矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

障がい者のアートセラピー

2016-07-12 10:31:25 | アートセラピー
夏休み前の、最後のアートクラブに
行って参りました。

メンバーの若者は夏バテしてる様子もなく、元気に楽しそうに絵を描いたり、粘土を触ったりしてましたね



アート活動というと
、とかく「絵を描かせなくては!」とか
「何か作品にしなくては」と、介助につく人の方が気負ってしまいがちになりますが…



このアートセラピーは、好きな画材を好きなように使って、自由な表現を楽しむことを大切にしているので、
何もしたくない、という人に無理強いしたりしません



知的に重度の障がいがあり、言葉がはなせなくても、自分の意思で画材を選ぶことはできるのです

自分の好きな画材やキャラクターも
ちゃ〜んとあって、それを選んで描いたりしている時の表情は、ほんと、幸せそうなキラキラした目になってます



昨日はノリに乗ってたiさん、画用紙で6枚くらい描いた直後に、
できた‼️と、思わず口走ってしまったような大きな声が出て私もびっくりしました いつもは、「あー」とか「うー」という声しか聞いていなかったので、なんだか私まで嬉しくなりました



たくさんの画材を自由に選べる環境を整えてあげさえすれば、あとは本人自らが選び動き出す

形にならなくてもいい

どんな気持ちでいるのか に寄り添うアートセラピー

でも私も彼らの笑顔に、いつも癒されてる

9月の作品展が楽しみです

写真はすべてイメージです・アトリエ私物