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散歩道~境川

 鶴見川源流から私の故郷までの距離が約42キロだったことは、先日の記事で綴ったが、それと同じような話をもうひとつ。
 以前、仕事の都合で2年間ほど都心から神奈川県藤沢市に通勤していたことがあった。藤沢市の観光地と言えば片瀬江ノ島だが、その江ノ島の脇に注ぎ込むのが境川。江ノ島と陸とを繋ぐ砂州はこの川が作っている。実は多摩ニュータウン界隈をウォーキングするうちに見つけたのが、小さな橋に付けられた 『境川』 の表示。地図を見ると境川の源流は町田市相原町の大地沢キャンプ地あたりで河口までの距離は52.1キロ。その源流から10キロほど下ったところが写真のあたりで、多摩ニュータウンに最も近づく。つまりここから河口の江ノ島までが約42キロということで、鶴見川に続いてここにも “誘惑の距離” が存在した。鶴見川は東京湾に注ぐが、この境川は太平洋(相模湾)に注いでいる。湘南海岸が私を呼んでいる。

『若い港』 (著作権法により歌詞省略)
  作詞:宮川哲夫 作曲:吉田正 歌:三田明 昭和39年
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センニンソウ・4~道端

 “よこやまの道” の道端に咲いている「センニンソウ(仙人草)」。キンポウゲ科センニンソウ属で、 “草” の名前が付いているが、半木本性の常緑つる性植物。花弁のように見えるのは萼片で、白く輝いて美しい。以前、富士見台公園でツツジに覆いかぶさるように蔓延っていたセンニンソウが、満開時はとても美しかったが、さすがに公園の定期的な草刈りで、すっかり姿を消してしまった。この道端であたりを真っ白にしてくれるほどに育つと楽しいのだが、ここも時々草刈りがあるようなので難しい。
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