ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

病魔は簡単に去っては行きませんでした

2009年09月26日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第67話

少し元気を取り戻して来た・・・にゃきち。
ところが、
油断していたら、
またピンク色の尿が・・・
慌てて朝一番で病院へ。
色が出るのと同時に
「にゃきちゃん」も元気を失っていました。
病院では、
膀胱から管を入れて尿を採ってもらい、
私達も顕微鏡で見せてもらうと・・・。
うわぁ~、なんか・・よく分からない物体が
ウヨウヨいるではありませんかー。
先生は
「この菌がいなくならないと治ったとは言えないんです。」と
おっしゃっていました。
即効性のある抗生剤の注射を打ってもらい
しばらくまた投薬治療です。
1週間位したら尿を採って病院へもって行き
検査してもらうことになりました。
私は話もうわの空で・・。
猫のオシッコ?
どうやって採るのよ~!
それに・・動物苦手だった私ですよ~、
猫の尿を採取するのー?
まぁ、いいか・・と
自分の中で自問自答しながら
会計を済ませて容器をいただいて帰ってきました。

1週間後、私と、にゃきちの採尿の戦いが始まったのです。
この続きは次回に・・・

この頃、ボルドは
少しずつ元の状態にむかう気配が見えてきました。
マロンは今までボルドの状態を
離れた所から見て様子を見ていましたが
ボルドを遊びに誘うように
うし君やタオルを
ボルドの口元に持って行っては挑発していました。
まだまだ短時間でしたが、
ボルドも挑発に応えるように
うし君やタオルを咥えてマロンと引張りっこして
遊んでいました。

当然ですが、
ボルドの方が弱くて負けてしまいます。
でも、
マロンが良い刺激となり、
リハビリになっているようでした。

もう・・、元通りに回復しないのだろうかと
不安な日々を過ごしてきましたが、
ほんの少しずつ、
冬のそれが春に向かって緩むように
ゆっくりと、確実に変化が見えてきて・・。
涙がこみ上げてきました・・、
悲しいんじゃないんです。
嬉しいのでもない。

私の心に「失った」という気持ちが
「戻った」に変化し「安堵」を覚えると共に。
その逆の決意、
「いつまた、それが来ても受け止めよう」と
心の準備が出来た時期だったかもしれません。
そして、
安定し始めたこの頃から
ボルドの主治医の美人先生は
薬をより効果があり、
副作用を考慮した調合に変えてくれようとしていました。
でも、
「病魔」はボルドにその選択を与えないように、
また発作の引き金を引き、
にゃきちの体からも出てゆこうとしませんでした。

なぜ・・?
マーボー家には・・・病魔が・・?

 (第68話につづく)
  
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