風15号と火災で国内2工場を長期停止---トヨタなど調達に影響も:10/3
https://this.kiji.is/551928594211144801

企業、手薄な洪水対策 経験少なく想定3割 九州北部大雨1カ月:9/29
https://web.smartnews.com/articles/hv938DUqswB

長期停電で再注目 警視庁も導入する「空気電池」て何だ?:9/25
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/262260

個人、企業、行政全てに共通する台風15号の課題 | 危機管理あれこれ:9/24
https://www.risktaisaku.com/articles/-/19908

ディスコが長野・熊本でBCMセミナー:9/24
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20026

「電力会社の構造と甘え」…千葉の停電長期化 若新雄純苦言の真意とは?:9/24
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/Do9MNEuY9D.html

「走る蓄電池」が被災地で活躍。自動車各社がEV貸与:9/23
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190923/bsc1909232004010-n1.htm

油流出、30年前の対策 実らず 佐賀鉄工所大町工場 対応を行政と協議:9/22
https://web.smartnews.com/articles/hvwtNZ4C1uj

備蓄発電機の半数以上使われず、停電続く千葉県:9/22
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3784528.html


------避難関連情報------


4年前の豪雨の教訓生きる 宮城・丸森五福谷で連絡網活用、人的被害ゼロ:10/20
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191020_13005.html

自然災害から「わが家」を守るにはどうすればいいか:10/20
https://books.j-cast.com/2019/10/20010049.html

後を絶たない台風のときに「川を見に行く人」にはどんな心理が働いているのか?:10/20
https://dot.asahi.com/dot/2019101900015.html

阿武隈川流域「水位」全地点最高を更新 24時間雨量200ミリ超:10/20
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20191019-425592.php

犠牲者には共通点も 台風19号で福島県内では29人が死亡
(10月19日時点) 遺族が語る想い…:10/20
http://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/?mode=detail&news_id=2019101900000011

【東京】台風19号 大田区浸水被害 丸子川・用水氾濫 想定甘く:10/20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201910/CK2019101902000127.html

犠牲者ゼロの大郷・中粕川 地区住民の9割超が避難:10/20
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191019_13023.html

【台風19号】首都圏の調節池ギリギリ…9割に到達、危機目前だった:10/20
https://www.sankei.com/affairs/news/191019/afr1910190032-n1.html

堤防決壊目前 「逃げろ・・・」火の見やぐらの“半鐘”一斉に鳴り響く
消防団が“5分間連打” 長野:10/20
https://this.kiji.is/558222303354127457

息子の優しさが悪い方向に…避難所準備後 
帰宅途中に亡くなった南相馬市職員 父の無念<福島県>:10/20
http://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/?mode=detail&news_id=2019101900000003

河川氾濫、水位10時間で10m超 データでみる急上昇:10/20
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/destruction-map-chikumagawa/

「浸水リスク」不動産業者に説明義務なし 台風19号で浮かび上がった課題:10/19
https://www.bengo4.com/c_23/n_10270/

【台風19号】ハザードマップ予測 8河川の浸水範囲と一致:10/19
https://www.sankei.com/affairs/news/191018/afr1910180067-n1.html

水没車内から「もうダメだ」制止を振り切り帰宅:10/19
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000167197.html

グレタさん演説のウラで、日本メディアが報じない
「ヤバすぎる現実」 巨額マネーが動き出した:10/19
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67794

長野・千曲川 堤防決壊、歌で伝承 多くの住民避難 台風19号:10/18
https://mainichi.jp/articles/20191017/k00/00m/040/349000c

千曲川流域で277年間、受け継がれてきたこと:10/18
https://web.smartnews.com/articles/hwKv761MT7T

中国・台湾の政治家が災害時に必死で頑張る背景、日本の対応はなぜ遅い?:10/18
https://web.smartnews.com/articles/hwJUDjXrW84

堤防・ダム、能力に限界=政府、決壊箇所分析へ
-避難対策で補完も:10/18
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20807

台風の浸水範囲2.3万ヘクタール超=東京ドーム5000個分
-河川氾濫、堤防決壊:10/18
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20797

自民・石破氏、防災省設置を=台風19号被害で:10/18
https://web.smartnews.com/articles/hwHp7R75HkF

氾濫したのに警戒求める「氾濫発生情報」出ず 茨城・那珂川:10/18
https://www.fnn.jp/posts/00425746CX/201910171212_CX_CX

コンクリートだけでは人命は守れない:10/18
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/10/post-1121.php

東京23区浸水危険度マップ 水に関係する地名にも注意:10/18
https://www.news-postseven.com/archives/20191017_1470020.html

「見に行くだけだから」 川沿いの自宅出たまま戻らず
宮城・61歳男性死亡:10/17
https://mainichi.jp/articles/20191017/k00/00m/040/040000c

多摩川氾濫はやはり「人災」だ、忘れられた明治・大正・昭和の教訓:10/17
https://web.smartnews.com/articles/hw8fTrZdcRU

八ッ場ダム、スーパー堤防……。
幼稚な翼賛デマは防災・治水を軽視する愚論:10/17
https://hbol.jp/204240

水位ピーク時に帰宅者続々 情報提供が課題【新潟】:10/17
https://www.fnn.jp/posts/3829NST

河川氾濫、地形も要因か 多摩川一部、排水管逆流し冠水:10/17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019101602000242.html

元国交省職員として言いたい!緊急放流に至るギリギリの判断:10/17
http://agora-web.jp/archives/2042124.html

4年前にも決壊した渋井川
大崎市長「県の対策工事が不十分だった」:10/17
https://web.smartnews.com/articles/hwGdrPQgYs3

寝室で増水 目の前で夫「世話になったな」
…86歳妻「1人はつらい」福島・いわき:10/17
https://mainichi.jp/articles/20191016/k00/00m/040/259000c

「まだ生きるんだからね!」 窓に迫る濁流 その一部始終:10/17
https://www.fnn.jp/posts/00425724CX/201910162008_FNN_CX

宮城・大郷の吉田川堤防決壊 危険性以前から指摘
対応要望の中またも被害:10/17
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191017_13010.html

浦沢直樹の新作漫画「あさドラ!」とコラボ。
作中カットとともに防災を学ぶ!:10/17
https://nagoyadot.jp/event/4389/

国産気象衛星、ベトナム輸出=防災支援、事業費200億円-官民:10/17
https://web.smartnews.com/articles/hw8ofGnPifz

「ダムも必要か」~台風19号により再考の時期に来た水害対策:10/17
http://www.1242.com/lf/articles/206698/?cat=politics_economy&pg=cozy

「排水遅い」鹿島台住民、大崎市長に詰め寄る 市側の初動対応にも不満及ぶ:10/17
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191016_13034.html

水害ハザードマップは真っ赤なのに水害なし!東京・江戸川区を守った
「地下神殿」と「調整池・彩湖」:10/17
https://www.j-cast.com/tv/2019/10/16370168.html

武蔵小杉が騒然、タワマンで下水道がパンク……
台風19号で露呈した「デベロッパーの“売り逃げ”商法」:10/17
https://bunshun.jp/articles/-/14741

テレビ災害報道の限界を超えた台風19号の猛威:10/17
https://toyokeizai.net/articles/-/308964

台風から学ぶ防災意識!備忘録:10/16
https://ameblo.jp/saeko-kanaizumi/entry-12535835622.html

宮城・丸森、複数の浸水形態 内水氾濫や合流地点で増水
東北大災害研が現地調査:10/16
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191016_13025.html

浸水被害の長岡市今井地区 住民の避難行動は:10/16
https://web.smartnews.com/articles/hwDn12bM1NY

22人死亡 被害拡大の福島 木村キャスター現地報告:10/16
https://www.fnn.jp/posts/00425646CX/201910151757_FNN_CX

もし自分の街が浸水したら…ハザードマップで避難経路の把握を
名古屋市は“200年に1度”想定:10/16
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20191015_101554

綾里の津波減災、本に 東京の教授ら大船渡で調査:10/16
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/10/15/66289

徳島・鳥取の聴覚障害者団体 災害時の応援協定締結:10/16
https://www.topics.or.jp/articles/-/271218

大災害に備え入力操作学ぶ 室蘭、
EMIS(広域災害救急医療情報システム)研修会:10/16
https://this.kiji.is/557008465716102241

大雨特別警報はもっと早く出さなければ意味がない:10/16
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/10/post-1120.php

前原誠司や蓮舫は台風19号の甚大な被害に何を思う?
災害対策費を大幅削減した民主党政権の悪夢:10/16
https://www.cyzo.com/2019/10/post_219199.html

大川小訴訟、石巻市が全額賠償 宮城県が立て替え:10/16
https://this.kiji.is/556824440303961185

災害救助法、315市区町村に=内閣府:10/16
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20668

下水や汚泥が巻き上がる...“憧れの街”武蔵小杉を襲う
「災害後肺炎」とは?:10/16
https://www.fnn.jp/posts/00048565HDK/201910151956_livenewsit_HDK

玉川徹氏、日本の人口減少で「簡単に堤防を許可しましょうと、
税金を投入しましょうというような話でいいのか」:10/15
https://hochi.news/articles/20191015-OHT1T50028.html

長女の助言で「命拾いした」 自宅倒壊の男性 下仁田:10/15
https://this.kiji.is/556658508327208033

同じ被災地でも被害に差、明暗を分けたものは?
意外にもろかった高層マンションの弱点:10/15
https://www.j-cast.com/tv/2019/10/15370035.html

老人ホーム 無事“全員避難”させた職員の心得:10/15
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000166786.html

坂上忍「命を守るためにという言葉。効力があった」
町内放送は「何を言っているか…」:10/15
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/10/14/0012788108.shtml

教訓もとに備え 想定超えた浸水 茨城 洪水過去にも:10/15
https://www.fnn.jp/posts/00425619CX/201910150200_CX_CX

【台風19号】住民恐怖、市原で「竜巻」被害 車横転、男性死亡
避難所ガラス飛び散り「家はめちゃめちゃ」:10/13
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/635181

自然災害大国ニッポン、災害で壊れたインフラ「そのまま放置」のワケ
もとは私たちのお金なのに…:10/13
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67687

台風接近暴風雨の中、最大震度4の地震発生「もうやめて…」と悲鳴も:10/13
https://hochi.news/articles/20191012-OHT1T50107.html

千葉県をとやかく言えない「全国を敵に回す」ニッポンの防災力:10/11
http://ironna.jp/article/13554

散乱するランドセルも…旧門脇小 校舎内部、最後の公開 宮城・石巻:10/10
https://mainichi.jp/articles/20191009/k00/00m/040/269000c

【住まいの処方銭】災害に学ぶ(7)
浸水被害で「マンション停電」、水もエレベーターも使えず…重要なのは各自の備え:10/10
https://www.zakzak.co.jp/eco/news/191010/ecn1910100006-n1.html

「殺すぞ」…脅迫にも怯まず世界を動かそうとする気候活動家・グレタ。
少女を支える特異な才能と家族の存在:10/9
https://ddnavi.com/review/569299/

災害の「危機感」つぶやきます=気象庁が専用ツイッター開設 :10/8
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20377

交付金で診断→耐震性不十分のビル 4割は未改修のまま:10/8
https://www.asahi.com/articles/ASMB47S9WMB4UTIL052.html

避難率、飛騨市が最高 西日本豪雨災害:10/7
https://www.gifu-np.co.jp/news/20191007/20191007-179626.html

1000年に1度の大雨へ備え 仙台市「防災タウンページ」全世帯・事業所に配布:10/7
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191007_11024.html

16歳の活動家の“正論”への中傷に上野千鶴子が「文句を言うなら国連へ」:10/7
https://dot.asahi.com/aera/2019100700072.html

あなたのカバンの中には入っていますか?普段から持ち歩きたい防災グッズ:10/7
https://www.fnn.jp/posts/00048434HDK/201910061900_FNNjpeditorsroom_HDK

<新潟・山形地震>津波到達予測時間内に避難場所到着は5割以下:10/7
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191007_53011.html

電柱? 電信柱? いったい何がどう違う?:10/5
https://quizjapan.com/2019/10/05/post-8726/

強風で屋根が吹き飛ぶ瞬間 横転する大型トラックも:10/5
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000165998.html

「耐水害住宅」の公開実験=防災科研と一条工務店:10/4
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20323

グレタさんに不満なら見て=豪放送がパロディー動画:10/4
https://web.smartnews.com/articles/hwcyTrafyPY

なぜ、川の近くに6メートルの階段が? 街を歩くと見えてくる自然災害の備え:10/4
https://this.kiji.is/552246184571520097

【見つけたらすぐに避難】がけ崩れと土石流の前兆:10/4
https://weathernews.jp/s/topics/201606/230075/?fm=ml0

ネットを席巻するグレタ・トゥーンベリと、60年代のアクティヴィズムには共通項がある:10/2
https://wired.jp/2019/10/02/greta-thunberg-social-media/

緑の党、欧州で勢い=環境活動家グレタさん活動「ボーナス」に:10/1
https://web.smartnews.com/articles/hvUbgWqby9v

「兵器への浪費より自然災害に目を」 気候変動対策
怒る島国 国連総会一般討論:10/1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019100102000128.html

グレタ・トゥーンベリさん「怒りのスピーチ」を批判するすべての人へ
「普通」ではないと笑っていいのか…:10/1
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67532

大阪・淀川周辺の地下に未知の活断層 同志社大教授推定:10/1
https://www.asahi.com/articles/ASM963QR4M96PLZU001.html

30日「夜の避難訓練」 福島民報社とラジオ福島:9/30
https://this.kiji.is/551200509083976801

地域の防災体制整備 津乃峰小が総理大臣賞 住民と連携し啓発図る:9/30
https://www.topics.or.jp/articles/-/264056

防災の原点「被害ゼロ」へ 岩田静岡大教授御前崎で講演:9/29
https://www.at-s.com/news/article/local/west/687242.html

想定外にどう備える 佐賀大雨1カ月 住民の防災教育も必要:9/29
https://web.smartnews.com/articles/hv938DQmUuP

豪雨被災の精神的リスク47.9% 広島県初アンケート、大人分析:9/28
https://this.kiji.is/550430176131220577

地球温暖化~人類は北へ大移動する:9/28
https://web.smartnews.com/articles/hvKpqLoj66H

「大規模停電 可能性低い」 四電、災害対策に自信
https://www.topics.or.jp/articles/-/262339

子どもの避難位置GPSで確認 白浜の保育園で実験:9/26
https://this.kiji.is/549471113814148193

全国初導入へ…スマホから消防に通報で“動画のやり取り”可能に
映像は出動した隊員にも共有:9/26
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20190925_98947


長期停電で再注目 警視庁も導入する「空気電池」て何だ?:9/25
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/262260

トイレの数より大事なこと。スフィア基準の基本、ご存知ですか?:9/24
https://www.risktaisaku.com/articles/-/12466

地下街、根付かぬ避難水位 大雨時の下水道、基準設定難しく
「空振り」懸念、導入ゼロ:9/24
https://web.smartnews.com/articles/hvB12cYJdhs

町内会が実践的な防災訓練 “土のう”の利用にはコツ:9/23
https://www.fnn.jp/posts/00075981FTV

危険!冠水時の避難 溺水トラップが事故を招きます(斎藤秀俊):9/23
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20190828-00140168/

防災マニュアル、大きな字で見やすく 大分市志手町の高齢者世帯に配布:9/23
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/09/23/JD0058508425

アプリ「避難所へGO!」(仮称)広島市職員が開発提案:9/23
https://mainichi.jp/articles/20190923/k00/00m/010/068000c

青木理氏、台風15号の教訓を
「責任を問われるのは我々メディアも取材することが出遅れた」:9/23
https://hochi.news/articles/20190922-OHT1T50065.html

台風による千葉の大規模停電で改めて思う。なぜ日本は「病院船」を造らないのか?:9/23
https://web.smartnews.com/articles/hvygGPZ4GWb

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9月-被災時や日常生活における「補償制度・保険・年金・法律・相続」情報一覧

2019年10月11日 08時40分10秒 | 被災時の「補償制度・保険」情報一覧

9月-被災時や日常生活における「補償制度・保険・年金・法律・相続」情報一覧
(2019年9月1日~10月09日分)

被災して生保や損保の保険料が支払えない…保険証券も失ってしまった。
どうすればいい?:10/4
https://this.kiji.is/552056921072174177

便乗・悪徳商法に注意、契約は慎重に | もしも大災害で社員が被災したら?:10/3
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20172

「金ピカ先生」年収2億でも「老後破綻」してしまったワケ 誰にとっても他人事じゃない:10/2
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67545

万一に備えて登山保険に加入しよう。保険の種類や選び方を解説:9/30
https://web.smartnews.com/articles/hvRe4K7G3y3

自宅の損壊で他者に被害、ADR活用も | もしも大災害で社員が被災したら?:9/26
https://www.risktaisaku.com/articles/-/20069

台風被害、一部損壊住宅も対象に 国交省、交付金などで財政支援 :9/25
https://this.kiji.is/549072493814645857

赤羽国交相、一部損壊の被災家屋にも「何らかの手を打つ」
台風15号被害:9/21
https://www.sankeibiz.jp/…/n…/190920/bsd1909201436008-n1.htm

ANAと東京海上日動、キャンセルの際の手数料を補償する保険
「そらもよう」を共同開発 10月から販売:9/21
https://www.traicy.com/20190920-NHinsure

注目集める「いじめ保険」、弁護士に依頼する費用が一部補償に:9/14
https://web.smartnews.com/articles/g4MTeo2a4SJ

地震保険 同種建物でも保険料の地域格差3倍以上:9/14
https://weathernews.jp/s/topics/201909/090275/

住宅被害認定、油も加味=佐賀・大町町に通知-内閣府:9/12
https://www.risktaisaku.com/articles/-/19771

義援金は自治体が配分、情報逃さないで | もしも大災害で社員が被災したら?:9/12
https://www.risktaisaku.com/articles/-/19635

あおり運転、保険で撃退 ドラレコ通じ警察通報、東京海上:9/4
https://this.kiji.is/541898012756182113

マイナンバーカード所持者対象に新たなポイント制度:9/4
https://news.tv-asahi.co.jp/news_ec…/articles/000163477.html

地震の補償は十分ですか?1日約40円から備える地震の保険「リスタ」:9/3
http://mn.aeonbank.co.jp/…

政府、全国共通の新ポイント発行 マイナンバーカードを活用:9/2
https://this.kiji.is/540864300823626849

 
 
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台風15号-千葉・長期停電の教訓-全国で起こり得る被害、どう備えるか 加藤 政一 東京電機大学教授

2019年10月07日 10時56分23秒 | ブラックアウト・長期停電

台風15号-千葉・長期停電の教訓-全国で起こり得る被害、どう備えるか

加藤 政一 東京電機大学教授

尾崎 洋二コメント:報道によれば、「今回の千葉県を襲った台風の風速は、最大瞬間風50m/sを超えた(千葉市)のもありましたが、すべての場所で43.8m/s(非常に強い台風)以上というわけではなく28.5m/s前後の風速も多かったが、飛来物が電線にふっつき、風に当たる面積が多くなって、電柱が倒れる結果となった」と言っていました。電柱や鉄塔は風速40m/sまでの強風に耐えられるよう設計されていると言われていますが、やはり今回の長期、台風停電は、どこにでも起こり得ることと、思い知らされました。政府・自治体のみならず、各家庭においても、今回の教訓に基づく対策が必要かと思います。  

-----以下公明新聞10月5日2019年-要点抜粋箇条書き------ 

1-9月9日未明、千葉県に上陸した台風15号の被害で、関東地方を中心に最大約93万戸の大規模停電が発生した。

2-千葉県では一時、約64万戸で電気が使えなくなり、発生一か月後でもなお停電が解消されていない地域がある。

 

Q1-停電がなぜ長引いたのか?

A-    千葉県を中心に電柱への被害は約1000本超に及び、広範囲に停電が発生した。一戸一戸の電線回復は人海戦術に頼らざるを得ず、時間を要したことで長期化した。

また道路被害などのため、思うように工事は進まなかった。

 平地であれば、周囲の見通しが確保しやすく、迅速な復旧が可能だ。

一方、山間地は、がけ崩れなどでいったん道路がふさがられると、復旧には多くの作業が伴い、被災地の回復に時間がかかる。

 

Q2-こうした被害は全国でも考えられるか?

A-    こうした被害は全国で起こり得る。

今回の台風15号クラスの強風が名古屋や大阪を襲えば、おなじような被害に見舞われていただろう。

強度基準の想定を超えた自然災害には、既存の電力インフラでは対応できない。

  

Q3-この停電から各家庭で教訓にすべきことは?

A-    既存の電力施設を強力な台風にも耐えられるものに全て置き換えるには、数十年という期間がかかる。

停電は避けられないというある種の覚悟が必要だ。

 停電時の緊急避難では、車の中で過ごすことも選択肢の一つだろう。ガソリンが確保できるならば、長期の避難も可能だ。 

 ポータブル発電機などを各家庭で用意することが求められる。

今回の台風では、ソーラーパネルを設置している家庭でも、停電に対しては無力だった。

 災害時に太陽光発電を利用する場合は、自宅に電気をためるバッテリーなどが必要になる。今後は必要に応じて、バッテリーの標準装備が重要だ。

太陽光を利用できれば、たとえ停電が長期に及んでも、晴れである限りは最低限の電気を確保することができる。

 

Q4-電力会社が取り組むべき課題は?

A-    今回の停電では、実際の停電解消が当初の東京電力の発表よりも大幅に長引く結果となり、住民に不安や困惑をもたらした。

 電力会社は、災害時の情報収集能力を高めるため、停電情報や倒木などの被害情報を自治体と連携して収集する体制づくりを進めるべきだ。

 台風が収まり始めた頃、被災地の様子をドローンで空撮し、リアルタイムで状況を伝える仕組みも必要だ。

 災害に強い情報通信基地局の整備に向けて自治体や政府との連携を一層進めることも大切だ。

 

Q5-自治体や政府が進めるべき対策は?

A-    災害時に、自治体は、地域で司令塔の役割を果たす重要な施設となる。

今回の台風被害では、自治体施設自体が停電し、情報収集できない所もあった。

こうした事態を避けるためにも、非常用電源などバックアップのエネルギー源の拡充は不可欠だ。

 政府は、時間とコストがかかっても、災害に強い電力施設構築に向けた取り組みを進めることが重要だ。

 電柱倒壊の防止に向けては、都市部の緊急輸送道路などから順次、無電柱化する取り組みも有効である。

 停電時の自然エネルギーの活用を促す施策も拡充すべきだ。

停電が長期化した場合、重油などの燃料が必要な非常用電源より、ソーラーパネルは有効なエネルギー源となる。

 政府は防災・減災の観点からも、各家庭の太陽光発電設備の設置を支援するなど、自然エネルギーを停電時の代替えエネルギーにする取り組みにも力を注いでもらいたい。

 

 

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9月-日常生活・企業防衛におけるリスクマネジメント情報一覧 (2019年9月01~9月30日)

2019年10月02日 09時30分07秒 | 日常生活・企業防衛におけるリスクマネジメント情報

9月-日常生活・企業防衛におけるリスクマネジメント情報一覧
(2019年9月01~9月30日)

ワンクリック表示の場合下記のURLでお願いします。https://www.facebook.com/OzakiSGI/posts/541741286593278?__xts

賠償・火災・IT・病院事故・原発・環境

 賠償

無罪判決は「著しく正義に反する」 東電強制起訴で控訴の指定弁護士:9/30
https://mainichi.jp/articles/20190930/k00/00m/040/228000c

関電説明、納得できず…政府・株主の追及不可避 金品受領問題:9/30
https://www.sankei.com/affairs/news/190929/afr1909290019-n1.html

松井市長、株主代表訴訟も選択肢 関西電力の金品受領で
https://this.kiji.is/550867190047343713

「過ち繰り返してはいけない」 東海村JCO臨界事故から20年:9/28
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201909/CK2019092802000156.html

【コラム】「チェルノブイリ」は日本人が“見なければならない”傑作
無知と無責任が招いた大惨事:9/26
https://eiga.com/extra/edoki/6/

福島原発事故、東電よりも罪が重い原子力行政:9/26
https://web.smartnews.com/articles/hv8sejeKwCs

東電旧経営陣無罪判決、裁判所が犯した七つの大罪:9/26
https://web.smartnews.com/articles/hvEecVs4fK1

サウジの石油施設爆撃 (1/2) 日本の原子力発電所は大丈夫なのか:9/25
https://web.smartnews.com/articles/hvBvneekfb6

東京電力が福島第一原発に新たな防潮堤を設置 10m超の津波に備える:9/25
https://www.fnn.jp/posts/2019092400000001FTV

「ドローン黙示録」の到来を阻止するために:9/23
https://jp.techcrunch.com/2019/09/23/2019-09-22-our-motto-dronepocalypse-now/

福島第一原発事故をめぐる裁判~「予測できなかった」ことは過失なのかどうか:9/23
http://www.1242.com/lf/articles/201529/?cat=politics_economy&pg=cozy

<東電強制起訴・無罪判決>識者の視点(上)/社会通念の範囲疑問:9/23
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190923_63036.html

<原発事故「無罪」>(中)後悔と怒り今も
双葉病院「東電 無責任体質分かった」:9/22
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092202000114.html

【コラム・天風録】原発事故、責任の所在は:9/21
https://this.kiji.is/547572493056656481

「いじめ保険」加入者増 弁護士介入で解決へ:9/4
https://www.fnn.jp/posts/00423419CX/201909031820_CX_CX

原発賠償金の上乗せ「違法だ」 新電力が国を提訴へ:9/4
https://www.asahi.com/articles/ASM935S6KM93ULFA01H.html

半世紀のトリロジーで明らかになる福島と原発の関係――『福島三部作』:9/4
https://otocoto.jp/regular/gekijou22/

会社を見限るのはいつ 人事のプロが明かす3つの基準:9/3
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO49122020Y9A820C1000000/

 

交通問題

チャイルドシート不使用の致死率13倍超=警察庁:9/13
https://www.risktaisaku.com/articles/-/19795

60歳以上運転が半数=踏切での自動車衝突事故-国交省:9/10
https://www.risktaisaku.com/articles/-/19679

あおり運転、保険で撃退 ドラレコ通じ警察通報、東京海上:9/4
https://ndjust.in/P4vDsxsq

 

労働問題


「つる」除去せずに木を切らせた個人事業主を送検 新潟労基署:9/26
https://web.smartnews.com/articles/hvG33g9azYf

トレーラーの荷台から落ちた労働者が死亡
保護帽着用違反で産廃業者を送検 八女労基署:9/25
https://web.smartnews.com/articles/hvCMPt2bKBk

<ひと ゆめ みらい>侵害された権利の回復図る
世田谷区で外国人労働者の相談窓口設立・岩橋誠さん:9/23
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201909/CK2019092302000100.html

作業主任者を選ばずに解体作業 作業員10メートル下に落下し重傷
建設会社社長を書類送検:9/18
https://www.kanaloco.jp/article/entry-195944.html

凸版・東京理大が共同研究、熱中症リスク表示サービス:9/10
https://this.kiji.is/542642689895564385

新幹線清掃スタッフ「7分間の奇跡」海外の賞賛を手放しに喜べない理由
過酷な労働条件と表裏一体:9/4
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66967

月117時間の違法残業で水道工事業者を送検
36協定締結せず 青森労働局:9/4
https://web.smartnews.com/articles/gnVWhhRkJpR

死亡災害でスキー場運営業者を送検
点検作業中に高さ12メートルから墜落 大町労基署:9/3
https://web.smartnews.com/articles/gnMXypbyE5D

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新たな被災者支援法をつくる 権利の保障を前面に、昭和の支援観から脱却を 山崎 栄一

2019年10月01日 10時17分52秒 | 被災者支援法

新たな被災者支援法をつくる

権利の保障を前面に、昭和の支援観から脱却を

山崎 栄一 関西大学教授-関西学院大学災害復興制度研究所・法制度研究会座長

 尾崎洋二コメント:新たな被災者総合支援法案において特筆すべきなのは、生命保護の最優先という基本理念を示し、災害関連死の防止義務も明記している。②各自治体がちゅうちょせず避難勧告を出すことができるようにしている。③被災者自らが支援内容の決定に参画できる仕組みを提案している。④支援措置全てを行政処分とし、オンブズマン制度を設けて支援措置に対する不服申立の権利を保障した。

 以上四項目です。一日も早くこの被災者総合支援策提案が承認され、施行実施されることを祈ります。

 

------以下 聖教新聞9月26日2019年要点抜粋箇条書き----------

 

2-    関西学院大学災害復興制度研究所「法制度研究会」では、2016年度から被災者総合支援制法案の策定に向けて検討を重ねてきた。

3-    被災者支援については、災害が起きるたび、法律が制定ないし改正されてきたが、制定の時期や背景が異なるため、これらは継ぎはぎだらけの災害法制になっている。

4-    災害後の生活を保障する「災害救助法」では、被災者の居所として、これまで仮設住宅を提供してきたが、現在は避難形態も多様化し、見直しが必要。

5-    「災害弔慰金支給等法」には、遺族の構成を考えた支給額や支払い形態等、改善すべき点がある。

6-    「被災者生活再建支援法」は、住宅再建支援を目的とし、最大300万円を支給するものだが、対象は大規模半壊以上。しかも、そのうちの基礎支援金は、生活のつなぎ資金に充てられているという現状もある。これは災害時の収入保障が存在していないためである。

7-    「現行の法制度では、避難生活の支援に、はざまが存在し、被災者の生活支援につながっていない」こうした課題を克服するためには、これまでの制度を一度棚卸しし、「被災者総合支援法案」として、再構築することが必要である。東日本大震災後、「災害対策基本法」は改正され、被災者支援も関する基本理念や避難所に関する基本理念や避難所生活の在り方の規定が盛り込まれたので、再構築の際、「災害対策基本法」の一部も取り込んだ。

8-    現行法を一つにまとめるため、第一編として、「総則編」を設けた。総則に基本理念や基本方針を明示し、それに沿った形で制度を設計し、その制度が運用されることを目指している。新たな支援法を制定しても、現場の運用が変わらなければ意味をなさない。そうした観点から、例えば、生命保護の最優先という基本理念を示し、災害関連死の防止義務も明記している。

9-    「総則編」の理念規定には、支援最終目標が被災者の生活再建にあると明記し、被災者が自己決定権に基づいて生活再建に取り組めることを前提とした支援を整備することを求めている。

被災者支援には、国や都道府県、市町村、民間ボランティアなどの団体、組織が連携して得り組む必要があり、被災者自らが支援内容の決定に参画できる仕組みも必要。その運営体として、総則に規定したのが、「被災者支援運営協議会」である。

 

10-  「被災者支援運営協議会」では、被災者ニーズの事前アセスメント(評価)を実施し、支援計画を策定。発災後は実施方針として運用する。また支援項目ごとに運営協議会の中に作業チームをつくり対応する。そうすることで、社会資源を集中させることが可能となる。

11-  第二編「応急救助編」では、支援の対象に、安全な場所への避難行動を加えた。これにより、被害が発生せず避難行動が空振りに終わった場合も公的補助を受けられる根拠ができ、各自治体がちゅうちょせず避難勧告を出すことができるようになる。

12-  第三篇「生活保障・生活再建」には、住宅再建等に大きな方針転換を盛り込んだ。被災者生活再建支援法における大規模半壊の区分を廃止し、半壊世帯も住宅再建の制度に組み入れ、さらに、災害救助法の事務取扱要領にある、仮設住宅の提供、応急修理、がれき撤去等に課せられていた資力要件(資金の有無)を排除した。

13-  また、災害救助法の応急修理制度と被災者生活再建支援法の加算支援金を統合、発展させ、在宅避難を可能にする住宅の修理の支援を充実させている。全壊、半壊世帯の住宅再建、購入に対しては、最大600万円を支給する内容になっている。

14-  第四編「情報提供・相談業務・個人情報編」では、災害対策基本法に規定される被災者台帳の作成や安否情報の提供に加え、被災者が適切に避難行動や避難生活、生活再建を行える情報提供や相談業務の実施について規定した。そのために、地域における災害可能性、予想される被害等についての事前アセスメント、必要な支援を把握するための被災者ニーズアセスメントの実施を求めている。

15-  被災後、復興基金が創設された際こうした事前アセスメント、被災者ニーズアセスメントが実施されていれば、即座に適切な被災者支援メニューの策定が可能となる。

16-  第五編「権利保障編」では、被災者支援は申請に基づく支援措置全てを行政処分とし、オンブズマン制度を設けて支援措置に対する不服申立の権利を保障した。(現行の災害対策救助法では、被災者支援は措置であって、申請に基づく処分ではないため、不服申立の対象ではないとしている)

   オンブズマンは、被災者からの苦情を受け、迅速に処理するとともに関係機関に勧告を行うことになる。被災者支援の制度改善には、こうしたオンブズマンの事後的な検証は不可欠である。

17-  平常時に潜む問題が災害時に顕在化する。被災者総合支援法案策定の目的をひと言でいえば、“昭和の被災者支援観”からの脱却。災害救助法が制定された戦後直後から根付いたままでいる、「平等におにぎりが食べられて、風雨がしのげたら、それでよい」という被災者支援観は、もはや時代遅れといえる。

 

 

 

 

 

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