ポラメル -親子を結ぶコミュニケーションマガジン-

ポラメル4月号『ツバメのピーチの巻』が

４月15日より配布開始となります！

読者の皆さまよりご応募いただいた

「ボノロンとにっこり写真大募集！」の発表も！

全国のセブン-イレブン、デニーズ、ファミール・芝らーめん、

セブン銀行出張所等にて無料配布します。

数量限定ですので、お近くの店舗へお早目にお越しください。

（※配送状況により、一部地域では遅れる場合がございます）

イラスト：ノーブスミー

『古い童話集』

娘が3人目の孫を妊娠中に入院することになりました。
その間、男の子ふたりの孫の寝かしつけは私が担当することに。
私は処分しようと紐でくくっていた
古い「ラング世界童話全集」のことを思い出しました。

それは私が小さい頃、毎日繰り返し読んでもらったものです。
今ではすっかり色あせ、古い紙独特の匂いもしていました。

いざ読み聞かせをはじめると
今と違ってカラーではない、特殊な描き方の挿絵に
7才と5才の孫は少しつまらない様子。
それでも繰り返し読むうちに、だんだんと孫たちは
お話に興味を持ち始めてくれました。

童話集の中には月や星が多く登場していました。
「昔の人は月や星にお願いごとをするのが普通だったのよ」
と教えると、ふたりは満月にむかって
「ママの赤ちゃんが無事に産まれますように！」
と、お祈りをしました。

そして、無事に弟が産まれたことを伝えると、
「お月さまにお礼を言いに行こう！」と外に出て
「お月さま、ありがとう！ わーい！ わーい！」と飛び跳ねて喜びました。

月明かりに照らされた孫たちの姿は微笑ましく、神秘的でした。
捨てられようとしていた童話が再び役にたち、本当に嬉しく思いました。

滋賀県　Ray　

※あなただけの「読み聞かせエピソード」をお聞かせください！
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