Boise on my mind

ウェブサイト「Boise on the Web アイダホ州ボイジー地域情報」の作者短信、運営裏話など

東京都知事、現代美術を腹にすえかね(リベラシオン)

2006-04-29 | Weblog
東京都知事、現代美術を腹にすえかね カルチエ財団、展覧会の開会式でとんだ「とばっちり」
「石原都知事のフランス語発言に抗議する会」ウェブサイト内)

フランスの日刊紙「リベラシオン」の記事です(2006年4月24日)。
ここでは、記事の存在を示すにとどめ、論評は差し控えます。

米、数学強化へ大統領命令(NIKKEI NET 国際ニュース)

2006-04-19 | アカデミック
仕事柄、気になるニュースを見つけたので、ブログします。

====
米、数学強化へ大統領命令(NIKKEI NET 国際ニュース)

 【ワシントン=藤井一明】ブッシュ米大統領は18日、数学教育の向上を目的とした諮問機関をつくるため大統領命令に署名した。教育省に置く諮問機関は 30人程度の専門家を集め、基礎的な代数から高等数学まで、教師の訓練法まで含めて最適な教育法を幅広く検討する。来年1月までに中間報告をまとめる。同大統領は米国の競争力強化策の一環として数学教育のてこ入れを打ち出している。 (20:43)
====

日本では、大学生の数学力低下が問題になって久しく、私の職場でも数学教育の方法論の話題が出ない日はないといっても過言ではありません。そういう状況にあって、日本の政府諮問機関での議論はいかがなものかというと、いささか旧聞に属しますが、まぁ、次のようなものです。

====
◆2次方程式 上野 健爾 (日本評論社「数学のたのしみ」No.9より)
教育課程審議会長の三浦朱門氏は雑誌「週間教育Pro」1997年4月1日号のインタビュー記事『「教育」今後の方向』の中で、教科内容の厳選に関して、教科のエゴをなくすために、たとえば数学では『曾野綾子のように「私は2次方程式もろくにできないけれども、65歳になる今日まで全然不自由しなかった」という』数学嫌いの委員を半数以上含めて数学の教科内容の厳選を行う必要があると発言している。この発言から1年2ヶ月ほどたった今年の6月に教課審の審議のまとめが出され、2次方程式の解の公式は中学数学から姿を消すことになった。
(以下略)
====

国際線乗り継ぎダッシュ!

2006-04-07 | 旅行・交通
機内食カップ麺よりはまっとうな話題として,Boise on the weblogにも書いた「タイトな国際線乗り継ぎで走らされた」記憶を拾ってみます.
羽田空港での国内線乗り継ぎでも,走った(あるいはバンで空港内を走ってもらった)経験は何度となくありますが,それはいちいち覚えていないので詳細は省略.

(1) 1998年 ルフトハンザ ベルリン~フランクフルト~関西(1人乗りバス!)
ベルリン~フランクフルト間のフライトは何らかの理由で間引き運航されていて,私が乗ったフライトは30分遅れ.フランクフルトではボーディングブリッジでなく駐機場からバス移動でしたが,タラップを降りると地上で「OSAKA MEXICO」のボードを持った男性係員が待っていました.「私は大阪に行くんだ」と名乗り出ると,「それならこのバスに乗れ」と,待機していたバスに乗るよう促されました.するとバスは私と係員だけをのせて発車し,ターミナルビルの裏口のような場所に到着.係員は業務用通路のような人気のない廊下を通って私を誘導し,ドアを開けるとそこが出国審査,そのすぐ向こうは関西行出発ゲート.係員は「お前が乗る飛行機はあそこだ,すぐ乗れ」と言って去っていきました.

(2) 2000年春 ユナイテッド ボイジー~サンフランシスコ~成田
ボイジーからのフライトが遅れ,サンフランシスコのゲート前で日本人女性の係員の出迎えを受けました.彼女はトランシーバーでゲート係員と連絡を取りながら「早足」で国際線ゲートへ.セキュリティチェックの「通行手形」(優先ゲートを通してもらうためのもの)をもらって,優先ゲートを通過.

(3) 2000年秋 ユナイテッド ボイジー~サンフランシスコ~成田
こんどは別の日本人2名も同旅程.(2)とほぼ同じ状況でしたが,出迎えたのは黒人女性係員.やはりトランシーバーでゲート係員と通信しながら早足で誘導.セキュリティゲートも優先で通過.

(4) 2001年春 ユナイテッド ボイジー~シアトル~成田
シアトルに到着したのは成田行出発予定時刻の数分前でしたが,幸い到着と出発のゲートは隣同士.出迎えはおらず,到着ゲート前に「成田 A**ゲート」と日本語で大書されたサインボードが出されていただけでした.成田行きの搭乗も遅れていて,結局余裕を持って搭乗できました.

(5) 2006年(今回) ユナイテッド ボイジー~シカゴ~関西
Boise on the weblog参照.

(番外:羽田空港編)

羽田空港で私が経験したケースでは,到着便が駐機場からバス移動のケースが多く,この場合,飛行機の前にバンが待ち構えていて,次の搭乗ゲートまで走ってくれます.
出発前にタイトな乗り継ぎが予想される場合は,「乗り継ぎ客」であることをアピールするためのワッペンを渡されたりします(着けるのはちょっと恥ずかしい).
2004年4月の女満別~羽田~出雲のケース.強風で羽田着陸が一時抑止された影響で,20分の遅れ.乗り継ぎが気になって,到着前に機内で「出雲行に乗り継ぐんですけど」と客室乗務員に申し出ると,なんと「私たちも出雲に行くんですよ! でも運航状況はわからないので,地上で聞いてください」との答え.内心「あ,それなら乗り遅れる心配はないな」と思いました.実際,出雲行きは同じ機材,同じ客室乗務員で,20分遅れの出発でした.

国際線機内食のカップ麺

2006-04-06 | 旅行・交通
今回のボイジー訪問の帰路,ボイジー~シカゴ~関西のフライトの顛末については,Boise on the Weblogの記事に書きましたが,ここでは,シカゴ~関西のフライト半ばの軽食として出された「カップ麺」について,少々書きます.

巡航中の飛行機内は気圧が低く,お湯は80度ぐらいで沸騰するので,普通の(地上用の)カップ麺を作るには温度が不十分です.それで,航空会社によって軽食としてカップ麺を出すときに,「(a)かまわず地上用と同じものを出す」「(b)特別に開発された機内食用のカップ麺を提供する」のふたつに方針が分かれます.
以下,私の過去の経験から.(やや記憶があいまいですが)

(1) 1998年,ルフトハンザ,フランクフルト~関西(a)
おにぎり,サンドイッチ,カップ麺の選択で,カップ麺は日清カップヌードルのレギュラーサイズ.お湯を注いだ状態でカートに載せて配っていました.

(2) 2002年,エア・カナダ,トロント~成田(a)
日清カップヌードルのレギュラーサイズ.やはりお湯を注いだ状態でカートに乗せて配膳.

(3) 2003年,オーストリア航空,ウィーン~関西(a)
日清ミニチキンラーメン(カップ入りのもの).カップを先に配って,順にお湯を注いで回ってくれました.お湯の温度が低いため「4分待ってください」との指示.

(4) 2006年(今回),ユナイテッド航空,シカゴ~関西(b)(写真)
東洋水産がユナイテッド航空に納品している「きつねらあーめん」.噂には聞いていましたが,現物を見たのは初めてでした.味付けはうどん風ですが,麺は低い温度のお湯でもふやける細い麺です.できあがり時間は4分.クッキー,水,フォーク,割り箸といっしょに紙箱に入った状態で配られ,あとで順にお湯を注いで回ってくれました.

ほかに(b)の機内向けカップ麺としては,JALの「うどんですかい」,ANAの「とびっきりおうどん」などがあります.これらは国内線機内のシートポケットに入っている通販カタログにも載っていて,「ポットの残り湯でも作れる」などと宣伝しています.

MK Nature Center Compost Recipe

2006-04-06 | アメリカ生活・文化・社会
春のにおい(きょうのつぶやき)」に触発されてトラックバック。
先日のボイジー訪問で、滞在最終日に訪れたMKネイチャーセンターで見つけた「堆肥の作り方(レシピ)」です。公園内の堆肥置き場に、堆肥の役割を説明するパネルとともに展示されていました。
MKネイチャーセンターは、動植物の営みを観察しながら学習できる「自然観察公園」。子ども向けの自然環境教育にもってこいですが、大人もけっこう楽しめます。