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ゴボウ

 オニアザミのような花を咲かせているのは「ゴボウ(牛蒡)」。キク科ゴボウ属の多年草で、ユーラシア大陸原産。この根をきんぴらやかき揚げなど食用にするが、もともとは中国から薬草として渡来したようだ。根は生薬名を “牛蒡根(ごぼうこん)” と言い、発汗利尿作用がある。また種子は “悪実(あくじつ)” や “牛蒡子(ごぼうし)” と呼び、解毒作用がある。
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ハマビシ

 ハマビシ科ハマビシ属の「ハマビシ(浜菱)」。砂浜に生える海浜植物だが、これは東京薬科大学植物園の庭に植えられているもの。ヒシの実のようなトゲのある実をつけることからこの名前があるが、ヒシとは科が異なる。ハマビシの実を乾燥させたものが、生薬の “疾黎子(しつりし)” で、風邪、頭痛、眼疾などに使われる。
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