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Boise on my mind

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大阪府立大、理工系に特化 橋下知事が“廃止案”、生き残りかけ学部再編検討(MSN産経ニュース)

2009-10-21 | Weblog
大阪府立大、理工系に特化 橋下知事が“廃止案”、生き残りかけ学部再編検討

ああ,そうですか.どうぞご勝手に.
私はこんな記事より,むしろこことかここに注目します.

私の関心は,自分自身が研究者としての能力を武器に生き残ることと,現時点での学生がいかなる意味でも被害者にならないように守ることです.こういう政治的な騒ぎに不用意に関わって貴重なエネルギーを消耗することは避けなければなりません.

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(追記)さすがにこのリーク記事には学長も沈黙するわけにはいかなかったようで,火消しに躍起になっています(これとかこれ).

大学教員は社会貢献に死する!?

2009-10-16 | Weblog
事務方から「教員の社会貢献活動を大学として奨励するので,実績を報告せよ」との趣旨のメールを受け取りましたが,メール文面の注意書きによると,報告の対象となる活動は
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…部局開催公開講座、小中学校等への出張講義等、その他学長が社会貢献に死すると認めたもの…
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だそうです.

座布団一枚! よくおわかりのようで.
いまどきの大学教員は「公開講座,出張講義,何でもどんどんやって社会貢献せよ!」という内外からの圧力を受けて,社会貢献の仕事のために研究活動の時間が圧迫されて,まさに,研究者として「社会貢献に死する」状況です.

(再び)「自分が間違っているかもしれない」と思ったことがあるか?

2009-10-10 | Weblog
…というスヌーピー(シュルツ氏?)の言葉について,4年前にこのブログで書いたことを,ふと思い出しました.

組織の長という立場にいる人こそ,こういう謙虚さと思慮深さを持たなければならないし,こういう思慮深さを持つリーダーこそ,人々の尊敬を集めるものではないでしょうか.そんなことを考えさせられる複数のニュースに最近触れたので,ちょっと書きたくなってしまいました.

句読点

2009-05-23 | Weblog
関空特急はるかの車内LED案内表示.
「自由席は4号車、5号車、6号車です。」に対応する英語の案内文.
句読点に注目すべし.

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(追記)英語なのにコンマでなく日本語の「読点」ということです.
We will be stopping at Nishi-Kujo、Shin-Osaka、(以下略)
というのもありました.そのほうがわかりやすかったかも.

阪大准教授を逮捕 深夜の高速バスで強制わいせつの疑い

2008-01-28 | Weblog
阪大准教授を逮捕 深夜の高速バスで強制わいせつの疑い(asahi.com)

事件そのものは論外ですが,別の点が気になったのでツッコミ.

「大学のセンセーなら夜行バスなんかで出張しなさんな,ふつうは新幹線か飛行機でしょ」
しかも,記事によると「当時は全84席が満席」,ということは,青春メガドリーム号!?

リスニング再開テストは年々減少

2008-01-20 | Weblog
センター試験、54万人受験 リスニング不調181人(asahi.com)

リスニングの「再開テスト」については上述記事に簡潔に説明されていますが,再開テスト対象の受験者数は昨年と比べて半分以下に減っています.

2008/01/19-23:11 リスニング、175人再テスト=不具合申告、機器交換-初日終了・センター試験(時事ドットコム)

こちらの記事はもう少し詳しく,再開テスト対象者181人のうち機器不良の申し出が148人,機器の落下や鼻血による中断が33人と報じています(注:「機器が落下した場合」と「鼻血や嘔吐で解答用紙を汚損した場合」は,機器故障の有無にかかわらず再開テストが認められます).

「機器不良の申し出」のうち実際に機器が故障していたのが何件かは,現時点では不明です(今後,大学入試センターによって回収機器の検証が行われます).
大学入試センターのプレス発表資料によると,昨年のリスニングテストでは,解答中の機器不調申し出のうち実際に機器不具合が確認されたのは25件(製造不良8件,機器使用環境に起因17件)で,大半は受験者の操作ミス(長押し失敗)または勘違い(問題音声中の無音部分を故障と誤認)によるものだったようです.今年度の問題音声では,「問題音声後の無音部分は故障ではない」という注意喚起の音声案内が追加されました.

(追記)
2008/01/20-17:03 開始前の機器交換288台=19日の英語リスニング-センター試験(時事ドットコム)
「解答開始前」の不具合申告による機器交換も昨年と比べて激減しているそうです.
ちなみに,解答開始前(電源投入時や確認用音声の聴取中)の機器不具合発生は,受験生にとっても監督者にとっても対処が簡単で負担が少ないです.単に機器一式を予備品と交換して音声確認からやり直しです.

(追記)
着メロ不意打ち 省エネ消灯 センター試験トラブル続出(asahi.com)
各種報道でしばしば取り違えられている「再試験」と「再開テスト」という用語について,簡潔かつ正確な説明があります.ちなみに,リスニングの所定の試験を「再開テスト」と対比して言及する場合は「当初テスト」と呼ぶことになっています.

トラックバック受付停止

2006-12-17 | Weblog
ここ数日トラックバックスパムがひどいので,一時的にトラックバックを受け付けない設定にします.

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…と思って設定してみて気づきましたが,トラックバックを受け付けない設定にすると,過去に受け付けたトラックバックも表示されなくなるんですね(再び「受け付ける」「事前承認」設定にすると表示される).ちょっと困った仕様です.

(産経関西)教授 試験問題漏らす 大阪府立大大学院入試

2006-09-06 | Weblog
教授 試験問題漏らす 大阪府立大大学院入試(産経関西)

事件そのものについてはノーコメントですが、記事中に明らかな事実誤認があるのでツッコミ。

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受験生27人のうち府大理学部4年の女子学生2人に、3科目計16題のうち8題について、解答や問題内容などが事前に漏れていた。
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大阪府立大学理学部に4年次の学生は(現在は)いません。なぜなら、理学部は昨年4月に改組によって発足し、昨年4月に初めて入学学生を受け入れたからです(したがって、現在理学部にいる学生はすべて2年次以下)。
理学系研究科の教員が現在卒業研究で指導している学部4年次学生は、大阪府立大学総合科学部または大阪女子大学理学部に所属しています。

また、本質的な指摘ではありませんが、出題された問題は「外国語」2題と「専門科目」14題、すなわち2科目計16題です。専門科目は解答すべき問題の選択方法を指定するために「A問題」4題と「B問題」10題に分かれていますが、この区分は「科目が異なる」ことを意味しません。



乗客逆上、JAL機遅れ/鹿児島発東京行き

2006-02-26 | Weblog
乗客逆上、JAL機遅れ/鹿児島発東京行き 携帯メール注意され(南日本新聞) Yahoo!/時事通信 Yahoo!/読売新聞 Yahoo!/共同通信

(記事概要)離陸滑走前の機内で携帯電話の使用を注意された乗客が逆上し、客室乗務員の胸倉をつかんで暴言を浴びせ、つばを吐きかけた。飛行機は搭乗橋に引き返し、乗務員が機外で当該乗客を説得したうえで再出発した。

記事からは詳しい状況が読み取れませんが、私の根本的な疑問は次の点にあります。
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なぜ機長は当該乗客の搭乗を拒否して地上職員に引き渡さなかったのか?
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私は、この事件の本質は「携帯電話の使用」でなく「乗務員への暴行」にあると考えます。そうであれば、機長は毅然として当該乗客の搭乗を拒否し、降機を命じるべきだったのではないでしょうか。
記事によると、当該便の出発は56分遅れたとのことですが、その時間に「当該乗客の説得に要した時間」が含まれるのであれば、他の乗客にとって迷惑以外の何でもありません。

搭乗を拒否した場合の問題として、当該乗客が荷物を預けていた場合、貨物室からその荷物を取り降ろさなければならず、そのために「56分」より長い時間を費やす可能性があることが挙げられます。しかし、そうであっても、私はそれをすべきだったと思います。
もし、事件を目撃した他の乗客が「この客とは同じ飛行機に乗りたくない。この客の搭乗を拒否するか、さもなくば、私をこの飛行機から降ろせ」と機長に願い出たとしたら、どうでしょうか。私は、それは正当な願い出であって、当然実現されるべきだと思います。その場合、飛行機から降りるべきは、当然、暴力を働いた狼藉者のほうです。

アメリカでは「日本人男性が機内で自分の手帳に "suicide bomb" と走り書きしたために、テロリストとみなされて機外に連れ出された」というニュースがありました。
また、私は15年ほど前に、ある医者から次の話を聞きました。たぶんヨーロッパ発日本行きの便です。
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精神病患者の介添人として飛行機に乗った。搭乗前には、診断書の提出など、航空会社との交渉に万全を期した。ところが、患者が離陸前の機内サービスの飲み物を乗務員の目の前でこぼしたため、驚いた乗務員が機長に報告。機長は即座に「患者と介添医師の搭乗を拒否する」と宣告。有無を言わさず飛行機から降ろされた。
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こういう事例と比べたら、今回の事件に関する乗務員の対応は、「寛容」を通り越して「危機意識がなさすぎる」とさえ思えてしまいます。

(追記)日本では以前、政治家か政治家秘書が離陸時に「座席のリクライニングを元の位置に戻すべし」という乗務員の再三の指示に従わなかったため、機長が離陸を中止して駐機場に戻り、そのために離陸が遅れたというニュースがありました。「機長は客室乗務員を通じて当該乗客に『指示に従わない場合は降機を命じる』と伝えた」と報じられたと記憶しています。この機長の行動を、私は当然に支持します。

株式分割を無意味にする!? 「株量り売り」の提案

2006-02-09 | Weblog
ライブドア事件で議論が高まっている論点のひとつに、証券取引の規制緩和策のひとつである「株式分割」の制度があります。このことについて、私がつねづね感じていた疑問とともに考察してみます。

最も根源的な疑問は「そもそも株の売買に『単位』は必要なのか?」ということです。そこで、大胆にも「株量り売り」を提案してみよう、というのが、今回の記事の趣旨です。
ガソリンスタンドで1リットルあたり120円のガソリンを給油するのに、寸分違わず10リットル給油して1200円を支払う必要はありません。給油量が10.05リットルなら、10.05×120=1206円支払えばよいのです。また、「ちょうど1000円分給油したい」といえば、1000/120=8.33…リットルだけ給油してくれるでしょう。これと同じことを株取引でも可能にしよう、ということです。

そもそも株式とは何か? 簡単にいえば、出資者間で「配当の受け取り比率」「株主総会での議決権比率」「会社解散時の資産の分配比率」を「出資比率」に応じて決定するための仕組みです。
つまり、株式会社の仕組みにおいて本質的な点は、株主の保有株式の「比率」です。そうであれば、株式の保有や売買に「1株」という最小単位が存在する必然性はないはずです。
それならば、株式を任意に細かい単位で売買できるようにしてはどうか? というのが、「株量り売り」のアイデアです。
要するに、A社の株価が100万円であれば、1円でA社株を『100万分の1株』買えるようにするのです。当然、その株主は「1株あたり配当額の100万分の1を受け取る権利」「株主総会で100万分の1票を投じる権利」「会社解散時に1株あたり資産の100万分の1の分配を受ける権利」を持ちます。単純に「すべての株式が最初から十分に細かく分割されている」と考えてもよいでしょう。

この立場では、株価は為替レートのようなもので、その時点での「株主が出資する金額」と「株主が得る経営権の大きさ」の比率を表す指標の役割を果たすことになります。
たとえば、ある投資家が「A社に1万円投資したい」と思えば、A社の株価が100円であろうと100万円であろうと、1万円投資することができて、それによって、「1万円/その時点でのA社株式時価総額」という比率だけ、A社の経営権が手に入るのです。きわめて自然で、かつ合理的な考え方だと思いませんか?
蛇足ながら、ストップ安・ストップ高での取引終了時に行われる比例配分では、真の「比例配分」を行えるようになります。

そのうえで、新株の発行は真に増資を目的とする場合に限り、株式分割(すなわち既存株主への株式無償配布)は禁止します。したがって、資本量が変動しない限り、発行済み総株式量(「数」ではない)は一定で、株価と時価総額は比例します。

技術的な問題としては、まず、当然ながら株式の完全ペーパーレス化が前提です。証券取引所のコンピュータシステムの大幅な増強も必要でしょう。
また、通貨には単位が存在しますし、コンピュータで扱える株価の桁数にも限度があるので、有効数字と端数処理のルールを決めておかなければなりません。端数処理については、常に端数が証券取引所の取り分になるようにして、その収入を手数料値下げの原資にすれば、結果的にすべての市場参加者に公平に分配されるでしょう。

活水器売り込み要注意業者名『日本環境設備』

2006-02-02 | Weblog
(追記:2009年7月20日)
「下記の記事内容とは無関係の,同名の会社が存在する」旨のコメントをいただいています.会社名による検索でこのページに到達された方はご注意ください.

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以前の記事で、「調査」というキャッチで家庭訪問をして活水器の売り込みをしている「西日本エルサービス」という業者に言及しましたが、またまた同種の活水器売り込み業者がうちを訪ねてきました。
こんどの業者名は『日本環境設備』です。ウェブで検索してもそのような企業名は全然見つかりません。
今回はドアホンで応対した時点で完全に読めたので、前回のように怒った態度をとることはなく、調査への回答を『丁重に』お断りして、お引き取り願いました。

ここにこの情報を書き込んでいるのは、言うまでもなく、『日本環境設備』というキーワードでの検索でこのページがひっかかることで、この手の訪問営業への注意を促す効果が生じることを期待してのことです。
もっとも、この手の商売の常套手段として「名前を頻繁に変える」でしょうから、名前を知らしめることにあまり意味はないかもしれません。

前の記事にも書きましたが、「訪問販売には毅然とした対応を! そして、浄水器はデパートか専門店で買いましょう!」

米産ジャガイモ輸入解禁 ポテトチップ用に限定

2006-02-01 | Weblog
米産ジャガイモ輸入解禁 ポテトチップ用に限定
(Yahoo!ニュース - 共同通信)

「農林水産省が病害虫発生を理由に禁止してきたアメリカ産ジャガイモの輸入を部分的に解禁することを決めた」というニュース記事ですが、記事の最後で
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今回、アイダホ州など14州からの輸入解禁を認めた。
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と、しっかり「アイダホ州」が代表になっているところがいいですねぇ。

「西日本エルサービス」という会社には気をつけろ!

2005-12-24 | Weblog
浄水器・活水器関係の悪徳訪問セールスは後を絶たないようで、愛知県では恐喝による逮捕者も出ています。私は、高蔵寺に住んでいたとき、不運にもこの手のセールスのために不愉快な思いをしたことがありましたが、やはり、なかもずの新居にもこの手のセールスマンが来ました。

会社名は「西日本エルサービス」、訪問の名目は「生活水に関するアンケート」でした。私は高蔵寺での苦い経験があったので、最初から「あやしい」と思って応対しました。以下、玄関先での応答の再現。

「どういう目的のアンケートでしょうか?」
『…(ちょっと間をおいて)…統計調査ですけど』
「協力できません。調査の趣旨を理解しかねますので。」
『……え、どういうことですか?』
(この段階で、まっとうな調査ではないと判断し、カマをかける)
「あなたがたがそうかどうかは知りませんが、よく似た語り口の、悪質なセールスがありますのでね」
『(急に顔色が変わって)悪質??』
(大当たり! やっぱりセールスだ、間違いない!)
「(ドアをバタンと閉めて)お断り申し上げます!!!」

その後に、googleで「西日本エルサービス」を検索すると、案の定、こんな記事が→ セールス?(Naitoo!JAPAN) それで、「西日本エルサービス」なる会社に関する情報は1件も出てこない。

不愉快な出来事を自分のブログに書くのは気が進みませんが、ウェブ検索で「西日本エルサービス」が引っかかることで、悪徳商法被害の未然防止に少しでも役立つことを願って、あえて投稿します。

訪問販売には毅然とした対応を! そして、浄水器はデパートか専門店で買いましょう!