なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
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コマツヨイグサ

2020年05月04日 10時23分10秒 | 野草

アカバナ科のコマツヨイグサです。

北アメリカ原産の多年草、明治時代に日本へやった来たそうです。

海岸から少し陸側に入った砂地や空き地で見られます。

株から茎が枝分かれして地をはってひろがり、立ち上がります。

根出し葉には長い葉柄がありスプーン状で大きく、茎につく葉はで小さいです。

葉の付け根側は裂ける場合がありギザギザになります。

葉の付け根から花柄がのびて黄色の花がさきます。

花弁は中央がへこみ4枚、雌しべの先の柱頭は4本に分かれます。雄しべは8本。

花は午後になってさくので「待つ宵草」、「オオマツヨイグサ」より小型なので「コマツヨイグサ」とよばれます。

夕方に黄色の花がさいて、翌朝にはしおれて紅色になっています。

竹久夢二は「宵待草」の歌をつくり、太宰治は「富士には月見草がよく似合う」と書いたので名前が混乱しています。

月見草は「オオマツヨイグサ」です。

 

 



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