モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

SELLE ANATOMICA TITANICO サドルインプレ

2014-04-29 | スケート、自転車その他スポーツ

友人たちと志賀坂峠へツーリングに行ってきた。

今回はブルべ車テストという目的があった。

なかでもブルベに使用するつもりのサドル「SELLE ANATOMICA TITANICO」を特に意識してテストした。

購入後およそ1,000キロほど乗っていると思う。色々思うことがあって現在ランドナーにつけるに至っている。

ところが、BRM426AJ群馬300キロの巡回スタッフをしていた際、このサドルを使用している参加者を三人見かけた。

そのため、一旦第一線を退かせたサドルをもう一度使用しようと思うようになったのだ。

サドルをパナソニックのシクロ車につけてツーリングに出発。20キロ程走ったところで両手関節に違和感を感じた。

ほぼ水平にセットすると坐骨の接地面が水平以下の傾斜になり、前に滑るような状態になってしまう。

そのため両手関節に負担がかかるのだと思う。昨年の南会津~磐梯山のツーリングでもこのサドルを使用した。

その時は猛烈な手首の痛みに襲われ、チェンジもブレーキングも難儀したことを覚えている。

そして骨盤を立たせて座るために再度調整した結果が上の写真。かなり前上がりになっている。

ブルべ参加者も皆前上がりのセットだった。

これで骨盤は安定するのだが、今度は前立腺が圧迫される(泣)

そして、次は大腿内側が擦れること。これは上から見れば理解できると思う。サドル左右の張り出しがきついためだ。

製品名が刻印されている部分がもう少しシートポスト側巻き込むよう成型されていれば問題ないのに。

最近のサドルの2倍もある重量も気になる。

結論から言うと、私はこのサドルをブルベには使わない。というか使えない。

多分これがいいという方もたくさんいると思われるが、自分の場合、手首の故障、前立腺の圧迫等、ロングライドに対するリスクを強く感じてしまう。

座り心地が良いのは確かなところ。サドルがハンドルバーより低いセッティングのバイクには向いているのではないか。

であるからのんびり走るランドナーに戻そうと思う。

 

 

 

コメント
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