矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

フェリシモ500色色鉛筆〜141-160〜

2017-10-30 14:17:54 | アトリエの時間

…ということで、ケーキ作りに失敗した後は…



ARTリフレッシュしました


フェリシモさんの新シリーズから、LOVE 141-160を使って、まずは何も考えずにひたすら塗り絵します。




付属のクラフトかざぐるまを作りました





やっぱりをつけたくなります


…で、眺めていたら…

ヒラメキマシタ✨

そうだ! 吊るし飾り風にアレンジしてみよーっと

かざぐるまなんて、ほとんど作らないので、なんだかとても新鮮に感じます



素材は、アトリエにあるものでトレーシングペーパーを使い、セットの色鉛筆を全部使ってLOVEを表現してみました







白い壁にも映えますが…



光に透かすとさらに優しげに



『愛のかざぐるま』



垂れ下がるものが好きなんですよね、なぜか

柿のシフォンケーキ

2017-10-29 20:59:41 | 庭と小鳥と雑草と…

実りの秋ですね

実家からが届きました




スマさんも描いていた

やっぱり田舎の農家の庭先を思い浮かべます。


そのままでいただいて充分味わったら、お菓子にしてみたくなりました


柿はけっこう熟れていたので、大胆にも生のまま刻んで生地に練り込んで焼いてみました




シフォンケーキにしたのですが…、焼き上がりはいい感じでしたが、やはり… 失敗〜




生地はしっとりモチモチ。生の柿がちょっと合いませんでした やっぱりジャムにしてから入れた方が良かったのかも…。

さすがの次男も、柿の部分だけ残してたー

いいさいいさ、私専用にしちゃおーっと
もしかしたら何かアレンジできるかも❣️

と、前向きに✨


お菓子作りの失敗は、アートでリセットしなくっちゃ

つ・づ・く…

【丸木スマ展】〜東松山〜

2017-10-28 15:54:34 | 美術館へ行こう!

1年ぶりに訪れた、

原爆の図 丸木美術館 〜東松山市〜

『おばあちゃん画家の夢
丸木スマ展』


観てきました




台風が過ぎ去って数日たった快晴の日
ドライブがてら、Go
体調もプチ復活しましたし…。



丸木スマは、原爆の図で有名な画家・丸木位里と、絵本などでも目にする同じく画家・大道あやお母さんです。


1875年(明治8年)生まれで
73歳頃から絵を描き始めます


水墨彩色の作品が圧倒的に多いのですが、クレヨンや油絵の具を使った絵も何点かあります




館内はいつもひんやりしーんとしていて私は好きです。

ここに来ると否応無く戦争・原爆のことを考えずにはいられなくなります。


スマさんも広島で原爆を体験し、その時の様子が
『ピカドン』というスケッチで残っていました。




近くを都幾川が流れています


スマさんの絵には、山里、鳥、虫、動物たち、魚、花、木、くだもの、野菜たちがたくさん登場します。まるで大切な友達であるかのように

ときに花々や木々のあいだに見え隠れするように
人間も…


好きな絵がたくさんありすぎて、ずーっとここにいたい❣️ という衝動に駆られました (息子の迎えに行かなければ!と我に帰りましたが…)


チラシにもなっている『田楽』も観ていて楽しい気分になりますが、
『簪(かんざし)』と命名された作品の前にたった時、吸い込まれるように立ち尽くし、なぜだか涙が出てきました
吸い込まれるような、包み込まれるような、大きくて広くて暖かい、深いスマさんの愛に…



画集の表紙にも…


優しい『カンナ』の色合いと佇まいには、心震えました 後で画集を見ると、原爆のあと広島でまっさきに咲いた花のイメージとありました。
(画集 丸木スマ 樹・花・生きものを謳う)より



今回の作品展では、スマおばあちゃん画家から、だいじなメッセージを受け取りました スマさんが話しかけてくるように、静かに囁くように、そして強い信念と情熱を持って、生きものへの溢れる愛に満ちた
スマさんの想いに触れる濃密な対話の時間を過ごせました



メッセージを受け取る…、声が聞こえる…✨ という体験は、以前上野の博物館で対面した像に乗った帝釈天様以来❣️


スピリチュアル的なのか、自分の内なる声に確信を持ったからなのか…✨



駐車場にある大きな木は、またおいでと言ってくれた、ような


絵を描くこともそうだけど、好きな絵を見ることにも鎮静効果があるように感じます スマさんの絵から感じたこと

そして、大切なことに気づかせてくれる


館内に私ひとりだけ。なんて贅沢! スマさんと1対1でじっくり対話できた至福の時✨ 平日の醍醐味に感謝


期間は、11月18日まで。
同時開催で、【富丘太美子展 鋳物工場】も開催されています。



臨床美術のご説明♪

2017-10-23 14:56:47 | みんなの美術

臨床美術とは、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、高齢者の介護予防や認知症の予防・症状改善、働く人のストレス緩和、子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)のひとつです。



『臨床美術』及び『臨床美術士』は、日本における(株)芸術造形研究所の登録商標です。

【立体・かぼちゃ】ーアートプログラムー

2017-10-23 14:34:00 | アトリエの時間

『かぼちゃのオブジェ〜秋の収穫〜』 2017.10.22 maiko s.







臨床美術のアートプログラムによる作品。


新聞紙と和紙がおもな材料。




今回の和紙は、小川町の手漉き和紙をメインに使ってみました




モチーフのミニカボチャ🎃

食べられるカボチャと違い、表面の色あいや艶やかさ、香り、形など、見慣れないものにしたので
ちょっと新鮮


紙の質感や色数を増やすと、作り手の個性がより引き出されるように感じます







断面を見て、構造が分かったりすると、新聞紙で作るところからあれこれ考えたりイメージしたり、と楽しい工夫も始まり、だんだんと引き込まれてゆく…




今までとはちょっと雰囲気のちがうかぼちゃが完成しました

アートプログラムをベースにし、自分好みの作風を追求していくのが醍醐味だし楽しいです

なんといっても、制作している時に、心が解放され自由でいることが大切です