あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

日常から発見する

2024-05-08 | from:sachiaki
『日常を探検に変える-
 ナチュラル・エクスプローラーのすすめ』を
久しぶりに読み進めていたsachiakiです。

この本を購入したのが2016年なので
積読し過ぎって思うんですけれど
なにせブ厚いので長編を読むのが苦手な私は
毎度その厚みに挫けているんですけれど、
中身は本当に素晴らしくって
日常の中で見方を変えただけで
全ては探検&発見に変わるという
手引きとなっているのです。

読んでいた項目は「都市」でしたが
いまこのタイミングで読めてよかったー!
みたいなところがあり、
積読の良さを感じていたところです😆
本とか映画って、その人が触れるタイミングって
あると思っていて、
もちろん本を購入したタイミングとか
映画やドラマの情報を得た瞬間とか
その時も一つのタイミングなんだけど、
覚えておいて再度改めて出逢い直した時に
この本買っておいてよかったー!とか
このタイミングでこの映画を見られてよかったー!とか
そういうことがあるんですよね。
不思議なんだけど。

余計なものを置いておきたくないタイプの人には
たぶん分からない感覚なんだと思うけれど、
自分の居住スペースに自分の好きなものを置いておいて
再び出会うと驚くほど深く染み込む
みたいなことってあるんですよ。
もちろんものを置かないことの意義も大きくて
たぶんどちらかの性格とか生き方によって
スタンスも変わるんだと思います。
私はものが自分の周辺にあり続けることによって
軽くしか関わらないってことを防止するような
そういうものを好んでいて
人間関係とかそういったものも
似たようなスタンスにしているところがあると思います。
ずっと繋がっていたけれど
改めて繋がりを意識してみたら
とんでもなく意気投合しちゃって
その後の世界が飛躍したりとか
そういうのがけっこうあるんですよね。
私の場合、ですが。

で、冒頭の本についてですけれど、
本の最初の方に盲点について書かれていて
人が実は欠けている部分を記憶や妄想で
部分合成をかけて認識していることを
思い出させてくれます。
「見た」というだけでは
「視た・観た」ことにはならない
みたいなことです。
私たちはいつだって自分の観たいものしか見ない。
それに気づけばグッと世界は広がるってことですね。

街中にある雑草にも名前があって分類があったり
都市によって変わる材質の壁や屋根など
常に世界は発見に満ちているんだと気付かされます。
日常が単調だと思う人ほど
ナチュラル・エクスプローラーになって
日々の発見に励んでみてください。
きっと世の中の面白さに
「生きててよかった」まではいかなくても
「悪くない」ってぐらいにはなると思いますよ。

それではまた!モイモイ
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