弥生～春の季節～のお懐石

庭先には椿や梅がほころんでまだまだ寒さが続いていますが、
春の足音が一歩一歩近づいて軽やかな気分になってきましたね。
今月のお料理はは見た目も春の息吹きを感じられるお献立でした。


お出迎えしてくれた桜の花。春と言えばやっぱり桜だネェ～。


見るも料理。　女子会のお献立の様に少しづつかわいらしい量で種類が豊富です。
手前の椀物は一番下に揚げた魚が据わっています。
聖護院蕪を下ろして種にして上にあんかけかけて蒸す。優しいお味でおいしかった。


珍しい凍みこんにゃく。ぬるま湯で１時間以上もどしてからよく洗って使う。
煮汁で煮含めていただく。向こう付けや八寸にも使われる珍しい食材。


こんにゃくと菜ばな、長芋。辛子だしが効いてます。


小倉豆腐。小豆ゆでてを裏ごしして。冷やして固める。


お魚は３枚に下ろして酒塩にする。今回は片栗粉まぶして揚げました。


鮮やかな金時人参の梅入りご飯。　さっぱりで風味もいいですね。


たらこの旨煮。自宅ではまだらの子をよく料理します。
しっかり塩ゆであく抜きがポイント。この季節ならではの大好きな１品です。


デザートはリンゴのワイン煮。色もきれいにしみこんでさっぱりとして口直しにいいですね。



本日のお酒。雅山流。米沢の酒店。
生詰。さっぱりとしてほんとにおいしかった。

おいしい料理を頂くとほんとに心も笑顔になりますね。
旬のものをおいしく頂いて、あと少し寒さを乗り切ろう！！