「命を守る・人が死なない!防災士-尾崎洋二のブログ」生活の安心は災害への万全な備えがあってこそ。命と生活の安全保障を!

防災の第一目的は命を守ること。「あの人を助けなくては」との思いが行動の引き金となります。人の命を守るために最善の行動を!

災害に強い地域社会づくりへ---防災・減災のため日頃の交流が重要に

2018年11月07日 07時56分46秒 | 自助・共助

災害に強い地域社会づくりへ---防災・減災のため日頃の交流が重要に:小松 利光 九州大学名誉教授
聖教新聞11月3日2018年 要点抜粋箇条書き

1-環境問題は誰一人として無関係ではいられません。また一国や一地域の努力のみで解決できるものではありません。その解決には、人類全体が協力し、英知を結集して対処していくことが必要です。

2-地域ぐるみで手を携え、皆で環境を守っていくという”思い”を高め合っていくことが、「かけがえのない地球で暮らす住民」との自覚をより一層、促すことになるのではないでしょうか。

3-激しい気候変動下では、河川改修やダムの築造など公的機関によるハード面の整備だけでは、経済的、時間的、環境的にも限界があることが明らかになってきました。

4-今後、果たす役割の大きさは、自助・共助が90%、公助は10%になります。公助の力が十全に働く社会環境を築く基盤は「人間のネットワーク」です。
 身近な地域を舞台に、日頃から人々と交流していくことによって、温かな人間のネットワークは広がっていきます。その「人と人とのつながり」こそが、公助の要になります。

5-ともあれ、防災の問題は、人命に関わる問題です。災害を”わが事””わが地域ご事”と捉えて、自分の地域にどのような危険性があるのかを皆で話し合い、日頃から確認し合うことともに、「命を守るために、どうすれば最善の行動を取れるか」という視点で、備えをしておくことが大切です。

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