ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

泣けちゃうボルド、頑張ろうね

2009年06月24日 | 私達のあゆみ

(私達のあゆみ 第57話)

退院6日目

いつものお正月、1月2日といえば、
初売りを目当てにデパートやスパーへくりだすマーボー家ですが、
今年は、お出かけする事もなく、ボルちゃん一色。

この1週間ほどで、
ボルドの体は順調に回復していました。
退院当初は、
立つ事も出来なかったのに、
一人で立ってオシッコが出来るようになりました。
家族みんなで大喜び!!
昨年の入院前までは、
当たり前に出来ていた事ひとつひとつが・・・・。
退院直後は横たわっているだけ、
でも、息をしている事が最大の喜びに思えた・・・。
今は、ひとつひとつ、新しい事が出来た時の感動のように
出来ると嬉しくて嬉しくて
自然と涙が出るほど嬉しかった・・・。
健康である事がこんなにも幸せに感じるなんて、
家族みんながそろっている事が
こんなに安心できることなんだと・・。
やっと動き始めたマーボー家です。

ボルドのリハビリはカーペットの効果で
カサカサに乾いてしまった肉球でも
あまり滑らずに少しだけ歩けるようになりました。
あとは、
見ていると、ボルドの気力と体力、筋肉の問題だと感じました。
気力は、マロンが手伝ってくれました。
今までは、
邪魔にならない距離で
ボルドを観察するかのように見ていました。
ところが、年が明けた頃から、
何か感じているんでしょうね、
まだまだ自力で立てないし、寝ている事が多いのに、
必要に、ボルドが嫌がるぐらいにジャレ始めました。
これはボルドにとって、
とても刺激になったと思います。
いつしかチョットイライラしているような気持ちが
まるで、「生きるエネルギー」に変化したように・・・。

ここまでボルドは心の中できっと・・、
「早くマロンと遊びたい。」
「俺だって走りたい。ジャレたい。」と思っていたんだと思います。
だから、ボルドは一生懸命歩く練習をしていました。
なんとか一人で・・・
散歩もいつもマロンだけでしたから
ボルドは、
「今はまだムリだけど
もう少し回復したら一緒に行くんだ。」と
自分で自分に言い聞かせていたのかも知れません。
だから、ジッと力をエネルギーを蓄えていたのかもしれませんね。
マロンが散歩に出る時、無言で見送っていました。
彼は悟った老犬のように
吠える事も鳴く事もなく・・・。

こんな体になっても、
私達を困らせるようなことはしない。
幼い頃から私達の心を先読みして、
甘えたり、気を利かせたり。
そして、以前よりジックリと私達を観察して、
今まで以上に何かを理解しているかのようなボルドです。
そして、
体力を早く戻そうとするかのごとく、
マロンとタオルで遊ぼうとし始め、ボールをつかもうとして・・。
口元にマヒがあるのか、
なかなか上手く出来ませんが、
頑張って、欲張って、嬉しそうな表情も出てきて、
きっと良くなる・・!
そんな年の初めの一日でした。

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コメント (4)
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