のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

東京湾奥  オニカサゴ  その1  2019年1月5日(土)  表の本命、現れず

2019年01月28日 22時56分48秒 | 釣行記
2019年初。
平成最後の年の始めは、湾奥の老舗船宿、吉久のオニカサゴにエントリーしました。

いよいよ初の鬼狩りである。
楽しみである。
思えば、昨年秋から何度かオニカサゴにエントリーしたものの、
海況や船宿の都合でことごとく袖に振られ・・・。
年初からオニカサゴをスタートさせた吉久のプランにようやく乗ることができたのでした。

さて、当日は4:30に家を出て、6時前に現場着。
自分的には、驚異的に楽楽な朝でした。
思えば、最近は外房で朝4時集合みたいな釣りにずいぶんと慣れてしまったものです。
4時過ぎに家を出るなどというのは、ここ最近無かったもので。

吉久のお店の前の駐車場に車を入れ、受付します。
吉久では、係の人にエントリーしている(もしくは、予定の)釣り物を告げた上、
車には必ずキーを差したままにするよう、指示されます。
宿入り口のオニカサゴ船のボードを見ると、
すでに両舷でそれぞれ8名くらい埋まっていました。
やっぱり、新春のオニカサゴは、人気があるのだな。
と、感心しつつ外の駐車場に出てみると、なんとさらに車が増えて、
私の車もすでに店員によって別の場所に移動させられておりました。

船着場に行き、荷物をオニカサゴ船の自分がキープした釣り座に置きます。
が、隣とどの程度離して置けばよいのか分からない。
隣の人に挨拶して、聞いてみますが、やはりよく分からないらしい。
すこし、不安になってきました。
結局この日は片舷10名くらい入って、満席。
席は、左舷トモ3番目にしていたのですが、この判断が、この日の明暗を分けました。


6:50頃出船。
漁場は、東京湾口で、現着まで2時間以上かかりました。
爆走だったので、当然にキャビンで休憩待機。

この日は快晴で、うねりも少しありますが大して強くなし。
錘は120号。
50センチ片天秤に自作した二本針仕掛けを付け、
配られたサバ短(1.5×8センチくらいの小さなもの)と、
半割にしたタコベイトを付けて早速投入します。

この日のタックルは
竿:ダイワ ディープゾーンGS150-205
リール:プレイズ3000
電源:自前のバッテリー(12V、15Ah)
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)

竿は、オニカサゴ用に購入して半年近くも蔵で眠らせていた代物。
ようやくお披露目の機会を得ました。

水深は100メートルくらい。
底潮はそれほど無く、静かな感じ。
アタリも無し。
底上50センチくらいを流すつもりで竿を操作しますが、
船が舷側に傾くたび、錘が底を打ってしまう。
底に当たらないようにすると、少し高くなりすぎるか。
なかなか難しいです。

何度か操作して、アタリもないので、餌を確認しようと電動ON。

すると、上げてくる途中で竿先を叩く魚信が。
上げてみると、なんと25センチくらいのやや小型トラフグが掛かっていました。
まったくアタリが分からなかった。
船長曰く、裏本命とのことですが・・・・。
まあ、鬼ではないが、幸先良いです。
単純に、トラフグは初めてだったので嬉しい釣果でした。




ところが。

その後、肝心の鬼は、姿はおろか、魚信すらもなし。
左隣のベテラン師も、開始早々に1尾上げたものの、その後しばらく沈黙。
その一方、反対の右舷と、ミヨシ側でときどき歓声が上がる。

ベテラン師によると、左舷のトモ寄りはどうやらスカのようだ、とのこと。
(もっとも、当のベテラン師は最終的に3尾釣りあげ、2尾お持ち帰りになられたのだが)。

さらに、これに輪を掛けて大人数の中深場釣り恒例のフェスティバル大開催。
底潮が少しでもあると、船下にかき込まれて反対舷とお祭りするが、
ときに左右ともお祭り。
ひどいときには、船底のキールに引っかかっていた他の仕掛けに絡め取られ、
買ったばかりの天秤とスカリーのセットもボツに・・・。
おそらくは過去のお祭り騒ぎで犠牲になった仕掛け達が、
まるで船幽霊(註:「マンガ日本昔話」参照)の如く、
新たな犠牲者(仕掛け)を地獄に引きずり込んでいる様相・・・。
こりゃ新年早々、徒歩歩ですわ。

結局、朝一のトラフグ以降、アタリもなく(怪しいのはあったが・・・)。
14:20に沖上がり。
帰港は16:10頃。

この日の教訓:次回は、来るとしても平日にしよう・・・。

湾奥出船は、高速代も安く、朝も楽でよいのですが。
釣果を考慮するなら、やっぱり現地(南房あたり)に行くしかないか。
真夜中に家を出て、夜明け前に現地入りして・・・。