30年以上所持しているランドナー、ブリヂストンユーラシアを時々いじっている。
今回はマッドガードの復活。
社会人になって、自分で給料をもらって手に入れた自転車。
その後、キャリアやマッドガードを外し、ストレートハンドルバーにして乗っていた。
今思うとパスハンターっぽい。
数年前からロードに乗るようになって、改めてクラシカルなスタイルの良さが理解できるようになった。
で、少しずつ昔の姿に再建しているのだ。
マッドガードはとうの昔に無くなってしまった。色々探してアイズバイシクル(本所製作所製の半丸がベース)から取り寄せた。
自分で取り付けるための加工をする。そのためのにまず治具を作成。
マッドガードに合わせ木材を加工した。
専門の作業台がほしいと思っているのだがとりあえずテーブルの角を使って作業。
マッドガードはアルミ製なので、電動ドリルを使えば比較的簡単に穴をあけることができる。
センターポンチで見当をつくり、6mm電ドルで貫通。内側にバリがでる。
前輪はヘッドチューブ下、後輪はブレーキ付近にマッドガードつりさげ金具が付属している。
そして、前後にステーを配置するわけであるが、これが少し厄介。
ステー自体を固定し、併せてステーとマッドガードを固定する機能を持った「ダルマねじ」を各ステーに二つ使用する。
ステーの前部はフロントフォークとエンド金具にアーレンキー式のダルマねじで取り付ける。
ユーラシアのホイールは650Bというサイズ。マッドガードも当然同サイズ。
ピッタリという感じで思ったよりクリアランスがない。そのためタイヤの色々な部分が干渉し最初はスムーズに回らなかった。
調整に結構時間がかかった。マッドガードの調整が面倒、嫌いという方も多いのではないか。
それでもやっと完成。