元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
キジョラン・3~裂開

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ハナミョウガ・2~果実

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ヒイラギモチ

“holly”はモチノキ属やヒイラギなどの植物を指し、アメリカのハリウッド(Hollywood)は、ヒイラギの林という意味になる。一方、クリスマスの時期に良く耳にする“聖なる”の意味の“holy”は“L”がひとつ少なく全く異なる言葉。ハリウッドの漢字表記は“聖林”だが、これは“holly”と“holy”を誤訳したことによる。正しくは“柊林”や“柊森”と表記すべきであった。しかしハリウッドにはヒイラギは生育おらず元々はイチジク(無花果)の果樹園が拡がっていた。しかし不動産業者の妻がそこにあったハリウッドという別荘の名前が気に入りその地名としたようだ。つまりハリウッドは“聖林”でも“柊林”でもなく“無花果園”と表記すべきであった。
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ヤマニガナ・2~果実

大手保険会社が募集した今年一年の出来事を漢字四文字で振り返る“創作四字熟語”が先日発表された。最優秀作品は『七菌八起(ななコロナやおき)』で、リバウンドがあってもコロナに負けずに頑張ろうという作品だった。優秀作品の中では『二者卓逸』(卓球混合ダブルスで金メダルに輝いた水谷選手と伊藤選手)、『気象価値』(気象学でノーベル物理学賞に選出された真鍋先生の業績)などが選ばれた。ちなみに昨年の最優秀賞は『医師奮診(獅子奮迅)』(新型コロナウイルスへの医療従事者の奮闘)で、コロナ関連が続いている。来年は明るい話題を期待したい。
写真は小野路城址付近の野道に生えている「ヤマニガナ(山苦菜)」。キク科アキノノゲシ属の一年草もしくは越年草で草丈は1メートルほどになる。夏に茎頂に直径1.5センチほどの花を多数咲かせ、果実は冠毛のある痩果になる。果実は長さ4~5ミリで冠毛の長さは5~6ミリ。
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マツサカシダ・2~名前

さて三重県松阪市は『まつさかし』と濁らない。また漢字は“こざとへん”の『阪』を用いている。しかし史跡の松坂城は“つちへん”の『坂』でありいささかややこしい。この名が初めて付けられたのは天正16年(1588年)に遡る。戦国武将の蒲生氏郷がここに築城し、それまで居城にしていた松ヶ島城(松阪城の北約3キロ)の『松』と秀吉の大坂城の『坂』と合わせて松坂城と命名した。当時はこの辺りの地名も“松坂”となったが、明治22年(1889年)の市町村制の施行によって“松阪”に変えられた。その後は正式な文書等には“松阪”が用いられるようになったが今でも“松阪”と“松坂”は混在している。更にその読み方も市民の中には『まつざか』と濁る人もいるらしい。もっともどちらでもなく『まっつぁか』と訛るほうが地元らしい。ついでに言うと『まつさかうし』よりは『まつさかぎゅう』の呼び方のほうが個人的には好みではある。
余談だが“大阪”はその昔は“小坂”だったが、大は小に勝るということで江戸時代では“大坂”と呼ばれるのが一般的になった。しかし幕末頃には、坂は土に返る(=死ぬ)とか、明治時代には士が謀反を起こす(士と反)ということで縁起を担いだのか明治元年(1968年)の太政官布告により大阪府が設置されて“大阪”が正式名となった。
閑話休題、話をマツサカシダに戻そう。植物図鑑ではマツザカシダと濁っているが漢名では“坂”と“阪”の両方が見られる。このシダの名前は松阪市に因んだということなので、ここではマツサカシダ(松阪羊歯)と表記しておこう。
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オカタツナミソウ・2~果実

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ギンレイカ・2~果実

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アケボノスギ・1~紅葉

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ブナ・3~果実

※“ぶな”の漢字は木へんに無。
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