あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

分かり合えないをどう克服していくのか

2022-11-24 | from:sachiaki
「僕は君たちに武器を送りたい」が名著として誉れ高くなり
これからって時に夭逝されてしまった
エンジェル投資家の瀧本哲史さんの新刊が出ていたので
購入してきたsachiakiです。

新刊っつっても、ようは連載していた雑誌元が
一冊の本にまとめたってことなんだけど、
本人の監修が入っていないため
今の瀧本さんだったらどう訂正するのか?
ってところは置き去りにしつつも
それでも2013年にはもうこういう予測をしてたのか!と
驚きに満ちた言葉が数多く残されていて
投資をする人たちの先読み力ってすごいんだな〜
なんてことを思ったり思わなかったりするのです。

基本的にビジネス書籍は好きじゃないんですけどね、
それでも瀧本哲史さんの書き様の鋭さや
他の人を茶化したり、人や世の中を小馬鹿にして
自分を持ち上げようとしたり、
明らかに間違った方面へと誤読させないように
しっかりとした論拠なども併記している人なので
この人の本は信用できると思って読んでおります。

で、この新刊の最初の方に
分かり合えない格差や差異をどう寛容して受け止めるかが
今後の課題になるだろうとあって、
今までの平和的な考え方では
「話し合えばわかる」「同じ人間なのだから」
みたいな話がベースであったことを思うと
ずいぶんと進歩したし、
これはこれで寂しいことではあっても
自分と他人は別のものであるという境界線の引かれた話であり、
その線引きをして相手を思いやるにはどうすれば良いのか?
という話に持っていけば良いだけのことなんだろうけれど
資源は有限で、やっぱり難しい話なのだろうな
なんてことも思ってみたり。

なんとなく似た考えを持っていたり、
なんとなく行動様式が似ていたり、
なんとなく似た格好をしていたりすると
自分と他人の境界線があやふやになってしまい、
なんであんなことをしでかすのだろう?
なんてことを考えてしまいがちだけど、
なんであんなことをしでかすのだろう?
という疑問に「似ていると思っていた」分
自分ならしないことをされてイラッとしたり
悲しくなったりしてしまうのは
自分の行動制御ができてないと嘆くようなもので
自分の中にある支配欲求の亜種のようなものが
裏切られたと感じるからなのでしょうね。

自分と他人が違うものであるってことは
分かっているつもりでも
ついつい口が出てしまったりするもので
「〜すべき」だとか「〜はした(しない)方が良い」
なんて言葉にはかなり気をつけなくてはいけない類なんですよね。

私は以前やたらと人の外見だとか行動についてうるさい人に対して
そういうのは人が口挟むものではないと思います。
って指摘したら「口うるさい親戚のおばさんみたい!」
って返ってきたことがあり、
その時はお前が言うの?それ?ってなってオコしてたけれど
今はまさに反面教師の極みだなぁって苦笑いです。
まぁ怒られたり注意された時に
あれ?自分に落ち度があるのか?って立ち止まれないと
ただの有害な大人になってしまうし、
教養のしっかりされている方なんかになると
何一つ指摘もしてくれないので
ただただマイナスポイントを付けられていくので
注意してくれる人のありがたさよ……となるんですよねぇ。

と。話が壮大にずれてしまったけれど、
結局のところ人は分かり合えないし、
似ている人のことは親しみを持ちつつも
むしろより裏切られた感などを感じやすくなるので
それなりに離れた付き合い方などを構築していくのが
これからの世界の在り方なのかもしれないね、
なんてことを思ったりするのでした。

いわゆる緩衝地帯っていうのがないと
すべての物事はぶつかり合うものなのかもね〜
なんてことも思ったりしたとかしなかったとか。

とにもかくにも。
自分の思う正義が正義とは限らんという話も含めて
分かり合えないからといって嘆くのではなく
そうか、あんたと私は別の人間だからこそ
違いがあって新しい発見があるんだね!
ってなっていけば良いなと思っています。

そんな感じ。
そうそう、昨日のオコの件は
日曜日が過ぎたらお話書けるんじゃないかな〜と思います。
ほな。モイモイ。
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