矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

映画を観る ~【クリムゾン・ピーク】

2016-01-31 21:43:24 | 映画館へ行こう!
ラファエル前派展
すぐにでも観に行きたくなったのは、
この映画を観たせいもある



ただのホラー映画だと思っていたら、ちがった。

ゴシック・ロマンス

色彩美に、

うっとり

美しく悲しい物語

私にとっては、癒しにもなる映画になった

主人公の女性、雰囲気がラファエル前派

家に帰って、数年前に買った画集の中に見つけた!


ああ! やっぱりつながっている!

劇場に2回も足を運ぶなんて、今までなかったかも

【英国の夢 ラファエル前派展】~渋谷~

2016-01-31 21:29:11 | 美術館へ行こう!
先日、観てきました。



渋谷・bunkamura で開催中の

ラファエル前派展

です

大好きなのです



図録もちろん購入しました

ロマンティックな気分にも

メランコリックな気分にも

たっぷりと浸れました

18世紀から19世紀にかけて…。

魅せられるものがたくさんあります



物語・詩・神話・歴史

庭・植物・比喩

美しい世界
心を癒してくれます

お知らせ♪

2016-01-29 12:54:17 | 庭と小鳥と雑草と…
寒いです

雪になりそうですね


きょうはお知らせがあります。

今、チャイルドアートカウンセラーの資格取得のために通っている学校の主宰者(色彩心理研究家)でいらっしゃる、

末永蒼生 先生

がお話しされる講演会のご案内です



この講演会は、発達障害に関わる人たちを応援する

NPO法人 シャイニングスター

という団体の主催によるものです。

場所は府中グリーンプラザです。

私も都合がつけば聞きに行きたいな~

MCは、NHKのバリバラでもおなじみの山本シュウさん
盛り上がりそうですね

私が子どもアート療法士を学びたいと思ったのは、
末永先生の本と出会ったのがきっかけです(図書館で)


無意識に求めていたのですね

子どもは、
周りにいる大人の関わりで変わる


これは、障害あるなしに関係なく
子育ての現場に共通して言えることだと思います。

親、祖父母だけじゃありません。学校の先生
習い事の先生近所のおばさん、おじさんなどなど…、毎日いろんな所で大人と接しているわけですから、子どもたちは。

大人だって子どもだったのに

子どものことを、詩人のまどみちおは、
《小さな人》と表現してました。

最近キャッチした言葉では、
《子どもは天からのあずかりもの》という、授かるのではなく預かると言い換えた表現です。

表現する言葉をかえるだけで、なにか
本質的な意味が分かる気がしてくるから不思議です。

子ども(赤ちゃんも)だって人なんです。子どもはあずかりものだと思えば、
やがては社会へお返しするんだ、という考えで子育て期間を過ごす事ができるのですよね。

だから、子育てにはいろんな人たちが関わるのがいいんです。親がすべてを抱え込まず、将来を悲観して道を誤らないためにも!

いろんな人の話を聴くのも、親の役目だと思います

障害者アートクラブ

2016-01-28 20:00:50 | アートセラピー
今年初めての障害者アートクラブ

場所は公民館

毎週月曜日の夕方5時半ごろから

夕食のお弁当持参で、6人のアートクラブメンバーが職員の方と一緒にやってきます

重度の知的障害のある20歳から30歳代の男女が、みなそれぞれ席に着いて、
自由に画材をセレクトして自由表現の創作をして過ごします

私は子どもアート療法士として

アートセラピーを作り、
参加者ひとりひとりが安心して創作ができるようにサポートします

おりがみが好きなYさん。 私が声かけすると、ニコニコしながら同じ言葉を私に返してくれます この日はご機嫌で、終始ニコニコ絵笑顔でした

粘土が大好きなRさん。自分ペースを崩すことなくじっくりと感触を味わいます。私が画用紙とマーカーペンを持っていくと、すかさず何か描き始めました!
しかも左手に粘土、右手でお絵描きという両刀使いです フフフ、わたしすごいつでしょ?と言ってるようなドヤ顔でしたよ

ゴールドのジェルペンがお気に入りのMさん。散歩をするように室内をくるくる歩き回りながら、途中でぱっと席に着きものすごい集中力で描きだします。画用紙の色も暖色系が多く、着ている服もピンク色が多い女の子

マーカー&折り紙が定番のSさん。気になる人がいるようで
その人ばかりを描いてますやっぱり好きなものだから表現したいのですよね
満面の笑顔で、ほんと嬉しそう!

マーカー&水彩で力強いタッチが魅力的なRさん。この日は何枚か自分の名前を沢山画面いっぱいに描きました

ローラーが得意なTさん。この日は、昼間の作業で疲れたのか創作はしませんでした。職員さんの問いかけにはちゃんと「やらない!」と意思表示をしてましたね

週の始めの月曜日
アートセラピー
自由表現の創作をする事で、

心身のリフレッシュができて、

日々の作業所でのしごと家庭やグループホームでの生活にも、

こころのケア

がいかされて、心の安定によって日常生活が穏やかに過ごせていたらいいなぁ~と願わずにはいられません

最近、少しずつですが、参加者の方ひとりひとりとコミュニケーションがとれてきたかなと感じています。会話は難しくても、全身の表現でもって関係を築いていこうとすれば、絶対に気持ちは伝わるんだ❗️って信じてるから スキンシップも大事よね

障害児アートセラピー

2016-01-24 17:54:39 | みんなの美術
雪降らなくて良かった

先日の放課後等デイサービスでの美術

アートセラピー(療法)

でした

自由創作で、

心の循環を良くし、潜在能力を伸ばし、知的好奇心を育てる‼️

だから、10人いても皆別々の事をして良いのです


この日は、シールに夢中になったR君。
彼の中では、必要な色・いらない色が決まっているようです。

裏返したらいつのまにか別バージョンが!


中学生のK君。めずらしく立体です!

自分のお気に入りで大切なものを隠すように、最後は箱を閉じていました。
思春期ですもの…秘密を持ちたい年頃ですよね♪


いつも立体・平面を同じくらいのボリュームで創作するMさん。色使いは常に
虹色です🌈

うん、素敵♪


お兄ちゃんと遊ぶのも大好きな元気いっぱいのK君。 お寿司のトレーを使って
を創作しました!

自立心がぐんぐん伸びてきてるね!


やっぱり粘土大好きなAさん。
選んだ色は初春をイメージするパステルグリーンとレモンイエロー🍋

混ざり合う途中経過をみたスタッフの女性が、「カップに入れたらサーティーワンのアイスクリームみたい!」すかさず私も「フレッシュで美味しそう!」と
食いしん坊コメントを…
重度知的障害のAさんは、ニコニコしながら触ってて、その笑顔に私が癒やされのです。


はち切れんばかりに元気いっぱいのKさん。 発散しているよ! 粘土にボンドを混ぜ込みグチャグチャを楽しんで、最後は紙に貼り付けた

手がすごいよ! おうちや学校でやったら「何やってるの! 」って叱られちゃうかな?でも、ここは大丈夫。安全で安心できる場所だから。

だから子どもは、自分をさらけ出すことができる。そうして、信頼関係ができてくる。

心に抱えたモヤモヤを吐き出せる場所を提供するのが、
アート療法士としての役割


ますます積極的に人と関わろうしてきたH君。ぬり絵だって、そのタッチに気持ちが現れてるぞ! 目のクリクリした可愛いい子。

作品にはその子のが現れます。

形にならなくても、プロセスからキャッチする事もできるのです。

むしろ、そこでどう過ごしているかというその人の様子・状態が大事なのかもしれません。

アート療法では、
それらを総合的に読みとって理解していくことが重要です。


施設などで集団で実施する場合は、
様々な制限がでてくる為、なかなか
きめ細やかな対応ができなく、それが
残念でなりません。

自宅プチアトリエは、やはり個人対個人を大切に、子ども・ママに優しいアートセラピーを
提供していきたいと思います

アートセラピーの役割も、臨床美術の役割も根っこは同じだと思うのです。

このあたりはアトリエ活動の核になるので、じっくりと熟考したいと思います