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シモバシラ・5~長池公園

 名前からは真冬をイメージしてしまう「シモバシラ(霜柱)」。シソ科シモバシラ属の多年草で、名前はこの白い花ではなく、真冬に枯れた茎にできる氷柱がその由来になっている。高尾山の観光ポスターに、立派な氷柱になったシモバシラが紹介され、冬の高尾山の魅力を伝えているが、果たして暖冬が予想される今年の冬に、ここ長池公園でまた氷柱が見られるだろうか。
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ツルニンジン

 釣鐘状の花を咲かせている「ツルニンジン(蔓人参)」。キキョウ科ツルニンジン属のつる性多年草で、根が朝鮮人参に似ているという。類似種のバアソブ(婆ソブ)に対して、「ジイゾブ(爺ソブ)」とも呼ばれる。この “ソブ” は、そばかすの意味で、花冠にある斑点を指している。バアソブとツルニンジンは良く似ていて判断が難しい。バアソブの葉の縁には細かい毛があるようだが、この葉には確認できないので、一応ツルニンジンとしておこう。
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ナンバンギセル・4~寄生

 花が終わりかけの「ナンバンギセル(南蛮煙管)」。ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草で、ススキなどの根に寄生する。多摩ニュータウン界隈には、開発前のススキ野原があちらこちらに残っており、今のところはナンバンギセル達も安住していられる。ススキが無くなれば独り立ちしなければならないが、ナンバンギセルにそのつもりがあるのだろうか。
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イボクサ・1~名前

 昨年は見つけられなかったが、今年またいつもの蓮生寺公園の水辺で見つけた「イボクサ(疣草)」。ツユクサ科イボクサ属の一年草で、この葉の汁が “イボ” を取る薬になることから、名付けられている。6本の雄蕊のうち青紫色の長い葯のものが完全雄蕊で、葯の短い3本が仮雄蕊。花径は12~13ミリほど。
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キンモクセイ・3~花

 ウォーキング中にどこからとなく漂ってくる芳香。あたりを見回すと少し先に「キンモクセイ(金木犀)」の高木が見える。秋にはやはりこの香りを十分に楽しみたい。 『我が家にもこの香りが欲しい!』 と言うことで、6年前に苗木を買って家の裏に植えているが、今年は何故かこの樹に花が咲かない。屋根が少しかかる場所なので、おそらく夏の間に水遣りが足りなかったのだろう。来年は気をつけなければいけない。
 キンモクセイと言えばこの歌。私のウォークマンにもしっかり入っている。

『君の瞳は10000ボルト』 (著作権法により歌詞省略)
   作詞:谷村新司 作曲:堀内孝雄 昭和53年

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